
1,Hooker and Steve/Earl Hooker (Arhoolie) 1LP 600円
1970年、41歳で夭折したスライドギタリスト/シンガーの晩年の一作。
ここでは当時のサンフランシスコ・ブルースシーンでは顔役であった白人キーボーディストのスティーヴ・ミラーとの共演盤。よってブルージーなオルガン・ジャズの趣のインストもあって面白い一枚。
フッカーのギターにスティーヴのピアノとオルガン、これまたブルース系のセッションにはよく顔を出していた白人のジノ・スキャッグスのベース、黒人のボビー・ジョンスンのドラム。2曲のみハープでルイス・マイヤースが加わります。1969年バークレイ録音。
尚、このスティーヴ・ミラーをあのスティーヴ・ミラー・バンドのリーダーと見なしている記載を多く見かけますが、同名異人です。このちらのスティーヴはこんなお方です。私もかつて持っていましたがPhilipsにこんなソロ・アルバムを残しています。
Side A
1,The Moon Is Rising
2,Earl's Blues
3,Conversion Blues
4,Guitar Rag
Side B
1,Hooker N' Steve
2,I'm Your Main Man
3,New Riviera
4,Strung-Out Woman Blues
EARL HOOKER LP-HOOKER AND STEVE-SIDE 2
2,Livin' with the Blues/Sonny Terry - Brownie McGhee (Fontana) 1LP 300円
サウス・キャロライナ出身のギタリストBrownie McGeeとハーピストSonny Terryのデュオ、結成は1939年、N.Y.に出てきて折からのフォークのブームに乗ってピート・シーガーやウディ・ガスリーら白人フォーク・シンガーらとの交流を持って独自のフォーク・ブルースのスタイルを確立、ちょうどそんなハシリの時期が聴ける一枚。
入手盤はオランダFontanaから60年代に出ていたthe Folk Blues U.S.A.シリーズの一枚。
欧州録音を収めたものかと思いましたが、米World Pacificから1960年に出ていた「Blues is a Story」のタイトルとジャケットを変えたものでした。
Side A
1,Keys To The Highway
2,Lose Your Money
3,Louise
4,Sportin' Life
5,New Harmonica Breakdown
6,Prison Bound
Side B
1,Livin' With The Blues
2,Blowin' The Blues
3,Baby Please Don't Go
4, 12 Gates To The City
5,Pawnshop Blues
6,Brownie's Guitar Blues
Los Angeles, CA, December 29, 1959

Key to the Highway - Sonny Terry and Brownie McGhee
1970年、41歳で夭折したスライドギタリスト/シンガーの晩年の一作。
ここでは当時のサンフランシスコ・ブルースシーンでは顔役であった白人キーボーディストのスティーヴ・ミラーとの共演盤。よってブルージーなオルガン・ジャズの趣のインストもあって面白い一枚。
フッカーのギターにスティーヴのピアノとオルガン、これまたブルース系のセッションにはよく顔を出していた白人のジノ・スキャッグスのベース、黒人のボビー・ジョンスンのドラム。2曲のみハープでルイス・マイヤースが加わります。1969年バークレイ録音。
尚、このスティーヴ・ミラーをあのスティーヴ・ミラー・バンドのリーダーと見なしている記載を多く見かけますが、同名異人です。このちらのスティーヴはこんなお方です。私もかつて持っていましたがPhilipsにこんなソロ・アルバムを残しています。
Side A
1,The Moon Is Rising
2,Earl's Blues
3,Conversion Blues
4,Guitar Rag
Side B
1,Hooker N' Steve
2,I'm Your Main Man
3,New Riviera
4,Strung-Out Woman Blues
EARL HOOKER LP-HOOKER AND STEVE-SIDE 2
2,Livin' with the Blues/Sonny Terry - Brownie McGhee (Fontana) 1LP 300円
サウス・キャロライナ出身のギタリストBrownie McGeeとハーピストSonny Terryのデュオ、結成は1939年、N.Y.に出てきて折からのフォークのブームに乗ってピート・シーガーやウディ・ガスリーら白人フォーク・シンガーらとの交流を持って独自のフォーク・ブルースのスタイルを確立、ちょうどそんなハシリの時期が聴ける一枚。
入手盤はオランダFontanaから60年代に出ていたthe Folk Blues U.S.A.シリーズの一枚。
欧州録音を収めたものかと思いましたが、米World Pacificから1960年に出ていた「Blues is a Story」のタイトルとジャケットを変えたものでした。
Side A
1,Keys To The Highway
2,Lose Your Money
3,Louise
4,Sportin' Life
5,New Harmonica Breakdown
6,Prison Bound
Side B
1,Livin' With The Blues
2,Blowin' The Blues
3,Baby Please Don't Go
4, 12 Gates To The City
5,Pawnshop Blues
6,Brownie's Guitar Blues
Los Angeles, CA, December 29, 1959

Key to the Highway - Sonny Terry and Brownie McGhee
もう一人は英国のカンタベリー系のキーボードで、最後の人は米国のジャズ・キーボードというややこしさ。
ビル・エバンズもジャズだけで三人おり、もっとも著名なピアニストや、マイルズ・ディビスに参加したサックス奏者、さらにサックスのユゼーフ・ラティーフのモスレムへの戒名前の名前だったりします。
一方でクライベイビー使ったスライドやっていたりとかなりモダン(異色?)な人ですが、すごく正統派の流れを感じます。
そうそう、デリヴァリー~キャラバンのKbdがスティーヴ・ミラーでしたね。ユーゼフ・ラティーフがビル・エヴァンスとは知りませんでした! 確か少し前に地元でまだまだ元気な姿を観たと仰ってましたね。
>しみへんさん
アール・フッカーはワウをパコパコやるのでキワモノ的にみられることもありますが、ロバート・ナイトホウク直系のスライドともども超が付くテクニシャンですね。最初に聴いたのがArhoolieでの「2 Bucks」だったのでこれが一番愛着がありますが、60年代初めのChief/Age/U.S.A.録音もいいですね。
>アミーバさん
リン・カウンティは何故かDUあたりでも安いですね、サイケっぽさが無いからかな。そう、そのリン・カウンティにいたステーヴ・ミラーはエルヴィン・ビショップとのセッションで知られますね(これまた、あのアブラカダブラの同名人とよく混同されていますが(笑))