1,She likes to Boogie Real Low/Lightnin' & The Buddies (P-Vine) 1CD 840円
永井博氏によるこのジャケット、素晴らしいですね一発で惚れました。
P-Vine編集による50年代のAce録音を集めたコンピレーション。発売は93年。
ライトニン・ホプキンスの54年吹き込み2曲でスタート、目玉は次のフランキー・リー・シムズの57年録音の8曲。リー・シムズはこの録音の前の53年にSpecialtyに吹き込んだ一連の作品が「Lucy Mae Blues」としてLP化されていますが、断然こっちのAce録音のほうが素晴らしいです。派手な叩きつけるようなギターにラフなボーカル、このロッキン・ブルースは一度聴いたら忘れられないもの、ベストはこのCDのタイトルにもなった"She likes to Boogie Real Low"。この曲についてはこちらでもちょこっと触れましたが、とにかく昔から大好きな曲。初めて聴いたのは75年頃にオンエアされていた中村とうよう氏のラジオ番組「イレブン・サーティー・ブルース」で。エア・チェックしたカセットをそれこそ擦り切れるほど聴いたものです。
その他は上記リー・シムスのセッションにドラマーとして参加しているマーシー・ベイビーの4曲にブルース・バラーディアーのチャールズ・ブラウンの3曲を収録。
2,It Serves You Right to Suffer/John Lee Hooker (Universal Special Products) 1CD 869円
Amazonで何故かこんな価格であったので思わずクリックしたもの。原盤は1966年のImpulse。コルトレーンをはじめとしてImpulseの諸作はちゃんとImpulseレーベルを使ってCD化されているのに、これは悲しいかなそれはなし。
Impulseですからプロデュースは当然ボブ・シール、バックはボブ・ガルブレイス、パナマ・フランシス、ミルト・ヒントンといったジャズ畑。こんなことで長らく聴かず嫌いだったものですが、さすがジョン・リー翁。そんなのは殆ど関係なかった。いつものジョン・リー。ただやはりバックとの相性はやや苦しい部分も。
3,Dark and Dreary/Elmore James (Univers) 2CD 1,050円
Akarmaと同じドイツのComet Recordsの傘下レーベルから出ているエルモア・ジェイムズの1951~54年の録音を集めた2枚組。
1枚目は51年トランペットでの初レコード"Dust My Broom"から54年のミーティア、フレアー、モダーン録音から26曲。2枚目も基本的には同じですが、アウトテイクをゴッソリ。かつてP-Vineが3枚組の箱物で出していた「Classic Early Recordings 1951-1956」の縮小版ですね。
よって内容はもう保証付き。これ聴かなきゃブルースもなにもないでしょ、というもの。
4,Key to The Highway/Freddy King (Del Rock) 1CD 200円
聞いたことのないレーベルからのCD(所謂キオスクCD?)ですが、中身は71年~73年のレオン・ラッセルが主宰したシェルターでの3枚のアルバムから編集したもの。
これらが出た当時はロックっぽくてなんだかなぁと思っておりましたが、今聴けば曲によっては辛いのがあったりしますがフレディのギターとボーカルはさすがの出来。ただ、やっぱりキング/フィデラル時代に比べる(比べちゃイケナイとは思いつつも.....)と重みがないというか流れてしまうなぁというのが率直な感想。
永井博氏によるこのジャケット、素晴らしいですね一発で惚れました。
P-Vine編集による50年代のAce録音を集めたコンピレーション。発売は93年。
ライトニン・ホプキンスの54年吹き込み2曲でスタート、目玉は次のフランキー・リー・シムズの57年録音の8曲。リー・シムズはこの録音の前の53年にSpecialtyに吹き込んだ一連の作品が「Lucy Mae Blues」としてLP化されていますが、断然こっちのAce録音のほうが素晴らしいです。派手な叩きつけるようなギターにラフなボーカル、このロッキン・ブルースは一度聴いたら忘れられないもの、ベストはこのCDのタイトルにもなった"She likes to Boogie Real Low"。この曲についてはこちらでもちょこっと触れましたが、とにかく昔から大好きな曲。初めて聴いたのは75年頃にオンエアされていた中村とうよう氏のラジオ番組「イレブン・サーティー・ブルース」で。エア・チェックしたカセットをそれこそ擦り切れるほど聴いたものです。
その他は上記リー・シムスのセッションにドラマーとして参加しているマーシー・ベイビーの4曲にブルース・バラーディアーのチャールズ・ブラウンの3曲を収録。
2,It Serves You Right to Suffer/John Lee Hooker (Universal Special Products) 1CD 869円
Amazonで何故かこんな価格であったので思わずクリックしたもの。原盤は1966年のImpulse。コルトレーンをはじめとしてImpulseの諸作はちゃんとImpulseレーベルを使ってCD化されているのに、これは悲しいかなそれはなし。
Impulseですからプロデュースは当然ボブ・シール、バックはボブ・ガルブレイス、パナマ・フランシス、ミルト・ヒントンといったジャズ畑。こんなことで長らく聴かず嫌いだったものですが、さすがジョン・リー翁。そんなのは殆ど関係なかった。いつものジョン・リー。ただやはりバックとの相性はやや苦しい部分も。
3,Dark and Dreary/Elmore James (Univers) 2CD 1,050円
Akarmaと同じドイツのComet Recordsの傘下レーベルから出ているエルモア・ジェイムズの1951~54年の録音を集めた2枚組。
1枚目は51年トランペットでの初レコード"Dust My Broom"から54年のミーティア、フレアー、モダーン録音から26曲。2枚目も基本的には同じですが、アウトテイクをゴッソリ。かつてP-Vineが3枚組の箱物で出していた「Classic Early Recordings 1951-1956」の縮小版ですね。
よって内容はもう保証付き。これ聴かなきゃブルースもなにもないでしょ、というもの。
4,Key to The Highway/Freddy King (Del Rock) 1CD 200円
聞いたことのないレーベルからのCD(所謂キオスクCD?)ですが、中身は71年~73年のレオン・ラッセルが主宰したシェルターでの3枚のアルバムから編集したもの。
これらが出た当時はロックっぽくてなんだかなぁと思っておりましたが、今聴けば曲によっては辛いのがあったりしますがフレディのギターとボーカルはさすがの出来。ただ、やっぱりキング/フィデラル時代に比べる(比べちゃイケナイとは思いつつも.....)と重みがないというか流れてしまうなぁというのが率直な感想。
ゼッッピンのライトニンですね。いいジャケ。
ブルースど素人の私ですが、ライトニンは別格。
バンドスコアのギターパートとベースパートを一小節づつ繰り返し弾いているような雰囲気がたまりません。
ここから入ったせいか楽器なしのボーカルは
味気ないのです。
フレディー最高!NO1king
う~ん、上手いこと仰る!
ライトニンは私の中でも別格です。この人相当な頑固ものだったのでしょうね、物凄い数の録音を残しながらも駄作なんて無いですから。どこをとってもいつものあのライトニン。
中でもこのCD入っているFederalからの買取でAceからでたという54年録音はホント震えるほど素晴らしいです。
>uniさん
フレディ・キングお好きなんでしたね。
B.B.、アルバートより10歳近く若いってこともあるのでしょうが、この人が一番柔軟な活動していましたね。
この人聴くといつもクラプトンを思い浮かべます、クラプトンも本当に好きだったのでしょう。クラプトンに限らずスタン・ウェブとかあの時代のイギリスのブルース系ギタリストに一番影響を与えたのはこのフレディでしょうね。あの突っ込み具合が最高なギターですからギタリストが憧れるのはよーくわかります。