
1,Unreachable Station/Miles Davis (Mega Disc) 2CD 2,160円
1973年6月19日新宿厚生年金ホール公演をFM東京が放送用に録音したマスターが音源の2枚組CD。
知られるようにこの時の公演は「Black Satin」と題されたイマイチ霞のかかった音質のCDで先に発売されていて、私もこれを長らく聴いておりました(まったくの蛇足ですが、このCDはかの数寄屋橋ハンターでの私の最後のお買いものになったブツで、同店はこの1週間後その長い歴史に終止符を打ったのでした~10数年前の話です)。
今回入手したMega Disc盤は最近のものではなくもう10年くらい前にリリースされていたものなのですが、何故か縁がなく今頃になって初回プレスのGold CD盤に適価で出会ってやっと入手した次第。
ピート・コージー、レイジー・ルーカスの2本のギターにディヴ・リーブマン、マイケル・ヘンダーソン、アル・フォスターにムトゥーメを擁した屈強バンド期、この後のアガパン・バンドのヘヴィーさ、呪術的な暗さが無くその代わりの軽やかとも云える疾走感が感じられる演奏となっています。
今年の1月終わりに62歳の若さで亡くなられた中山康樹さんが著書「マイルスを聴け!」のこのCDの紹介の中ででこの公演で聴いたマイルスの音楽が自分の人生を決定づけたと熱く語っておられるのがとっても印象的です。

MILES DAVIS Unreachable Station part1
1973年6月19日新宿厚生年金ホール公演をFM東京が放送用に録音したマスターが音源の2枚組CD。
知られるようにこの時の公演は「Black Satin」と題されたイマイチ霞のかかった音質のCDで先に発売されていて、私もこれを長らく聴いておりました(まったくの蛇足ですが、このCDはかの数寄屋橋ハンターでの私の最後のお買いものになったブツで、同店はこの1週間後その長い歴史に終止符を打ったのでした~10数年前の話です)。
今回入手したMega Disc盤は最近のものではなくもう10年くらい前にリリースされていたものなのですが、何故か縁がなく今頃になって初回プレスのGold CD盤に適価で出会ってやっと入手した次第。
ピート・コージー、レイジー・ルーカスの2本のギターにディヴ・リーブマン、マイケル・ヘンダーソン、アル・フォスターにムトゥーメを擁した屈強バンド期、この後のアガパン・バンドのヘヴィーさ、呪術的な暗さが無くその代わりの軽やかとも云える疾走感が感じられる演奏となっています。
今年の1月終わりに62歳の若さで亡くなられた中山康樹さんが著書「マイルスを聴け!」のこのCDの紹介の中ででこの公演で聴いたマイルスの音楽が自分の人生を決定づけたと熱く語っておられるのがとっても印象的です。

MILES DAVIS Unreachable Station part1
この一年前に同じ厚生年金会館であったリターン トゥ フォーエバーには行っていたのに、このときのマイルスは何故かスルーしました、今もって何故スルーしたのか謎です(苦笑)