![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2e/162b9f67992c2372274eff52f1b23878.jpg)
1,ザ・ディランⅡ BOX (Bellwood) 3CD 2,980円
ベルウッドに残した3枚のアルバムをスリップ・ケースに入れて2004年にリリースされたもの。
「悲しみの街/オリジナル・ザ・ディラン」(74年4月25日リリース)
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ/ザ・ディランⅡ」(74年9月25日リリース)
「時は過ぎて~ザ・ディランⅡライヴ」(75年5月10日リリース)
このベルウッドからの3枚はこのボックスが出た後、2007年にディスク・ユニオンが販売で噛んで出した「ベルウッド35周年オリジナル・ジャケット・コレクション」で紙ジャケCDとなって再びCD化されています。
ご存知の通り、ザ・ディランⅡは、大塚まさじと永井ようのデュオで、レコード・デビュー以前のオリジナル・ザ・ディラン時代には西岡恭蔵が時々サポートに加わって楽曲提供をしていたグループ。
で このザ・ディランⅡはキング・レコード傘下のBellwoodレーベルからこの3枚のアルバムを出す以前にURCで「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」「セカンド」の2枚のアルバムをリリースしており、結局71年から74年(74年11月解散ライヴを収めた「時は過ぎて」は解散後のリリース)の4年間で計5枚のアルバムを残したことになります。
今までこのブログでもこちらとかこちらとかこちらとかで何回も登場しているリアル・タイムで追っかけていた最愛のグループのひとつ。当時足繁く通っていた「西荻Loft」でURCの2枚のアルバムに貰ったサインは宝物。
で この3枚ですが、ベルウッドに移籍した時点でロック~ファンキー・ソウル志向が強くなっていた大塚まさじとあくまでアコースティック・サウンドにこだわっていた永井ようは解散を決めていたといいます。そう聞くとザ・ディラン同窓会の「オリジナル・ザ・ディラン」、大塚まさじのサウンド志向がモロに出たファンキー路線の「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」、そして原点回帰デュオでの解散コンサートのライヴと続く3枚の流れはそんな裏話を知る由も無い当時はしっくり来なかったのですが、今にして思えば必然であったかと思います。
その後トム・ウェイツを彷彿とさせるジャージーな音楽性まで取り込んでいくことになる大塚まさじの「うた」、あくまでアコースティック・ギターに拘り続けた永井ようの情感溢れる「ギター」、サウンドは様々と変われども結局は解散コンサートのライヴ、これこそが「ザ・ディランⅡ」ではなかったと久し振りに5枚のアルバムを聴いて思ってしまいました。
![ディランⅡ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ae/f76702d98fe45e3f8253517d96b9b4e2.jpg)
![ディランⅡ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d8/92272125d7221b9a8ad0c24622960411.jpg)
ベルウッドに残した3枚のアルバムをスリップ・ケースに入れて2004年にリリースされたもの。
「悲しみの街/オリジナル・ザ・ディラン」(74年4月25日リリース)
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ/ザ・ディランⅡ」(74年9月25日リリース)
「時は過ぎて~ザ・ディランⅡライヴ」(75年5月10日リリース)
このベルウッドからの3枚はこのボックスが出た後、2007年にディスク・ユニオンが販売で噛んで出した「ベルウッド35周年オリジナル・ジャケット・コレクション」で紙ジャケCDとなって再びCD化されています。
ご存知の通り、ザ・ディランⅡは、大塚まさじと永井ようのデュオで、レコード・デビュー以前のオリジナル・ザ・ディラン時代には西岡恭蔵が時々サポートに加わって楽曲提供をしていたグループ。
で このザ・ディランⅡはキング・レコード傘下のBellwoodレーベルからこの3枚のアルバムを出す以前にURCで「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」「セカンド」の2枚のアルバムをリリースしており、結局71年から74年(74年11月解散ライヴを収めた「時は過ぎて」は解散後のリリース)の4年間で計5枚のアルバムを残したことになります。
今までこのブログでもこちらとかこちらとかこちらとかで何回も登場しているリアル・タイムで追っかけていた最愛のグループのひとつ。当時足繁く通っていた「西荻Loft」でURCの2枚のアルバムに貰ったサインは宝物。
で この3枚ですが、ベルウッドに移籍した時点でロック~ファンキー・ソウル志向が強くなっていた大塚まさじとあくまでアコースティック・サウンドにこだわっていた永井ようは解散を決めていたといいます。そう聞くとザ・ディラン同窓会の「オリジナル・ザ・ディラン」、大塚まさじのサウンド志向がモロに出たファンキー路線の「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」、そして原点回帰デュオでの解散コンサートのライヴと続く3枚の流れはそんな裏話を知る由も無い当時はしっくり来なかったのですが、今にして思えば必然であったかと思います。
その後トム・ウェイツを彷彿とさせるジャージーな音楽性まで取り込んでいくことになる大塚まさじの「うた」、あくまでアコースティック・ギターに拘り続けた永井ようの情感溢れる「ギター」、サウンドは様々と変われども結局は解散コンサートのライヴ、これこそが「ザ・ディランⅡ」ではなかったと久し振りに5枚のアルバムを聴いて思ってしまいました。
![ディランⅡ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e3/3154c791b2f53561177ba50a612d1064.jpg)
![ディランⅡ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ae/f76702d98fe45e3f8253517d96b9b4e2.jpg)
![ディランⅡ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d8/92272125d7221b9a8ad0c24622960411.jpg)
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