Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Groundshaker 1971 - 1972

2018年08月25日 | 60's,70's Rock
1,same/Groundshaker (Red Lounge) 1LP 890円
前回取り上げたGreylock Mansionと同時に入手したこれまた新古盤。
西海岸出身で主にLAからベイエリアで活動をしていたというハードロック/ヘヴィ・サイケ・バンドの発掘盤。2007年にドイツのレーベルから出たもののようでLPは500枚限定、CDもボートラを入れて出ているようです。入手したのはLP。

ウルフマン・ジャックが所有していたハリウッドの the Paramount Studiosとthe Satellite Studiosで1971年から72年にかけて録音された音源の音盤化。このデモ録音だけで当時は公式リリースは無かったのかな? プロダクションされていないサウンドだからこその面白さが一杯の音源。
ギター、ベース、ドラムスにボーカル、いずれも中々の強者揃いで曲展開も面白く有体のハードロックバンドと一味違うかなと云う印象。
特に耳を引いたのは"Got Those Blues"。そもそもギタリストがかなりジミヘン・チックなギターを弾くのですがこの曲なんかはジミの「Cry of Love」にでも入っていそうなジミ風リフを持ったかっこいい曲。上手くは無いのですがそこかしこにコーラスにも入れているのも個性。全体的に至極暑苦しいヘヴィなロックなわけですが、一服の清涼剤がアコギ弾き語りの"Fly"。例えが悪いのは承知で云うと外道のファーストアルバムの最後に入っている加納秀人氏の弾き語り"やさしい裏切りを"を思い起こしました。

昨日取り上げたGreylock Mansion共々70's初頭のアメリカのアンダーグラウンドシーンの深さを感じさせてくれる一枚でした。

Side A
A1 On My Way
A2 World That's Tight
A3 Things
A4 Leavin'
Side B
B1 Got Those Blues
B2 Fly
B3 Abaseal
B4 Hearts & Flowers


Groundshaker - 1971 - On My Way



Groundshaker - World That's Tight (US 1972)



Groundshaker-Got Those Blues(1972)



Groundshaker - Fly



Groundshaker - Groundshaker 1971 (FULL ALBUM) [Hard Rock | Psychedelic]

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