1,Gil Fuller And Monterey Jazz Festival Orchestra Featuring Dizzy Gillespie (World Pacific) 1LP 514円
1940年代のバップ時代ディジー・ガレスピー楽団の番頭格だったギル・フラーがかつての親分をフューチャーしたオーケストラを率いて録音した一作。
その名の通り1965年のモンタレージャズフェスティバルに出演するために特別編成されたオーケストラで、フェスティヴァルでのライヴ録音ではなくその出演前にスタジオでジックリ作られたもの。
先ずは目を引く"Groovin' High" "Things Are Here(Things To Come)"というガレスピーがかつて率いたバップ・オーケストラの十八番曲。が、それらを含めて予想されたバップ・オーケストラというより見事なモダン・ビッグ・バンドとなっていて、通常のオーケストラ編成にフレンチ・ホルンを４人入れた編成がよりユニークさを高めたものになっています。まるで埋もれたアルバムですが、思いのほか楽しめて満足な一枚でした。
Side A
A1 Man From Monterey
A2 Angel City
A3 The Shadow Of Your Smile
A4 Groovin' High
Side B
B1 Be's That Way
B2 Big Sur
B3 Moontide
B4 Things Are Here
Dizzy Gillespie & James Moody with Gil Fuller - Big Sur 1965
2,Cathexis/Denny Zeitlin (Columbia) 1LP 514円
精神科医としての一面も持つ知性派ピアニスト、デニー・ザイトリンのファースト・アルバム。かつてトライデントのライヴ盤を取り上げたときに色々書いているので概ね略ですが、このファースト・アルバムからしてもう素晴らしい確信に満ちたピアノを聴かせてくれます。
昨今の廉価CDブームでこれも1,000円で出ているのですね。因みにこのザイトリンの初録音であるフルートのジェレミー・スタイグのファースト・アルバム「Flute Fever」も同じシリーズで出ています。ここで聴けるザイトリンも素晴らしかった記憶があります。
Side A
1. Repeat
2. I-Thou
3. Stonehenge
4. Soon
5. Nica's Tempo
Side B
1. Cathexis
2. 'Round Midnight
3. Little Children
4. Blue Phoenix
Denny Zeitlin- Piano
Cecil McBee - Bass
Frederick Waits – Drums
Recorded in N.Y. 1964
Denny Zeitlin - 'Round Midnight
Denny Zeitlin - Blue Phoenix
3,Paris Concert/Gerry Mulligan (Pacific Jazz) 1LP 648円
1954年6月1日にパリのPleyel Hallでのライヴ録音。
54年の録音の割には随分とモダンなジャケット・デザインになっていますが、それもそのはず、今回購入盤は66年にリリースされたLiberty傘下に入ったPacific Jazzからの新装再発盤です。オリジナル・デザインは下に貼ったYoutubeで使われているフランス国旗を元にしたもの。ただ、原盤制作はフランスのVogueのようです。
当時のレギュラー・バンド、バルブトロンボーンのボブ・ブルックマイヤーとのピアノレス・カルテットでの演奏。軽やかでいながらも熱気のある演奏、このカルテットの代表作でしょう。
Side A
A1. Come Out Wherever You Are
A2 Five Brothers
A3 Laura
A4 Love Me Or Leave Me
A5 Utter Chaos
Side B
B1 Bernie's Tune
B2 Walkin' Shoes
B3 Moonlight In Vermont
B4 The Lady Is A Tramp
B5 Utter Chaos
Gerry Mulligan (bs)
Bob Brookmeyer (v-tb)
Red Mitchell (b)
Frank Isola (ds)
Gerry Mulligan Quartet at the Salle Pleyel - Walkin' Shoes
Gerry Mulligan Quartet at the Salle Pleyel - Love Me or Leave Me
1940年代のバップ時代ディジー・ガレスピー楽団の番頭格だったギル・フラーがかつての親分をフューチャーしたオーケストラを率いて録音した一作。
その名の通り1965年のモンタレージャズフェスティバルに出演するために特別編成されたオーケストラで、フェスティヴァルでのライヴ録音ではなくその出演前にスタジオでジックリ作られたもの。
先ずは目を引く"Groovin' High" "Things Are Here(Things To Come)"というガレスピーがかつて率いたバップ・オーケストラの十八番曲。が、それらを含めて予想されたバップ・オーケストラというより見事なモダン・ビッグ・バンドとなっていて、通常のオーケストラ編成にフレンチ・ホルンを４人入れた編成がよりユニークさを高めたものになっています。まるで埋もれたアルバムですが、思いのほか楽しめて満足な一枚でした。
Side A
A1 Man From Monterey
A2 Angel City
A3 The Shadow Of Your Smile
A4 Groovin' High
Side B
B1 Be's That Way
B2 Big Sur
B3 Moontide
B4 Things Are Here
Dizzy Gillespie & James Moody with Gil Fuller - Big Sur 1965
2,Cathexis/Denny Zeitlin (Columbia) 1LP 514円
精神科医としての一面も持つ知性派ピアニスト、デニー・ザイトリンのファースト・アルバム。かつてトライデントのライヴ盤を取り上げたときに色々書いているので概ね略ですが、このファースト・アルバムからしてもう素晴らしい確信に満ちたピアノを聴かせてくれます。
昨今の廉価CDブームでこれも1,000円で出ているのですね。因みにこのザイトリンの初録音であるフルートのジェレミー・スタイグのファースト・アルバム「Flute Fever」も同じシリーズで出ています。ここで聴けるザイトリンも素晴らしかった記憶があります。
Side A
1. Repeat
2. I-Thou
3. Stonehenge
4. Soon
5. Nica's Tempo
Side B
1. Cathexis
2. 'Round Midnight
3. Little Children
4. Blue Phoenix
Denny Zeitlin- Piano
Cecil McBee - Bass
Frederick Waits – Drums
Recorded in N.Y. 1964
Denny Zeitlin - 'Round Midnight
Denny Zeitlin - Blue Phoenix
3,Paris Concert/Gerry Mulligan (Pacific Jazz) 1LP 648円
1954年6月1日にパリのPleyel Hallでのライヴ録音。
54年の録音の割には随分とモダンなジャケット・デザインになっていますが、それもそのはず、今回購入盤は66年にリリースされたLiberty傘下に入ったPacific Jazzからの新装再発盤です。オリジナル・デザインは下に貼ったYoutubeで使われているフランス国旗を元にしたもの。ただ、原盤制作はフランスのVogueのようです。
当時のレギュラー・バンド、バルブトロンボーンのボブ・ブルックマイヤーとのピアノレス・カルテットでの演奏。軽やかでいながらも熱気のある演奏、このカルテットの代表作でしょう。
Side A
A1. Come Out Wherever You Are
A2 Five Brothers
A3 Laura
A4 Love Me Or Leave Me
A5 Utter Chaos
Side B
B1 Bernie's Tune
B2 Walkin' Shoes
B3 Moonlight In Vermont
B4 The Lady Is A Tramp
B5 Utter Chaos
Gerry Mulligan (bs)
Bob Brookmeyer (v-tb)
Red Mitchell (b)
Frank Isola (ds)
Gerry Mulligan Quartet at the Salle Pleyel - Walkin' Shoes
Gerry Mulligan Quartet at the Salle Pleyel - Love Me or Leave Me
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