
1,Love Live:Whiskey A Go-Go 1978 (Friday Music) 1CD 2,277円
音源的には貴重でも音質に難があるこれがよもやCD化されるとは思ってもいなかったので昨年暮れにリリースのニュースを見たときにはびっくり。早速予約したものの中々届かずどーしたのかと思っていた矢先やっと到着。見れば2009年1月のリマスターとクレジットがあり、つい先月まで制作に掛かっていたというホカホカ盤でした。
元々は1982年にRhinoからピクチャー・ディスクでリリースされていたもの(同時期にRhinoはヤードバーズのインタビューものとかタートルズの「Surfer Dan」とかのピクチャー盤を出していましたね)。
アーサー・リー率いるラヴは、1968年に名盤と謳われるサード・アルバム「Forever Change」をリリースした後に大幅にメンバーを入れ替え、同時にアーサー・リーのワンマン化が加速しそのサウンドもロック色を強めたものに変化していきます。
その「Forever Change」をリリースした10年後の1978年、そのアルバムまでのカラフルで優美幽玄なサウンドを支えたギタリスト、ブライアン・マクリーンが一時的に復帰しミニ・ツアーを実施、本盤はそのWhiskey A Go-Goでのライヴを収めたものです。
1,Alone Again Or
2,Andmoreagain
3,Old Man
4,Keep On Shining
5,7 & 7 Is
6,Signed D.C.
7,Good Times
8,Singing Cowboy
9,My Little Red (Book Bonus Track)
10,Orange Skies (Bonus Track)
Arthur Lee (vo,g)
Brian Maclean (vo,g)
John Sterling (lead g)
Kim Kesterson (b)
George Suranovich (ds)
Recorded at the Whisky A Go-Go Oct.20,1978
いきなり3曲続けて「Forever Change」からの選曲、1,3,がブライアン・マクリーン作、"Old Man"ではリード・ボーカルも取っています。 続いてLoveといえばこれという"7&7 is" "Signed D.C."が来て4thアルバム「For Sale」から2曲。ここでLPは終わりだったのですが、ボーナスで追加が2曲入っているのですがこれが強力でLoveを語るにははずせない逸品曲、デビュー・シングル曲"My Little Red Book"、そして私がLoveにはまるキッカケとなったブライアン・マクリーン作の名曲"Orange Skies"。いやもうこの追加は実に嬉しいもの。
アーサーとブライアン以外の共演メンバーですがドラムスのGeorge Suranovichは69~70年にLoveのメンバーだった人、リードギターのJohn Sterlingは70年代から90年代にかけてエリック・バードンの片腕として長らく活動していた人。Loveと同じL.A.出身の人だった思うのでそんな関係からの参加でしょうか。実はドラムスのGeorge SuranovichもベースのKim KestersonもJohn Sterlingと共に70年代にはエリック・バードンのバンドに居た人、ということでこのリユニオンLoveを仕切ったのはJohn Sterlingかもしれませんね。
冒頭にも書いたとおり、この音源は残念ながらオーディエンス録音でかなり辛い音質(更に観客が大騒ぎ)。アナログ盤はこれが更に音質が落ちるピクチャー・ディスクだったのでかなり想像力を働かせなければ....というものでした。今回CD化にあたってリマスターが施されていて元に比べればかなり聴きやすくなっています。但し、元が元なのでブートを聴きなれている人にはOKというところです。
オリジナルのLPと共に撮ってみました。CD化にあたってジャケット・デザインは何故に変更しなかったのでしょう? これじゃ、芸が無さ過ぎ!
音源的には貴重でも音質に難があるこれがよもやCD化されるとは思ってもいなかったので昨年暮れにリリースのニュースを見たときにはびっくり。早速予約したものの中々届かずどーしたのかと思っていた矢先やっと到着。見れば2009年1月のリマスターとクレジットがあり、つい先月まで制作に掛かっていたというホカホカ盤でした。
元々は1982年にRhinoからピクチャー・ディスクでリリースされていたもの(同時期にRhinoはヤードバーズのインタビューものとかタートルズの「Surfer Dan」とかのピクチャー盤を出していましたね)。
アーサー・リー率いるラヴは、1968年に名盤と謳われるサード・アルバム「Forever Change」をリリースした後に大幅にメンバーを入れ替え、同時にアーサー・リーのワンマン化が加速しそのサウンドもロック色を強めたものに変化していきます。
その「Forever Change」をリリースした10年後の1978年、そのアルバムまでのカラフルで優美幽玄なサウンドを支えたギタリスト、ブライアン・マクリーンが一時的に復帰しミニ・ツアーを実施、本盤はそのWhiskey A Go-Goでのライヴを収めたものです。
1,Alone Again Or
2,Andmoreagain
3,Old Man
4,Keep On Shining
5,7 & 7 Is
6,Signed D.C.
7,Good Times
8,Singing Cowboy
9,My Little Red (Book Bonus Track)
10,Orange Skies (Bonus Track)
Arthur Lee (vo,g)
Brian Maclean (vo,g)
John Sterling (lead g)
Kim Kesterson (b)
George Suranovich (ds)
Recorded at the Whisky A Go-Go Oct.20,1978
いきなり3曲続けて「Forever Change」からの選曲、1,3,がブライアン・マクリーン作、"Old Man"ではリード・ボーカルも取っています。 続いてLoveといえばこれという"7&7 is" "Signed D.C."が来て4thアルバム「For Sale」から2曲。ここでLPは終わりだったのですが、ボーナスで追加が2曲入っているのですがこれが強力でLoveを語るにははずせない逸品曲、デビュー・シングル曲"My Little Red Book"、そして私がLoveにはまるキッカケとなったブライアン・マクリーン作の名曲"Orange Skies"。いやもうこの追加は実に嬉しいもの。
アーサーとブライアン以外の共演メンバーですがドラムスのGeorge Suranovichは69~70年にLoveのメンバーだった人、リードギターのJohn Sterlingは70年代から90年代にかけてエリック・バードンの片腕として長らく活動していた人。Loveと同じL.A.出身の人だった思うのでそんな関係からの参加でしょうか。実はドラムスのGeorge SuranovichもベースのKim KestersonもJohn Sterlingと共に70年代にはエリック・バードンのバンドに居た人、ということでこのリユニオンLoveを仕切ったのはJohn Sterlingかもしれませんね。
冒頭にも書いたとおり、この音源は残念ながらオーディエンス録音でかなり辛い音質(更に観客が大騒ぎ)。アナログ盤はこれが更に音質が落ちるピクチャー・ディスクだったのでかなり想像力を働かせなければ....というものでした。今回CD化にあたってリマスターが施されていて元に比べればかなり聴きやすくなっています。但し、元が元なのでブートを聴きなれている人にはOKというところです。
オリジナルのLPと共に撮ってみました。CD化にあたってジャケット・デザインは何故に変更しなかったのでしょう? これじゃ、芸が無さ過ぎ!

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