Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Miles Davis - Paul Chambers

2010年08月31日 | Jazz
1,Steamin'/Miles Davis (Prestige) 1LP 300円
今はどうだか知りませんが、かつてはジャズ聴き始めの頃の必聴盤に挙げられたのがこのマイルス・クインテットの1956年5月と10月にPrestigeに録音された25曲=通称マラソン・セッションを収めた4枚のアルバムでした。その4枚のアルバムはすべて現在進行形「ing」のタイトルとなっていて..........てなことを書いているだけで気恥ずかしくなるほどの超有名盤ですね。

私の好みは「Relaxin'」「Cookin'」「Workin'」そして今回購入の「Steamin'」の順、因みに同クインテットでColumbiaに録音した「Round About Midnight」は次点で最後尾は通称小川のマイルスの「Miles」となります。

ということで、この「Steamin'」現在進行形タイトルシリーズの中では一番馴染みの薄かったものですが、1曲目の"飾りのついた四輪馬車"だけは耳たこ。今回本当に久し振りに聴いてみるとコルトレーンを抜いてマイルスがワンホーンで吹く2曲のバラード(3,6)が沁みました。

1. Surrey With The Fringe On Top
2. Salt Peanuts
3. Something I Dreamed Last Night
4. Diane
5. Well, You Needn't
6. When I Fall In Love

Miles Davis - Trumpet
John Coltrane - Tenor saxophone
Red Garland - Piano
Paul Chambers - Bass
Philly Joe Jones - drums

Amazonを見ていたらPrestige録音もこんなのとかこんなのとか、アホみたいな廉価なセットが出ているのですね。

Miles Davis Quintet - When I Fall In Love








2,Go/Paul Chambers (Vee Jay) 1LP 300円
これもかつてコンプリート・セッションのCDを買った次点で処分していたLP。やっぱりこのジャケットはLPでないと.....ということで買ったもの。
上記マイルス・クインテットのベーシスト、ポール・チェンバースの59年盤。2曲目"Just Friends"でスタジオに居合わせた女性が思わず「ケリー!」と叫んでしまう声が入っているほどウィントン・ケリーの名演をも聴ける盤。

信号ジャケットというとマイルスの「Walkin'」が有名ですが、私はこっち派で昔から大好きなジャケット。これはオリジナルのモノラル盤が欲しいところ。Chess/Checker/ArgoとかこのVeeJayで幾多の傑作ジャケットを残している写真家Don Bronsteinのデザイン。

Paul Chambers b
Julian Aderley as
Freddie Hubbard tp
Wynton Kelly p
Jimmy Cobb, Philly Joe Jones dr

Go


Just Friends


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2 コメント

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Original? (Gravenites)
2010-08-31 22:06:29
もしかしてこのアルバム、プレスティッジのオリジナル盤(黄色と黒でNYアドレス)でこの値段ですか?もしそうなら大変なことです。

あるいはファンタジーからのOCJシリーズの再発とか?

ちょっと気になるのでご確認のほどを。
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Unknown (Jahking@管理人)
2010-09-01 02:10:27
すいません、書き忘れておりました。購入盤は70年代に出た日本ビクター盤です。オリジナル盤だとこれの軽く100倍はするのでしょうね
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