1,Preflyte/The Byrds (Together) 1LP 890円
バーズが65年にColumbiaからデビューする前にワールド・パシフィック・スタジオでレコーディングされた音源を集めたアルバム。Together Recordsから1969年にリリースされた本盤がこの音源の初出となったものです。以後Columbiaがジャケットを変えて再発、CDの時代になってからは各国がジャケットを変えて再発、1998年にはRhinoが「In the Beginning」のタイトルで新たな未発表音源をリリース、それらをまとめる形で2001年にSundazedが「The Preflyte Sessions」を2枚組CDでリリース、更には「Preflyte Plus」「Complete」と題されたデモからジーン・クラーク、デヴィッド・クロスビーのソロ録音まで加えたCDまで出ていて、今や、何が何だか状態だったりします。
ということで、Columbiaデビュー以前音源の初お披露目となった本盤、これまたかつて相応な値でボロ盤を買っていたのですが、ピンピンに綺麗なのがこんな安価(現在の何が何だが状態の再発状況の賜物?)で見付かりホイホイ買ってまいりました。
若さと希望に満ちたバーズの習作、フォークロックの萌芽、これはこれで素晴らしいです。
The Byrds - The Airport Song
The Byrds: "For Me Again"
The Byrds - Preflyte (Full Album)
2,Full Circle/Ian & Sylvia (MGM) 1LP 650円
1962年から在籍していたVanguardを離れMGMに移籍して2枚目になるイアン&シルヴィアの68年盤。
同時期にVanguardからリリースされた「Nashville」(MGMに移籍するにあたりゴタゴタがあったらしい)ともどもフォーク(ロック)からカントリー(ロック)への移行期の作品で録音はナッシュヴィル、デビッド・リー、フレッド・カーターを初めとする現地のミュージシャンがバックを務めています。ここでもディランのカバーが1曲。この後Great Speckled Birdを結成、よりカントリーロックを深めることに。
Side A
A1 Here's To You
A2 I Learned From Leah
A3 Woman's World
A4 Mr. Spoons
A5 Shinbone Alley
A6 Please Think
Side B
B1 Stories He'd Tell
B2 Jickson Johnson
B3 Tears Of Rage
B4 The Minstral
Tears Of Rage - Ian And Sylvia (1970)
バーズが65年にColumbiaからデビューする前にワールド・パシフィック・スタジオでレコーディングされた音源を集めたアルバム。Together Recordsから1969年にリリースされた本盤がこの音源の初出となったものです。以後Columbiaがジャケットを変えて再発、CDの時代になってからは各国がジャケットを変えて再発、1998年にはRhinoが「In the Beginning」のタイトルで新たな未発表音源をリリース、それらをまとめる形で2001年にSundazedが「The Preflyte Sessions」を2枚組CDでリリース、更には「Preflyte Plus」「Complete」と題されたデモからジーン・クラーク、デヴィッド・クロスビーのソロ録音まで加えたCDまで出ていて、今や、何が何だか状態だったりします。
ということで、Columbiaデビュー以前音源の初お披露目となった本盤、これまたかつて相応な値でボロ盤を買っていたのですが、ピンピンに綺麗なのがこんな安価(現在の何が何だが状態の再発状況の賜物?)で見付かりホイホイ買ってまいりました。
若さと希望に満ちたバーズの習作、フォークロックの萌芽、これはこれで素晴らしいです。
The Byrds - The Airport Song
The Byrds: "For Me Again"
The Byrds - Preflyte (Full Album)
2,Full Circle/Ian & Sylvia (MGM) 1LP 650円
1962年から在籍していたVanguardを離れMGMに移籍して2枚目になるイアン&シルヴィアの68年盤。
同時期にVanguardからリリースされた「Nashville」(MGMに移籍するにあたりゴタゴタがあったらしい)ともどもフォーク(ロック)からカントリー(ロック)への移行期の作品で録音はナッシュヴィル、デビッド・リー、フレッド・カーターを初めとする現地のミュージシャンがバックを務めています。ここでもディランのカバーが1曲。この後Great Speckled Birdを結成、よりカントリーロックを深めることに。
Side A
A1 Here's To You
A2 I Learned From Leah
A3 Woman's World
A4 Mr. Spoons
A5 Shinbone Alley
A6 Please Think
Side B
B1 Stories He'd Tell
B2 Jickson Johnson
B3 Tears Of Rage
B4 The Minstral
Tears Of Rage - Ian And Sylvia (1970)
イアン&シルヴィアは、やっぱりGreat Speckled Birdでしょうが、この2人のものは何でも好き。ナチュラルにずれていくようなボーカルといい、合ってるのかどうかわからないようなコーラスといい、無条件に聞きほれてしまいます。デュオ名義では中でもこのFull CircleとNashvilleがよくターンテーブルにのります。
IanとSylviaはGreat Speckled Birdで入った方なのか意外にも結構ファンの方がいるようですね。私は初めて好きになったのがVanguard時代の「Early Morning Rain」なのでフォーク時代に結局は落ち着くのですが今回聴いた「Full Circle」も結構気に入っております。
何度も書いていますが、イアン・タイソンが2015年に80歳を超えて出した「Carnero Vaquero」、流石に衰えはありますが素晴らしいアルバムだと思います。