
1,same/Jaklin (Walhalla) 1CD 740円
このJaklinという名とジャケットからどんな音を想像されるでしょう? 私は以前からジャケだけは記憶がありヨーロッパのポップ歌手物だと思っておりました。
今回入手のCDにはトレイに「British Blues Power」なるコピーが。へぇー、ブルースねぇ...と半信半疑で買ってみた次第。
1曲目はアレクシス・コーナーとかの流れを組むトラッド解釈のブルース。聴き進むと一転、サイケ風味のブルージーなハードロック、初期クリームやTYAのブルース曲を思わせるもの、4ビートのジャズ・ロック、最後はヘヴィ・ロック解釈の"Cat Fish Blues"と、アンダーグラウンド臭たっぷりな深くダークな世界に。要は70年前後のあの時代のロンドン・クラブ・シーンの裏側を覗けるようなアンダーグラウンド・ヘヴィー・ブルースロック。
メンバーはJaklinのギター・ボーカルにTommy Eyreのピアノ、Andy Raeのベース、John Pearsonのドラムス。Tommy Eyreはエインズリー・ダンバーのリタリエイションとかブルー・ホウェール、ジューシー・ルーシー、マーク-アーモンド等々に参加していたミュージシャンズ・ミュージシャン。本盤でもこのTommy氏のピアノはかなりの比重を。ベースとドラムスもそれなりのキャリアのある人達のようで手堅い演奏をしています。
トニー・マクフィーのグランド・ホッグス、エインズリー・ダンバーのリタリエイションあたりがお好きなブリティッシュ・ブルース好きの方には一聴をオススメします。正直、私は結構ハマりました、本盤。
2,Not Foolish Not Wise/Keef Hartley Band (Castle-Sanctuary) 1CD 1,890円
キーフ・ハートリーについてはこちらでちょこっと書いていますので繰り返しませんが偉大なブリティッシュ・ドラマーですね。
本盤は録音クレジット等が何の無いのですが、ライヴとスタジオの発掘音源を編集したアルバムのようです。
ブラスを入れた大型バンドですが、BS&Tとかシカゴとかとは基本が違います、アチラはアタマでやった所謂ブラス・ロック・バンド、こっちはカラダでやったブラスも入れたR&Bバンド(偏見承知で書いてます 笑)。ここがいいんですよね、私、大好き。
何曲かのライブ・テイクで聴けるミラー・アンダーソンの素晴らしいギターとスティーブ・マリオットを思わせる激唱ボーカル、コレにブラスのリフが津波のように押し寄せて...ってこれがこのバンドの真骨頂。このCDではこれがたっぷり聴けます。
ですが、ここまでミラー・アンダーソンが存在感を見せ付けると親分も形無しだったのでしょう、親分とミラー氏の確執はふくらみ、この後ミラー氏は脱退してしまうという経緯があります、どこの世界も組織運営は大変だったりするわけですね。

このJaklinという名とジャケットからどんな音を想像されるでしょう? 私は以前からジャケだけは記憶がありヨーロッパのポップ歌手物だと思っておりました。
今回入手のCDにはトレイに「British Blues Power」なるコピーが。へぇー、ブルースねぇ...と半信半疑で買ってみた次第。
1曲目はアレクシス・コーナーとかの流れを組むトラッド解釈のブルース。聴き進むと一転、サイケ風味のブルージーなハードロック、初期クリームやTYAのブルース曲を思わせるもの、4ビートのジャズ・ロック、最後はヘヴィ・ロック解釈の"Cat Fish Blues"と、アンダーグラウンド臭たっぷりな深くダークな世界に。要は70年前後のあの時代のロンドン・クラブ・シーンの裏側を覗けるようなアンダーグラウンド・ヘヴィー・ブルースロック。
メンバーはJaklinのギター・ボーカルにTommy Eyreのピアノ、Andy Raeのベース、John Pearsonのドラムス。Tommy Eyreはエインズリー・ダンバーのリタリエイションとかブルー・ホウェール、ジューシー・ルーシー、マーク-アーモンド等々に参加していたミュージシャンズ・ミュージシャン。本盤でもこのTommy氏のピアノはかなりの比重を。ベースとドラムスもそれなりのキャリアのある人達のようで手堅い演奏をしています。
トニー・マクフィーのグランド・ホッグス、エインズリー・ダンバーのリタリエイションあたりがお好きなブリティッシュ・ブルース好きの方には一聴をオススメします。正直、私は結構ハマりました、本盤。
2,Not Foolish Not Wise/Keef Hartley Band (Castle-Sanctuary) 1CD 1,890円
キーフ・ハートリーについてはこちらでちょこっと書いていますので繰り返しませんが偉大なブリティッシュ・ドラマーですね。
本盤は録音クレジット等が何の無いのですが、ライヴとスタジオの発掘音源を編集したアルバムのようです。
ブラスを入れた大型バンドですが、BS&Tとかシカゴとかとは基本が違います、アチラはアタマでやった所謂ブラス・ロック・バンド、こっちはカラダでやったブラスも入れたR&Bバンド(偏見承知で書いてます 笑)。ここがいいんですよね、私、大好き。
何曲かのライブ・テイクで聴けるミラー・アンダーソンの素晴らしいギターとスティーブ・マリオットを思わせる激唱ボーカル、コレにブラスのリフが津波のように押し寄せて...ってこれがこのバンドの真骨頂。このCDではこれがたっぷり聴けます。
ですが、ここまでミラー・アンダーソンが存在感を見せ付けると親分も形無しだったのでしょう、親分とミラー氏の確執はふくらみ、この後ミラー氏は脱退してしまうという経緯があります、どこの世界も組織運営は大変だったりするわけですね。

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