と云うことで、オーティス・レディングです。新春からバタバタしていて未だにお買い染めが出来ていない中、こんなのを引っ張り出して聴いております。
Otis Redding Sings Soul (Atlantic) 1969
1969年に日本グラモフォンからリリースされた日本盤。65年に「Otis Blue : Otis Redding Sings Soul」という似たタイトルのアルバムがありますが、内容はまったく違いジャケットデザインも含めて日本独自盤です。
詳細なライナーは桜井ユタカさん、よって選曲も氏でしょう、カバー曲を中心にそれまで日本発売が無かった曲で構成されています。ヒット曲にとらわれない結構渋いカバー曲が続くのですが、今更ながら何を歌っても自分のものにしてして歌いきってしまうオーティスの歌唱にはひれ伏すしかありません。そんなことがあらためてよく分かる粋な選曲です、こんなのを69年に出してしまう慧眼にも驚きます。
A1 | You Send Me | |
A2 | I Want To Thank You | |
A3 | Its Too Late | |
A4 | Rock Me Baby | |
A5 | Down In The Valley | |
A6 | Chain Gang | |
B1 | Scratch My Back | |
B2 | 634-5789 | |
B3 | Treat Her Right | |
B4 | Cigarettes And Coffee | |
B5 | Ton Of Joy | |
B6 | I'm Sick Y'all |
The Best of Otis Redding (Atlantic)
で、こちらも同じ1969年にリリースされた日本グラモフォン盤。タイトル通り当時の最新ヒット"Dock of the Bay"を1曲目に置いたベリーベスト盤。上掲盤とはチト違うお茶目っぽいオーティスのイラストが素晴らしく持ってて嬉しいオーティス盤。
Otis Redding 634 5789
Otis Redding 634 5789
I'm Sick Y'all - Otis Redding
Otis Redding - I Want To Thank You
私はイラストの3枚組ベストでした。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/84b87651a73578ee2afb9c146d4e0843
素晴らしいコンピでした。
ジャケットのイラストレーターの名前が出てこないので悶々としています。「槌」という字が入っていましたかね?違うかも?
皆さん仰るようにここ最近のレコの高騰ぶりには驚くばかりで、手も足も出ないんじゃないかと思いましたが、昨年ANTIから出たLevon Helmの遺作、Mavis Staplesとの『Carry Me Home』の2枚組アナログ未開封品が2000円から200円割引で入手できたのはまぁまぁの買い物かな。
正直大外れもない代わり、新鮮な感動は望めないかなと思ったんですが、いやいや何回もグッと来ちゃいました。
他には、ラテン・ピアニスト、アレンジャーのJavier Vasquez1974年Alegre盤のCDなど購入してのお買い初めでした。
ラテン、ブラジル音楽はまったくの門外漢にて何も申せません、悪しからず(笑)