Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Eric Von Scmidt

2013年04月16日 | Country,Bluegrass,Folk Song
1,Living on the Trail/Eric Von Schmidt (Tomato) 1CD 600円
ボストンはケンブリッジ周辺で50年代から活動していたフォーク・シンガー、エリック・フォン・シュミット。私のような70年代からSSW系を聴きだしたものには72年にPoppyから出ていた「2nd Right 3rd Row」がそのユニークなジャケットデザインもあって先ずは思い出します。ポール・バターフィールド、ボビー・チャールズ、リック・ダンコ、エイモス・ギャレット、ガース・ハドソン、ジェフ・マルダー、マリア・マルダー等々所謂当時ウッドストック系といわれた人たちがこぞって参加しバックアップをした心温まる一枚でした。

で 本盤。71年当時に録音されていたもののお蔵入りになっていて本CDで初めて陽の目を見たものと。参加メンバーがほぼ同じでウッドストックのベアズヴィル・スタジオの録音、更にはプロデュースもあのボーダーラインのジム・ルーニーと同じなので「2nd Right 3rd Row」と同じ時、若しくはその前後の録音でしょう。これだけの名うてののバックが付いてもエリック翁はマイペースそのもの、時に叫び時にふざけ、時に美声でアカペラシンギング、時にコメディアンの如く。その名うての方々もさりげなく本領発揮、エイモス・ギャレットの珍しいスライド・ギター、ポール・バターフィールドの暖かい生ハープ(残念ながら1曲だけですが)、さりげなく寄り添うマリア・マルダーのバックアップボーカル等々、あくまで主役はエリック翁ですが素晴らしいバックアップ振りにも都度耳が行ってしまいます。
1. Living On The Trail
2. Envy The Thief
3. Lost In The Woods
4. Thunder Heads Keep Rollin'
5. The Carpenter's Boy (Icarus)
6. Lightning, They Say
7. Joshua Gone Barbados
8. Stick To Rum
9. Stewball
10. Fast Acne


スライドギターがエイモス・ギャレット、ハーモニカがポール・バターフィールド、ベースがビリー・リッチ、ドラムスがクライヴ・パーカー。
Eric von Schmidt : Envy The Thief



こちらがアルバム「2nd Right 3rd Row」
Eric Von Schmidt - Turtle Beach

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