1,Volume 3/Sonny Boy Williamson (Document) 1CD 315円
サニー・ボーイ・ウイリアムスン1世ことジョン・リー・ウィリアムスン。1937年から1947年にBulebird/Victorに120曲余りの録音を残している戦前シティ・ブルースの代表格。
LPの時代はBlues Classicsの2枚のLPとかRCAからのビッグ・ジョー・ウィリアムスとのカップリングLPとかを聴いていたものですが、今ではその全録音をオーストリアのDocuentが録音順に5枚のCDにまとめております。
本盤はその3集目、1939年~1941年と丁度南部録音からシカゴ録音に変った頃を収めてあります。ウォルター・ディヴィス、ビッグ・ビル・ブルーンジー、ジョン・ディヴィス等をバックにそれ以前の南部録音に比べるとスマートになってシティ・ブルース然としてきた頃ですね。
全体のサウンドはスマートになったとは云え、口ごもるようなアクの強い唱法と肉声化したハープは強力無比。後のシカゴ・ブルースにつながるダウンホームさ加減。
Million Year Blues John Lee Curtis( Sonny Boy) Williamson
Sonny Boy - Harps of Angels, Pt 1
Sonny Boy - Harps of Angels, Pt 2
2,Two Sides of the Blues/James Cotton (Pilz) 1CD 105円
50年代はマディ・ウォーターズのバックを務め、70年代には独自のファンク・ブルースで時代を切り開いたハーピストがジェイムズ・コットン。
マディ時代は「At Newport 1960」がとても印象に残っています。70年代ものは何と云っても「Live & On the Move」、そのパワフルで切れ味抜群のファンク・ブルースは格別でした。
で、本盤。60年代後半のVerve盤「James Cotton Blues Band」からハープを吹いていない4曲、これはまるでボビー・ブランドを彷彿とさせるゴスペルっぽいブルース。5曲目からはポール・バターフィールド、ビリー・ボーイ・アーノルド、エルヴィン・ビショップ、ルーサー・タッカー、サム・レイ等が参加した1963年のセッションから。これはアナログ時代にRed LightninでLP化されていました。3人のハーピストが競演する"South Side Boogie"なんて珍品もありますが、比較的地味目のシカゴ・ダウンホーム・ブルースの趣。
1. Good Time Charlie
2. There Is Something on Your Mind
3. Turn on Your Lovelight
4. Jelly, Jelly
5. South Side Boogie
6. So, Glad I'm Living
7. Diggin' My Potatoes
8. V-8 Ford Blues
9. Polly Put the Kettle On
ということで、意図の良く判らない編集のCD。同内容でタイトル違いのものが数種あるようで版権もはっきりしない音源なのでしょう。購入盤もハーフ・オフィシャルの廉価盤だと思います。出来自体は悪くはないのものですが、コットンを聴くには他に聴くべきものが沢山ありますね。
サニー・ボーイ・ウイリアムスン1世ことジョン・リー・ウィリアムスン。1937年から1947年にBulebird/Victorに120曲余りの録音を残している戦前シティ・ブルースの代表格。
LPの時代はBlues Classicsの2枚のLPとかRCAからのビッグ・ジョー・ウィリアムスとのカップリングLPとかを聴いていたものですが、今ではその全録音をオーストリアのDocuentが録音順に5枚のCDにまとめております。
本盤はその3集目、1939年~1941年と丁度南部録音からシカゴ録音に変った頃を収めてあります。ウォルター・ディヴィス、ビッグ・ビル・ブルーンジー、ジョン・ディヴィス等をバックにそれ以前の南部録音に比べるとスマートになってシティ・ブルース然としてきた頃ですね。
全体のサウンドはスマートになったとは云え、口ごもるようなアクの強い唱法と肉声化したハープは強力無比。後のシカゴ・ブルースにつながるダウンホームさ加減。
Million Year Blues John Lee Curtis( Sonny Boy) Williamson
Sonny Boy - Harps of Angels, Pt 1
Sonny Boy - Harps of Angels, Pt 2
2,Two Sides of the Blues/James Cotton (Pilz) 1CD 105円
50年代はマディ・ウォーターズのバックを務め、70年代には独自のファンク・ブルースで時代を切り開いたハーピストがジェイムズ・コットン。
マディ時代は「At Newport 1960」がとても印象に残っています。70年代ものは何と云っても「Live & On the Move」、そのパワフルで切れ味抜群のファンク・ブルースは格別でした。
で、本盤。60年代後半のVerve盤「James Cotton Blues Band」からハープを吹いていない4曲、これはまるでボビー・ブランドを彷彿とさせるゴスペルっぽいブルース。5曲目からはポール・バターフィールド、ビリー・ボーイ・アーノルド、エルヴィン・ビショップ、ルーサー・タッカー、サム・レイ等が参加した1963年のセッションから。これはアナログ時代にRed LightninでLP化されていました。3人のハーピストが競演する"South Side Boogie"なんて珍品もありますが、比較的地味目のシカゴ・ダウンホーム・ブルースの趣。
1. Good Time Charlie
2. There Is Something on Your Mind
3. Turn on Your Lovelight
4. Jelly, Jelly
5. South Side Boogie
6. So, Glad I'm Living
7. Diggin' My Potatoes
8. V-8 Ford Blues
9. Polly Put the Kettle On
ということで、意図の良く判らない編集のCD。同内容でタイトル違いのものが数種あるようで版権もはっきりしない音源なのでしょう。購入盤もハーフ・オフィシャルの廉価盤だと思います。出来自体は悪くはないのものですが、コットンを聴くには他に聴くべきものが沢山ありますね。
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