溜まっていたJazzの猟盤をまとめて。
1,Breezin' Along with The Breeze/Eddie Haywood(Mercury) 1,800円
いきなりイージー・リスニング・ピアノです。タイトル通り「風」をタイトルにした曲ばかりをストリングス・オケをバックに流麗に響くピアノ。戦前から活躍していた同名のジャズ・ピアニスト(ビリー・ホリデイのバックをやっていた)がいましたが、この人は写真からして(若すぎるので)別人なのでしょうか。よく判りません。
購入動機は一重にジャケット。そう、60'sクルマジャケにはまったく弱くてついつい手が出ます。因みにこのクルマはMercury、レーベルもMercury。
2,Town Hall Concert/Charlie Barnet(Columbia) 100円
白人サックス奏者チャーリー・バーネット率いるオーケーストラの1947年タウンホールでのライヴ録音。ホワイト・エリントンの異名があったとか。まぁ、そういう音楽です。ピアノが若き日のClaude Williamson。
3,All Alone/Mal Waldron(GTA) 350円
数あるマルのアルバムで一番聴いた曲はここに入っている"All Alone"かも。気がついたらいつの間にかウチのレコ棚から消えていたので再購入。CDで買わなければの一枚なんですが、76年にビクターから出たオリジ復刻盤が安かったので。
4,Montreux Ⅱ/Bill Evans(CTI) 100円
なんでこれがこの価格?イマイチ人気の無い盤だから? Verveのモントルーは人気ありますけど。そのVerve盤の翌年70年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ。まぁ、たしかにVerve盤と比べるとちょっと違うかなと。
5,Toshiko Mariano Quartet/Toshiko Mariano(Candid) 300円
マンディ満のお母さん、秋吉敏子の当時夫のチャーリー・マリアーノとのカルテットです。60年の録音。"Toshiko's Elegy" "Long Yellow Road"の2曲はなんともいいです。
6,At Golden Cirkeln/Bengt Hallberg(Metronome) 180円
クリスマス・バーゲンでの40%Off盤。勿論テイチク盤です。昔から人気のあるスェーデンのピアニストのトリオ盤。62年ストックホルムのゴールデン・サークルでのライヴ録音。うん、確かに快演。
7,Seven Standards 1985 Vol.1/Anthony Braxton(Magenta) 300円
この人がフリー・ジャズから離れてBopを初めて演奏したのがAmerica30からの"Donna Lee"ではなかったでしょうか、あれは70年頃か。その頃から比べると随分と既製曲の演奏がこなれてきた、というか自分の語法を身につけたという印象。その意味で本盤は面白かったです。この録音ももう20年も前のもの。その後のブラクストン先生はどのような活動を。ほんの少し興味あります。
8,Pendulum/David Liebman(Artisthouse) 500円
ランディ・ブレッカー、リッチー・バイラークを従えたデイヴ・リーブマン、78年ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤。うーっ、これフュージョン風演奏だと思い込んでいましたがストレイト・ジャズでした。
9,London Underground/Herbie Mann(Atlantic) 300円
ついにイギリスにまで飛んでセッションしてしまったハービー先生の74年盤。イギリス組のメンバーはAlbert Lee,Mick Taylor,Aynsley Dunbar,Ian McDonaldそれになぜかViolinのStephane Grappelliまで。で、演ってる曲がこれまた凄くて"Bitch" "Layla" "Mellow Yellow" "青い影" "Paper Sun" "You never give me your money"等々。ここまでいくと当時日本で誰が買ったんだろうと素朴な疑問が。ジャズ・ファンは当然敬遠しただろうし、ロック・ファンだって興味を覚えた人もいるだろうけど金を出してまで...ってとこではないでしょうか。で、実際の演奏もそれなりですから。まぁ、ハービー先生ならではというか面目躍如というか、そんな一枚です。
10,Comin' Through/Eddie Henderson(Capitol) 500円
新品バーゲン品。77年発売のものですが、本盤はここ最近に再発された重量盤。再発のターゲットはレア・グルーヴを追い掛けるクラブに通う若者なのでしょう。まぁ如何にもそんな人たちに愛好されるような広義フュージョン。
エディ・ヘンダーソンといえば私、71年頃のWBから出た"Realization" "Inside"の2枚がマイルスの二番煎じ的なところもあったものの忘れられなくて。
1,Breezin' Along with The Breeze/Eddie Haywood(Mercury) 1,800円
いきなりイージー・リスニング・ピアノです。タイトル通り「風」をタイトルにした曲ばかりをストリングス・オケをバックに流麗に響くピアノ。戦前から活躍していた同名のジャズ・ピアニスト(ビリー・ホリデイのバックをやっていた)がいましたが、この人は写真からして(若すぎるので)別人なのでしょうか。よく判りません。
購入動機は一重にジャケット。そう、60'sクルマジャケにはまったく弱くてついつい手が出ます。因みにこのクルマはMercury、レーベルもMercury。
2,Town Hall Concert/Charlie Barnet(Columbia) 100円
白人サックス奏者チャーリー・バーネット率いるオーケーストラの1947年タウンホールでのライヴ録音。ホワイト・エリントンの異名があったとか。まぁ、そういう音楽です。ピアノが若き日のClaude Williamson。
