Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz CD & LP's

2006年07月23日 | Jazz
今日は朝からマイルス・デイヴィスばかり聴いておりまして、なかでも「Sketches of Spein」の"Solea"に痛く心が動いてこればっかり何度も聴いてしまいました。アランフェスばかりがスペインではなかったと今更ながら。ということで溜まってしまったJazz猟盤をまとめて。

1,Munich Concert/Miles Davis(Deluxe) 3CD 1,504円
昨年の12月頃だったでしょうか、タワー・レコードの店頭で3枚組にも拘わらず1,500円を切る低価格で販売されている!と一部で話題になったマイルスの88年7月のミュンヘン・ライヴです。私はタワーでは買い逃しやっとHMV通販で買いました。当然Bootだと思うのですがオフィシャルとなんら遜色の無いカバーのつくり、且つ高音質のもの。
リアルタイムではカムバック後のマイルスはまるで受け付けなかったのですが、ここ数年例の「聴け!」の影響もあって随分と聴くようになっております。そのキッカケが本盤でも演っているシンディー・ローパーのカバー"Time After Time"。この演奏を聴いてそうか、マイルスはこれを演りたかった訳ね、と目からウロコがポロリ。今では「We wants Miles」から「You're Under Arrest」までも愛聴しております。
で、本盤、本編も素晴らしいのですがオマケで入っている70年のワイト島のライヴがこれまた凄い。ロック・ファンにはお馴染みのアナログ2枚組でColumbiaから出ていたあのアルバムに入っていた音源の全長版(35分)です。

2,Parker-Davis-Konitz(Ozone) 1LP 300円
例のボリス・ローズのエア・チェック音源を使った懐かしのOzone盤。3人の共演かと思いきや、A面はパーカーのwith Stringsライヴ。B面はマイルスのバース・オブ・クール9重奏団のライヴでした。今ではオフィシャルでも出ている定番音源ですね。

Miles-Konitz-Parker

3,Tallgunner/Jimmy McGriff(Lester Radio Corp.) 1LP 1,300円
60年代にはジャズ・マナーの典型的なソウル・ジャズを演っていたオルガン奏者マクグリフの77年盤。さすがこの時代になるとフュージョン色が濃くなったサウンドとなっていますが流石に本質は変わらず真っ黒。凡百のフュージョン盤とは二味違います。今で云うレア・グルーヴそのもの。U.F.Oのジャケはご愛嬌。

TallUFO

4,Reese and The Smooth Ones/The Art Ensemble of Chicago(BYG) 1LP 980円
レスター・ボウイ、ジョセフ・ジャーマン、ロスコー・ミッチェル、マラカイ・フェイバースというシカゴA.A.C.M.の重鎮4人組、69年パリ録音のBYG盤。「苦悩の人々」なんて有名盤を思い出しますが正直云うとこの集団の音楽、私にはいまひとつピンと来ないまま今に至っております。

MMCM

5,Jazz Disque:BYG Records/V.A(BYG) 1LP 100円
70年代の初めころだったでしょうか、今は亡き東宝レコードが上記のアクチュエル・シリーズの他一連のBYGレーベルのアルバムを発売するにあたって1,000円で出したサンプラー盤です。
トレーンの”ネイマ”からセシル・テイラー、アンソニー・ブラクストンからウェス、モンク、ステファン・グラッペリまでを収録。このBYGのロゴが懐かしくなって思わず購入。

BYG

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