Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

俺と悪魔のブルーズ

2014年07月31日 | ノンジャンル
はい、今回は趣向を変えて漫画本です。ロバート・ジョンソンをモチーフにしたものにて見逃せず、取り上げてみました。


1,俺と悪魔のブルーズ Vol.1 - Vol.4/平本アキラ 1,200円
講談社の発行の「月刊アフタヌーン」にて、2004年2月号から2008年4月号まで連載されたもので、入手したのははその単行本4冊。

この本、ご存知の方は何を今更とお思いでしょうが、当方、ここ数十年漫画とはとんとご無沙汰/無縁でして、この4冊セットが渋谷DUの書籍コーナーに並んでいるのを見て初めてその存在を知った次第です。

まぁ、例のColumbiaが全音源を発掘しまとめたボックスセットが出て以来、あまりの知名度急上昇/過大評価にロバート・ジョンソンの音楽と云うよりその逸話ばかりが独り歩きをしてしまって、それを題材にした小説や映画が一時期大流行りだった時期がありました。この漫画もそんな時期に書かれたものと思われことさら新鮮味には欠けるのですが、やはりロバート・ジョンソンのということであれば見逃すことはできませんね(今更で気恥ずかしいばかりなり、ですが)。

まだざっとしか読んでいませんが、主人公R.Jがクロスロードで悪魔と取引をして真のブルースを手に入れブルースマンとしてその名を上げていく、そんな中ギャングのクライド・バロー(俺たちに明日はない、だ!)と知りあい様々な事件に巻き込まれていくといった映画クロスロードと俺たちに明日はないを合体させたようなストリー。ただ、連載が中断し物語は単行本のこの4巻目で未完のまま、だそう。

と、まぁ、そんなブルースファンは一応気になる漫画、ブックオフを覗いてみたら何と108円で書棚に発見、友人にプレゼントすべく、これも購入。もし、この本に興味を持たれたらブックオフのコミックス棚の講談社アフタヌーンの項をチェックしてみてください、運が良ければ108円でいけます。

定価は悪魔の数字に因んで税抜き666円! これが安いのか高いのかは判りませんが、なんともやってくれますね。
平本アキラ


"Me and my devil's blues" by Robert Johnson


Robert Johnson- Crossroad


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