Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Alice Through The Looking Glass

2007年09月01日 | 60's,70's Rock
1,same/Alice Through The Looking Glass (Tenth Planet) 1LP 525円
もう10年近く前だと思いますが、例のロック・ダイヴィング・マガジンの集約本「ラビリンス」でIthaca、Agincourtを知って以来、関連盤のこれをずーっと探しておりました。

Agincourt(70年)、Ithaca(72年)の中心人物PETER HOWELL&JOHN FERDINANDOが組んで68年に制作したのが本盤。オリジナルは勿論プライベート・プレス、入手盤はTenth Planetからの97年に出た再発盤。Tenth Planetから出たものは他レーベルでCD化されているものが多いのですが、本盤は手付かずのまま。おまけにこのレーベルはどれも1000枚限定ですので入手はもう半ば諦めていたのですが、ついについにやっと入手、それもMint盤がこんなお値段で! 

そのタイトル通り「鏡の国のアリス」を題材にしたとても可愛らしく愛らしいUKフォーク。時折演劇の一部をはさんで後のAgincoutにつながるドリーミーな世界が広がる期待通りの内容。因みに本盤では後の二つのバンドに参加しているフィメール・ボーカルはなし、2人だけで制作されたものです。
リリースしたTenth Planetの本盤の紹介文は、
Alice Through The Looking Glass (TP032)
1968 English pastrol folkpsych - backward tapes, treated vocals, sound effects and brief spoken extracts from local stage production.
となっております。

こうなると完璧に諦めているこのAliceとAgincoutの間に制作された70年のTomorrow Come Somedayも手に入るかなぁと期待してしまいます。

*どーでもいーことですが、本盤を出しているTenth Planetはアナログ盤専門で前述の通りどれも手書きのナンバリング入りの1,000枚限定。このレーベル好きで見つけると買っているのですが、このボールペンで書かれたナンバリング、どれも同じ筆跡に見えます。オーナーさん自らせっせと書いているのでしょうか?



Agincourt Ithaca

「Fly Away/Agincort」 & 「Ithaca」



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