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1,ブルース・ライヴ! スリーピー&ハミー・ミーツ・ジャパニーズ・ピープル/スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクソン (Trio) 1LP 525円
敢えて邦題表記としましたが、本盤、日本のブルースファンにはエポックメイキングなものだったはず。
1974年11月25日に幕を開けた「第一回ブルース・フェスティバル」、第一部がエイシスを従えたロバート・ジュニア・ロックウッド、第二部がこのスリーピー&ハミーという構成のコンサート。残念ながら私は見逃しております。
本盤は11月27日、28日の郵便貯金ホールでのその第二部を編集したもの。第一部のロバート・ジュニア&エイシスのほうは帰国直後に発売されたものの、こちらの第二部は再来日(これも憂歌団との共演でライヴ盤が出ていましたね)した1976年頃に発売された記憶があります。
このロバート・ジュニア盤とスリーピー&ハミー盤は当時ブルースを聴いていた方はほぼすべて買っていたのではと云ったら大袈裟でしょうか、まぁ、話題になったのは間違いないのですけど。
いつの間にか手元から消えていた本盤、久し振りに聴きました。当時は気がつかなかったのですが、この2人、結局ダンスを提供する音楽芸人なのではと。過酷な労働を終えた人々の唯一の癒し、酒と女と我を忘れて踊るダンス。ハミーがハープにジャグに熱演するスィンギーなナンバーを聴いていると本当にそう思います。
2,Working Man Blues/Sleepy John Estes (Acrobat) 1CD 504円
HMVで新品がこのお値段。よく判らない廉価レーベルからのCDですが、戦前のスリーピーが25曲も聴けるお買い得盤。
1929年から41年までにDecca、Victor/Blue Birdに50曲近くを残しているようですので、このお値段でその半数を聴けるわけです、更に廉価盤には珍しく曲毎のクレジットも付いており先ずは文句なし。
メンフィスのカントリー・ブルース~戦前のスリーピーをちょっとと思われた方にはオススメの一枚。
![Estes CD](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/07/6025b3e81fdc864b07dcc56f26662dc9.jpg)
3,Tough Times/Big Joe Williams (Arhoolie) 1LP 525円
入手盤は70年代半ば頃にTrioから出た日本盤です。
数あるビッグ・ジョーのコレクター・レーベル吹き込みの中でも1960年録音の本盤は名盤の誉れ高いもの。
これには強烈な思い出が。
多分この日本盤が出てそんなに時が経っていない頃だったと思うのですが、当時荻窪北口の青梅街道を越えた商店街の路地の2階に「グッドマン」という時にはライヴも見れるジャズ喫茶がありました。家が近いこともあって結構行っていた店なのですが、あるとき店を入ると本盤が鳴っていたのです、見るとお客はゼロ。お客がいないのをいいことに店には不釣合いなこんな盤を掛けていたのです。大音響で聴く本盤、それはそれは強烈でした、ギシギシとキシミを立ててかき鳴らされるビッグ・ジョー特製の9弦ギター、ツバが飛んできそうなダミ声のボーカル。
大音響で聴くそんなビッグ・ジョーのブルースには大袈裟に云うと唖然・呆然とさせられました。忘れられない体験です。
といいつつも本盤を手にすることは無く、今回はじめての入手。さすがに唖然・呆然とはなりませんが、自由きままなユニークな9弦ギターに力のこもったボーカルは素晴らしいです。
![Big Joe](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/11/2a5ac7e94c30130f1dd89d956c5ed0d0.jpg)
これがお手製の9弦ギターです。
![9Strings](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/3b/56b206ba96a338ab75d31b8a2299dd11.jpg)
敢えて邦題表記としましたが、本盤、日本のブルースファンにはエポックメイキングなものだったはず。
1974年11月25日に幕を開けた「第一回ブルース・フェスティバル」、第一部がエイシスを従えたロバート・ジュニア・ロックウッド、第二部がこのスリーピー&ハミーという構成のコンサート。残念ながら私は見逃しております。
本盤は11月27日、28日の郵便貯金ホールでのその第二部を編集したもの。第一部のロバート・ジュニア&エイシスのほうは帰国直後に発売されたものの、こちらの第二部は再来日(これも憂歌団との共演でライヴ盤が出ていましたね)した1976年頃に発売された記憶があります。
このロバート・ジュニア盤とスリーピー&ハミー盤は当時ブルースを聴いていた方はほぼすべて買っていたのではと云ったら大袈裟でしょうか、まぁ、話題になったのは間違いないのですけど。
いつの間にか手元から消えていた本盤、久し振りに聴きました。当時は気がつかなかったのですが、この2人、結局ダンスを提供する音楽芸人なのではと。過酷な労働を終えた人々の唯一の癒し、酒と女と我を忘れて踊るダンス。ハミーがハープにジャグに熱演するスィンギーなナンバーを聴いていると本当にそう思います。
2,Working Man Blues/Sleepy John Estes (Acrobat) 1CD 504円
HMVで新品がこのお値段。よく判らない廉価レーベルからのCDですが、戦前のスリーピーが25曲も聴けるお買い得盤。
1929年から41年までにDecca、Victor/Blue Birdに50曲近くを残しているようですので、このお値段でその半数を聴けるわけです、更に廉価盤には珍しく曲毎のクレジットも付いており先ずは文句なし。
メンフィスのカントリー・ブルース~戦前のスリーピーをちょっとと思われた方にはオススメの一枚。
![Estes CD](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/07/6025b3e81fdc864b07dcc56f26662dc9.jpg)
3,Tough Times/Big Joe Williams (Arhoolie) 1LP 525円
入手盤は70年代半ば頃にTrioから出た日本盤です。
数あるビッグ・ジョーのコレクター・レーベル吹き込みの中でも1960年録音の本盤は名盤の誉れ高いもの。
これには強烈な思い出が。
多分この日本盤が出てそんなに時が経っていない頃だったと思うのですが、当時荻窪北口の青梅街道を越えた商店街の路地の2階に「グッドマン」という時にはライヴも見れるジャズ喫茶がありました。家が近いこともあって結構行っていた店なのですが、あるとき店を入ると本盤が鳴っていたのです、見るとお客はゼロ。お客がいないのをいいことに店には不釣合いなこんな盤を掛けていたのです。大音響で聴く本盤、それはそれは強烈でした、ギシギシとキシミを立ててかき鳴らされるビッグ・ジョー特製の9弦ギター、ツバが飛んできそうなダミ声のボーカル。
大音響で聴くそんなビッグ・ジョーのブルースには大袈裟に云うと唖然・呆然とさせられました。忘れられない体験です。
といいつつも本盤を手にすることは無く、今回はじめての入手。さすがに唖然・呆然とはなりませんが、自由きままなユニークな9弦ギターに力のこもったボーカルは素晴らしいです。
![Big Joe](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/11/2a5ac7e94c30130f1dd89d956c5ed0d0.jpg)
これがお手製の9弦ギターです。
![9Strings](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/3b/56b206ba96a338ab75d31b8a2299dd11.jpg)
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