このところBlue Note、Prestige、Riversideといったレーベルの超有名盤が1,100~1,500円で廉価発売されていますがあまりの有名盤の羅列にまったく触手は伸びず。
ところが、ところが、この今年の2月にビクター・エンターテイメントがかつて発売したCDを意匠はそのままに1,000円という価格で再発売した「1000Jazz」は凄い、凄い。90年代の後半に初CD化されちょっと前までは入手困難になっていたソウル・ジャズ系が多く含まれているし、その手だけでなくちょっと渋めのものがズラリ、いい仕事しています。ラインナップはこちらをご参照ください。
ということでゴッソリ買っちゃいました、ソウル・ジャズ系ばかり。そんな中でとりあえず3枚のオルガンものを。
1,Intoducing The Fabulous Trudy Pitts (Prestige)
Prestigeに残した4枚のリーダーものをすべてアナログ発売したP-Vine盤が記憶に新しいわけですが、これは彼女の67年録音の初リーダー作で93年に初CD化されていたものの再発。
他の3枚とはコンセプトがちょっと違っている盤でポピュラー曲を交え10曲も入っていて、ライナーにもありますがA&M/CTI路線を狙ったものなのでしょう。とは云え聴き応えは充分、何といってもPrestige制作ですから真っ黒です。2曲であのハスキー・ボーカルも聴けます。パット・マルティーノが入っていながらもソロがあまり聴けない&曲によってはアコギ使用というのはチト残念なところですか。
2,Professor Soul/Charles Kynard (Prestige)
オルガン・ジャズの魅力を最初に教えてくれたのはやっぱりジミー・スミス。ですがホントに魅せられたのはウン10年に偶然入手したこのチャールズ・カイナードのPrestige盤「Soul Brotherfood」。当時はその名も知らずサイド・メンのブルー・ミッチェル、グラント・グリーンの名だけで買ったのですが、このオルガンには惚れた、惚れた。実にメロディックでスィンギーでいながらも泥臭さ一杯。今でも時々引っ張り出しては聴いている愛聴盤。
で 本盤はカイナードがPrestigeに残した5枚のリーダー作の1枚目(68年録音)。唯一のギター、ドラムスのトリオ編成盤で上記2作目「Soul Brotherfood」以降はすべてホーンが加わっているのでカイナードのオルガンが一番満喫できるもの。
野性味まで加わった自由奔放でいてメロディックなカイナードがうねりまくり、文句なしのコテコテ盤。
3,Living Soul/Richard"Groove"Holmes (Prestige)
ニューヨークはハーレムにあったクラブ「カウント・ベイシーズ」で66年に録られたライヴ録音盤。
バックは当時レギュラーだったというジーン・エドワーズのギターとジョージ・ランドールのドラムス。タイトル「Living Soul」は伊達じゃない観客と一体となった高揚感はただ事じゃないです。興奮のるつぼ。まとわりつくようなぶっといベース・ラインが一段と興奮を煽ります。いやもう爆発度満点!クラクラしてきます。
ところが、ところが、この今年の2月にビクター・エンターテイメントがかつて発売したCDを意匠はそのままに1,000円という価格で再発売した「1000Jazz」は凄い、凄い。90年代の後半に初CD化されちょっと前までは入手困難になっていたソウル・ジャズ系が多く含まれているし、その手だけでなくちょっと渋めのものがズラリ、いい仕事しています。ラインナップはこちらをご参照ください。
ということでゴッソリ買っちゃいました、ソウル・ジャズ系ばかり。そんな中でとりあえず3枚のオルガンものを。
1,Intoducing The Fabulous Trudy Pitts (Prestige)
Prestigeに残した4枚のリーダーものをすべてアナログ発売したP-Vine盤が記憶に新しいわけですが、これは彼女の67年録音の初リーダー作で93年に初CD化されていたものの再発。
他の3枚とはコンセプトがちょっと違っている盤でポピュラー曲を交え10曲も入っていて、ライナーにもありますがA&M/CTI路線を狙ったものなのでしょう。とは云え聴き応えは充分、何といってもPrestige制作ですから真っ黒です。2曲であのハスキー・ボーカルも聴けます。パット・マルティーノが入っていながらもソロがあまり聴けない&曲によってはアコギ使用というのはチト残念なところですか。
2,Professor Soul/Charles Kynard (Prestige)
オルガン・ジャズの魅力を最初に教えてくれたのはやっぱりジミー・スミス。ですがホントに魅せられたのはウン10年に偶然入手したこのチャールズ・カイナードのPrestige盤「Soul Brotherfood」。当時はその名も知らずサイド・メンのブルー・ミッチェル、グラント・グリーンの名だけで買ったのですが、このオルガンには惚れた、惚れた。実にメロディックでスィンギーでいながらも泥臭さ一杯。今でも時々引っ張り出しては聴いている愛聴盤。
で 本盤はカイナードがPrestigeに残した5枚のリーダー作の1枚目(68年録音)。唯一のギター、ドラムスのトリオ編成盤で上記2作目「Soul Brotherfood」以降はすべてホーンが加わっているのでカイナードのオルガンが一番満喫できるもの。
野性味まで加わった自由奔放でいてメロディックなカイナードがうねりまくり、文句なしのコテコテ盤。
3,Living Soul/Richard"Groove"Holmes (Prestige)
ニューヨークはハーレムにあったクラブ「カウント・ベイシーズ」で66年に録られたライヴ録音盤。
バックは当時レギュラーだったというジーン・エドワーズのギターとジョージ・ランドールのドラムス。タイトル「Living Soul」は伊達じゃない観客と一体となった高揚感はただ事じゃないです。興奮のるつぼ。まとわりつくようなぶっといベース・ラインが一段と興奮を煽ります。いやもう爆発度満点!クラクラしてきます。
ジミースミスは別にして、このあたりのオルガンジャズは一時アナログ再発ラッシュの時に聴いた程度で、あまり知りません。
Jahkingさんお勧めのチャールズ・カイナード聴いてみようと思います。
ところでリンクはってもよろしいでしょうか?
普段CD屋さんでジャズの日本盤CD棚を見ることなんてまずないのでこんなのが出ていたのを知ったのは恥ずかしながら最近なんです。この手の2線級(?)のCDはすぐ廃盤になっちゃうので勢いに乗って10数枚買ってしまいました(苦笑)
>オルガンジャズは一時アナログ再発ラッシュ.....
レキシントンのPrestigeシリーズですね、あれは私もほとんど買いました。そのとき買ったブーガルー・ジョー・ジョーンズなんて聴き狂ったものです。
リンクの件、こちらこそよろしくお願いします。当方もはらせていただきます。