Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

「愛」

2014年11月25日 | Eric Burdon (& the Animals)
1,Love Is/Eric Burdon & the Animals (Polydor) 2LP 300円
御茶ノ水は聖橋前のDUにてドイツPolydorからのミント盤がこんな値で打ち捨てられていました、再発盤とは云え何んでまた....。すかさず救済。
忘れもしない68年当時日本グラモフォンから出た日本盤の邦題は「愛」。これまでで一番聴いていて、これをあの時点で聴いていなかったらその後の人生は変わっていた、そんな私にとっての究極の一枚がこのアルバム。これ以上何も申せません。

Love Is


"River Deep, Mountain High" Eric Burdon & The Animals 1968



The Animals - Gemini









2,アニマルズ・グレイテスト・ヒッツ/エリック・バードンとアニマルズ (MGM) 7" EP 100円
あるいはかつてこのブログにも載せていたかも。100円なのでの救済盤。
Side A
1,朝日のあたる家
2,孤独の叫び
Side B
1,悲しき願い
2,炎の恋

英Columbia録音の"朝日のあたる家" "悲しき願い"、英Decca録音の"孤独の叫び" "炎の恋"、こんなカップリングが実現したのは米MGMがその発売全権を得たから。それを記念し68年11月にMGMの発売権を持つ日本グラモフォンがリリースした4曲入りのEPです。更にこれらにMGM録音曲まで入れたベスト盤LPが同時期に出ていてそれはこちらで取り上げております。

Best Animals








3,朝日のあたる家 b/w ブーン・ブーン/ジ・アニマルズ (Odeon) 45's
アナログ時代なんども意匠を変えてレーベルも変えて再発を繰り返されていたこの曲。本盤は「ロックン・ロールの金字塔、何といってもこれが本命!」とのキャッチコピーからすると、フリジト・ピンクが70年に同曲をヒットさせたのを受けての再発ではないかと思われます。因みに上掲EP盤にはショートエディット・ヴァージョン、このシングルにはオリジナル・ヴァージョンが入っていした。
尚、オリジナル・シングルのカップリング曲は"トーキン・アバウト・ユー"でした。


rising sun

コメント (6)    この記事についてブログを書く
« エビル・ウェイズ | トップ | 夢のマリナー号 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uni)
2014-11-25 08:47:40
まだまだ良い時代のアニマルズですね。
演奏も凝ってますね。
返信する
ANIMALS & FRIENDS (Jahking@管理人)
2014-11-25 09:16:01
uniさん
アニマルズというと、またぞろこんなアニマルズ&フレンズなるバンドがスティーヴ・クロッパーと共に先月から英国を中心に回っていて一部で話題になっています。
https://agmp.ticketabc.com/events/steve-cropper/

実体はオリジナルドラマーのジョン・スティールとアラン・プライスが抜け後釜のディヴ・ロウベリーが加入するわずかな期間だけ在籍(あくまでサポートメンバーだったはず)したミッキー・ギャラガーの二人が中心になったバンド。このバンドがジョンが在籍していた初期のアニマルズナンバーを演奏するのです、運よく先月録られたライヴ音源を聴くことができましたが、ボーカルがほんのりエリックに似てはいるものの当たり前ながら遠く及ばずで完全な名前だけのアニマルズです。ヒルトン・ヴァレンタインもまだ現役活動中なので合体すればとも思いますが長年のしがらみがあるのでしょうね。

しかし、なんでまたスティーヴ・クロッパーはこんなバンドとツアーしているのでしょうね、不思議です。2008年にもやっていたらしいのですが。
返信する
Unknown (uni)
2014-11-25 09:53:30
やはり杵柄ですかね。
元気なロック有名人がバンドを超えて(仕方なく笑)
ツアーで回っているのでしょうかね。
殆ど70歳超え 
バンドが元気の秘訣かもしれませんね。
返信する
Re:Unknown (jahking)
2014-11-26 06:36:33
杵柄というのは確かですが、一度スポットライトを浴びると…ってのも。しかしジョン氏は65年にアニマルズを抜けてから表だっての活動は再編成時くらいしか無かったはず。今に至って積年の思いを一気に放出しているのかも。
返信する
Love Is.... (Gravenites)
2014-11-26 07:24:52
このアルバムのメンバーはあの「話題の」1968年の来日時の連中ですね。

ちょっと資料が手元にないのですが、クリエーションの竹田和夫さんが、まだビッキーズでディスコで演奏していたら、同じビルにある別のディスコに当時日本では考えられないPA機材やアンプが運び込まれ、誰かと思ったらそのアニマルズ用だったらしいです。そこで彼等が実際演奏したかはインタビューでは言ってなかったですが。

ちなみにこのアルバムで印象に残るのは"Love Somebody"とアンディ・サマーズとジョン・ワイダーの甲乙つけ難いギターの絡みが素晴らしい"Gemini"です。これもアルバムが出先にいるので手元にないので不確かですが....

この1967~1968年はほぼこの同じ顔ぶれで、すごいアルバムをどんどん製作していました。1964年頃の「朝日の~」のもいいですが、やはりこの2年間の彼等のエネルギーと創造性は信じられません。

エリック・バードンと他のメンバーの面子も実力者だらけですね。再結成なら彼等にやってもらいたいです。
返信する
New Animals (Jahking@管理人)
2014-11-26 09:12:16
>Graさん
竹田さんのその機材の話は私も読みました、武田さんはとってもご記憶の良い方のようで60年代当時の話はびっくりするものばかりですね、最近では大瀧さんが亡くなった時にFBだったかBlogだったかで書かれていた大瀧さんとの交流録にはこれまたビックリの連続でした。

エリックが云うところのニュー・アニマルズのGraさん仰るエネルギーと創造性の創出はどんなバンドにも負けないものをもっていたと思います。それが顕著に現れたのが「Everyone of Us」と「Love Is」、この2枚にかかわった来日時の5人にヴィック・ブリッグス、ダニー・マッカロッチを加えた7人は真にクリエイティヴなミュージシャンでした。今更ですが、このメンバーで何故もう少し活動継続できなかったのか、とっても惜しいですね。
返信する

コメントを投稿