3,All Alone/Mal Waldron(GTA) 350円
数あるマルのアルバムで一番聴いた曲はここに入っている"All Alone"かも。気がついたらいつの間にかウチのレコ棚から消えていたので再購入。CDで買わなければの一枚なんですが、76年にビクターから出たオリジ復刻盤が安かったので。
4,Montreux Ⅱ/Bill Evans(CTI) 100円
なんでこれがこの価格?イマイチ人気の無い盤だから? Verveのモントルーは人気ありますけど。そのVerve盤の翌年70年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ。まぁ、たしかにVerve盤と比べるとちょっと違うかなと。
5,Toshiko Mariano Quartet/Toshiko Mariano(Candid) 300円
マンディ満のお母さん、秋吉敏子の当時夫のチャーリー・マリアーノとのカルテットです。60年の録音。"Toshiko's Elegy" "Long Yellow Road"の2曲はなんともいいです。
6,At Golden Cirkeln/Bengt Hallberg(Metronome) 180円
クリスマス・バーゲンでの40%Off盤。勿論テイチク盤です。昔から人気のあるスェーデンのピアニストのトリオ盤。62年ストックホルムのゴールデン・サークルでのライヴ録音。うん、確かに快演。
7,Seven Standards 1985 Vol.1/Anthony Braxton(Magenta) 300円
この人がフリー・ジャズから離れてBopを初めて演奏したのがAmerica30からの"Donna Lee"ではなかったでしょうか、あれは70年頃か。その頃から比べると随分と既製曲の演奏がこなれてきた、というか自分の語法を身につけたという印象。その意味で本盤は面白かったです。この録音ももう20年も前のもの。その後のブラクストン先生はどのような活動を。ほんの少し興味あります。
8,Pendulum/David Liebman(Artisthouse) 500円
ランディ・ブレッカー、リッチー・バイラークを従えたデイヴ・リーブマン、78年ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤。うーっ、これフュージョン風演奏だと思い込んでいましたがストレイト・ジャズでした。
9,London Underground/Herbie Mann(Atlantic) 300円
ついにイギリスにまで飛んでセッションしてしまったハービー先生の74年盤。イギリス組のメンバーはAlbert Lee,Mick Taylor,Aynsley Dunbar,Ian McDonaldそれになぜかViolinのStephane Grappelliまで。で、演ってる曲がこれまた凄くて"Bitch" "Layla" "Mellow Yellow" "青い影" "Paper Sun" "You never give me your money"等々。ここまでいくと当時日本で誰が買ったんだろうと素朴な疑問が。ジャズ・ファンは当然敬遠しただろうし、ロック・ファンだって興味を覚えた人もいるだろうけど金を出してまで...ってとこではないでしょうか。で、実際の演奏もそれなりですから。まぁ、ハービー先生ならではというか面目躍如というか、そんな一枚です。
10,Comin' Through/Eddie Henderson(Capitol) 500円
新品バーゲン品。77年発売のものですが、本盤はここ最近に再発された重量盤。再発のターゲットはレア・グルーヴを追い掛けるクラブに通う若者なのでしょう。まぁ如何にもそんな人たちに愛好されるような広義フュージョン。
エディ・ヘンダーソンといえば私、71年頃のWBから出た"Realization" "Inside"の2枚がマイルスの二番煎じ的なところもあったものの忘れられなくて。
正月ということで、
手持ちのは、ビクター音産の
MJ-7114 (定価1800円) です。
ジャケット上部の MAL WALDRON (pianist) と
MAL WA の間に、
MJ-7114 と GLOBE のロゴが入っています。
また、MAL WALDRON (pianist) と MAL WA は
すべて黒色です。
下部の MAL WALDRON の部分が ALL ALONE (赤字)
になっています。
なるほど、ジャケットは面白いです。
ジャズもお聴きになるのですね。
私が昔持ってたのもそれかもしれません。ジャケ裏が日本語解説じゃないですか?覚えておりませんが、そんなに違っていましたか。
60~70年代の日本盤って「何で変えたの?」って意図不明のデザイン変更が結構あってほんと面白いです。
そういえば"All Alone"は、"Quiet Temple"のタイトルで再演しているのがありました。日本でのライヴにも入っていたような気がします。でもやっぱ、本盤の演奏が一番いいですね。
その通りです。
立花実さん、という方が解説を書いておられます。
> そういえば"All Alone"は、"Quiet Temple"のタイトルで
そのことも、この解説で触れられています。
立花実さん、昔のスィング・ジャーナルとかライナーでよく名前を見た記憶が。硬派な評論家って印象があります。
ちょっと検索してみたらこんなのがありました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000071/card404.html
この本、その昔、図書館で借りた記憶が。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000143/card743.html
を連鎖反応してしまいました。
ついでに、
http://www.aozora.gr.jp/cards/000103/card540.html
もあります。(御存じでしたかも...)