1,Madison/The Rolling Stones (no label credit) 1LP 780円
以前は結構見境なく買っていた60年代から90年代くらいのストーンズのBootですが、余りのリリース量に恐れをなしてここ最近はトンとご無沙汰。久し振りに懐かしい72年ものLPを見つけたので取り上げておきます。
1972年6月から7月に掛けての北米ツアー最終公演となった7月26日のニューヨーク、マディソン・スクウェア・ガーデン3デイズ公演の最終日をライン録音(卓落とし?)で収めたもの。この72年の北米ツアーはアナログ時代からこの音源と「フィラ・スペ」の愛称で呼ばれた7月20/21日のフィラデルフィア公演が当時としては珍しいライン録音音源でリリースされていて大いに喜ばせてくれたのは古くからのファンはご承知の通り。
このMSG音源が最初に現れたのは73年頃TMOQが出した「Welcome To New York」なのでしょう、これはウィリアム・スタウトが描いた素晴らしいイラストとともに80年代の終わり頃になってThe Swingin' PigがLP/CD復刻しCDの時代になっても有名盤として名を馳せることに。あの超が付く有名盤「Nasty Music」にもこの時の音源が何曲か入っていました。
で 本盤。これは初めて入手したものですが70年代の半ば頃にリリースされたものでしょう、上記TMOQ盤と同じ音源を使ってはいるものの曲順が大分違うものとなっています。今ではこのライン音源にオーディエンス音源をプラスしてこの日の全貌が聴けるCDが出ています。この日はミックの29回目の誕生日でオーディエンス音源ではお祝いのハッピーバースデイソングが聴けるようです。
キースとミック・テイラーのギターの絡みが最高、久し振りに堪能しました。こんなのを聴いているとストーンズはこの72年/73年頃が一番好きかなとか思ってしまいます(とか云って明日になったらまた変わるのですが(笑))。
Side A
A1 Introduction
A2 Good Bye Johnny Be Goode (Bye Bye Johnny)
A3 Rock In Roll Stew (Rip This Joint)
A4 Jumpin' Jack Flash
A5 Love In Vain
A6 Sweet Virginia
Side B
B1 You Can't Always Get What You Want
B2 On Down The Line (All Down the Line)
B3 Midnight Rambler
ちなみにこの時の公演は「NMEが選ぶ、ローリング・ストーンズの有名ないしは悪名高いライヴ ベスト10」の第6位にランクインしています。
Rolling Stones - Bye Bye Johnny - New York - July 26, 1972
Rolling Stones - All Down The Line - New York - July 26, 1972
Rolling Stones - Midnight Rambler - New York - July 26, 1972 pt 1
Rolling Stones - Sweet Virginia - New York - July 26, 1972
The Rolling Stones 7-25-1972 Mega Rare pro-shot Madison Square Garden Part 1
以前は結構見境なく買っていた60年代から90年代くらいのストーンズのBootですが、余りのリリース量に恐れをなしてここ最近はトンとご無沙汰。久し振りに懐かしい72年ものLPを見つけたので取り上げておきます。
1972年6月から7月に掛けての北米ツアー最終公演となった7月26日のニューヨーク、マディソン・スクウェア・ガーデン3デイズ公演の最終日をライン録音(卓落とし?)で収めたもの。この72年の北米ツアーはアナログ時代からこの音源と「フィラ・スペ」の愛称で呼ばれた7月20/21日のフィラデルフィア公演が当時としては珍しいライン録音音源でリリースされていて大いに喜ばせてくれたのは古くからのファンはご承知の通り。
このMSG音源が最初に現れたのは73年頃TMOQが出した「Welcome To New York」なのでしょう、これはウィリアム・スタウトが描いた素晴らしいイラストとともに80年代の終わり頃になってThe Swingin' PigがLP/CD復刻しCDの時代になっても有名盤として名を馳せることに。あの超が付く有名盤「Nasty Music」にもこの時の音源が何曲か入っていました。
で 本盤。これは初めて入手したものですが70年代の半ば頃にリリースされたものでしょう、上記TMOQ盤と同じ音源を使ってはいるものの曲順が大分違うものとなっています。今ではこのライン音源にオーディエンス音源をプラスしてこの日の全貌が聴けるCDが出ています。この日はミックの29回目の誕生日でオーディエンス音源ではお祝いのハッピーバースデイソングが聴けるようです。
キースとミック・テイラーのギターの絡みが最高、久し振りに堪能しました。こんなのを聴いているとストーンズはこの72年/73年頃が一番好きかなとか思ってしまいます(とか云って明日になったらまた変わるのですが(笑))。
Side A
A1 Introduction
A2 Good Bye Johnny Be Goode (Bye Bye Johnny)
A3 Rock In Roll Stew (Rip This Joint)
A4 Jumpin' Jack Flash
A5 Love In Vain
A6 Sweet Virginia
Side B
B1 You Can't Always Get What You Want
B2 On Down The Line (All Down the Line)
B3 Midnight Rambler
ちなみにこの時の公演は「NMEが選ぶ、ローリング・ストーンズの有名ないしは悪名高いライヴ ベスト10」の第6位にランクインしています。
Rolling Stones - Bye Bye Johnny - New York - July 26, 1972
Rolling Stones - All Down The Line - New York - July 26, 1972
Rolling Stones - Midnight Rambler - New York - July 26, 1972 pt 1
Rolling Stones - Sweet Virginia - New York - July 26, 1972
The Rolling Stones 7-25-1972 Mega Rare pro-shot Madison Square Garden Part 1
この頃のライブ聴いてみたかったですね。たしかにPAのLINE OUT録音ですね。これを録音した音響エンジニアが誰かにあげたものがこの盤になったのか、本人が提供して作ったのかどちらでしょうね。誰だかは直ぐに分かってしまうので、普通首ですよね心配してもしょうがないですが、そちらの方が気になります。
極初期は軽い気持ちでエンジニアがコピーを扱っていたのでしょうが、すぐに大手ブートレッガーが大金で買い取るようになって秘密裏にどんどん流れて行ったのでしょうね。
ビートルズ、ビーチボーイズがその典型ですが、スタジオのアウトテイク等は正規盤のアンソロジーがリリースされるタイミングで等でbootも出ていますから、スタジオでの音源発掘作業の際での関係者からの流出ですよね。