1,Mose Alive!/Mose Allison (Atlantic) 1LP 650円
1965年10月カリフォルニアはハーモサビーチの「ライト・ハウス」に出演したモーズ・アリスン・トリオを捉えたライヴ盤。ブルー・チアー、カクタス等々でお馴染み"Parchman Farm"、ジョニー・リヴァースでも知られる"Sevebth Son"といったアリソンのアタリ曲から"Baby Please Don't Go"、"That's Alright"、"Fool's Paradise"といった有名ブルース曲まで、アリソンの日常的なライヴ活動を録ったものではないでしょうか。
恐らくレギュラーメンバーのスタン・ギルバートのベースにメル・リーのドラムスを従えてリラックスしたクラブ・ライヴそのもの。
Side A
A1 Smashed
A2 Seventh Son
A3 Fool's Paradise
A4 I Love The Life I Live
A5 Since I Fell For You
A6 Love For Sale
Side B
B1 Baby Please Don't Go
B2 That's Alright
B3 Parchman Farm
B4 Tell Me Somethin'
B5 The Chaser
Mose Allison – Mose Alive!
2,Western Man/Mose Allison (Atlantic) 1LP 650円
で こちらはチャック・レイニーにビリー・コブハムという猛者を引き連れての1971年スタジオ録音盤。アリソン氏もピアノのみならず当時大流行したフェンダー・ローズ・ピアノやサンラのスペースオルガンのようなピアノを弾いています。デューク・エリントンの"Do Nothing Till You Hear From Me"ともう1曲を除いて全曲自作で固めた意欲作。当時ドリームスに在籍し直後にはマハビシュヌ・オーケストラに加入することのなるビリー・コブハムのドラムスの感覚が、従来のジャズ一辺倒ドラマーの感覚と全く違う新しいものなので全体の躍動感が過去の作品とは違ったものものになっているところが聴きものですね。
Side A
A1 If You Only Knew
A2 How Much Truth
A3 Benidiction
A4 Night Club
A5 Do Nothing Till You Hear From Me
A6 Mountains
Side B
B1 Western Man
B2 Ask Me Nice
B3 Tell Me Something
B4 If You've Got The Money I've Got The Time
B5 Meadows
Mose Allison - Western Man (1971)
Mose Allison - If You Only Knew
1965年10月カリフォルニアはハーモサビーチの「ライト・ハウス」に出演したモーズ・アリスン・トリオを捉えたライヴ盤。ブルー・チアー、カクタス等々でお馴染み"Parchman Farm"、ジョニー・リヴァースでも知られる"Sevebth Son"といったアリソンのアタリ曲から"Baby Please Don't Go"、"That's Alright"、"Fool's Paradise"といった有名ブルース曲まで、アリソンの日常的なライヴ活動を録ったものではないでしょうか。
恐らくレギュラーメンバーのスタン・ギルバートのベースにメル・リーのドラムスを従えてリラックスしたクラブ・ライヴそのもの。
Side A
A1 Smashed
A2 Seventh Son
A3 Fool's Paradise
A4 I Love The Life I Live
A5 Since I Fell For You
A6 Love For Sale
Side B
B1 Baby Please Don't Go
B2 That's Alright
B3 Parchman Farm
B4 Tell Me Somethin'
B5 The Chaser
Mose Allison – Mose Alive!
2,Western Man/Mose Allison (Atlantic) 1LP 650円
で こちらはチャック・レイニーにビリー・コブハムという猛者を引き連れての1971年スタジオ録音盤。アリソン氏もピアノのみならず当時大流行したフェンダー・ローズ・ピアノやサンラのスペースオルガンのようなピアノを弾いています。デューク・エリントンの"Do Nothing Till You Hear From Me"ともう1曲を除いて全曲自作で固めた意欲作。当時ドリームスに在籍し直後にはマハビシュヌ・オーケストラに加入することのなるビリー・コブハムのドラムスの感覚が、従来のジャズ一辺倒ドラマーの感覚と全く違う新しいものなので全体の躍動感が過去の作品とは違ったものものになっているところが聴きものですね。
Side A
A1 If You Only Knew
A2 How Much Truth
A3 Benidiction
A4 Night Club
A5 Do Nothing Till You Hear From Me
A6 Mountains
Side B
B1 Western Man
B2 Ask Me Nice
B3 Tell Me Something
B4 If You've Got The Money I've Got The Time
B5 Meadows
Mose Allison - Western Man (1971)
Mose Allison - If You Only Knew
改めてカバーした人たちの選曲センスとアレンジセンスに脱帽です。
ただ、聴きなれるとこの軽妙洒脱な弾き語りが結構ハマってくるのですね。後期のヴァン・モリソンとの共演作とか聴くと何故にそこまでロックミュージシャンからリスペクトを受けるのかおぼろげながら見えてきたりします。
https://www.youtube.com/watch?v=kIXhBGIFNJc
二枚目のアルバムは聞き込むほどに味があります。
普段はピアノ・トリオが多いですが、"Hello Universe"のようなオーケストラをバックにしたのも彼の歌唱の力量を示している作品です。
尊敬者も多いですが、ザ・フーのピート・タウンゼントも彼のアルバムのライナー・ノートを書いていました。
60年代から活動しているアーティスト、とりわけ英国人に信奉者多いのが興味深いところです。黒人ブルースマン信奉と一脈通ずるところがあるような気がしますが、どうなのでしょう。
ただ個性の強いピアノなので、同じ白人でもビル・エバンズのような流暢さや流れるようなスィング間とはかけ離れたごつごつしたところがあるので昔からあまりファンがつかないのかもしれません。日本でもレコードはリアルタイムでは発売されていないはずです。やはりロックやモッズの連中を通じて知ったリスナーが多いかと思います。
彼はジャズ・クラブでやる時は、パーティのホストのように一人づつあいさつをして回ります。
個性があって、オリジナリティを持ち、かつインテリジェンスを感じさせる人です。
ジャック・ブルースがダブル・ベースでバックを付けたことがありました。
今回の2枚のアルバムも醒めたスィング感を秘めた作品です。
ジャック・ブルースとビリー・コブハムがサポートしたモントルーでのライヴ録音、聴いてみたいですね。