1,same/Sweet Thursday (Tetragrammaton) 1LP 614円
英国の屈強スタジオミュージシャンが集ったバンド、1969年の唯一作。
録音も英国ながらディープ・パープルの初期作でもお馴染み米Tetragrammatonレーベルからリリースされたもの。そのTetragrammatonは本盤リリースして間もなく倒産、一時期はレア盤として結構名の知れたものでした、が、別レーベルから再発盤が出たりカンターフィット盤が出回ったりして耳にするのはそう困難では無かったアルバム。今ではCD化もされているはず。私が初めて入手したのも再発盤、オリジナルプレスであろうと思われるTetragrammaton盤に安価で遭遇、思わずまた手が出ました。
派手さのまったくない渋い楽曲とアレンジ、ジョン・マークがこの後組み一時期ニッキー・ホプキンスも入ったマーク=アーモンド、そして本盤の前にニッキー・ホプキンスが参加していたクイックシルバー・メッセンジャー・サービス、を思い起こさせるサウンドも。本盤を聴くとニッキーのピアノ、ジョン・マークのガットギターが如何にオリジナルなものか思い知れるという逆説的な思いも。アラン・ディヴィスとジョン・マークのボーカルもどこかディランを思わせる実に味のあるもの。久し振りに聴きましたが、思わず「やっぱりいいねぇ」と思わず呟く好盤。ただ、何度も聴くとその良さがジワジワというスルメ盤でしょう、やっぱり。
Alun Davies: Acoustic and electric guitars, vocals
Jon Mark: Acoustic and electric guitars, vocals
Nicky Hopkins: Keyboards, organ, piano
Brian Odgers: Bass, woodwinds, flute
Harvey Burns: Drums, percussion
Sweet Thursday - Jenny (1969)
SWEET THURSDAY "laugh at him" 1969
Sweet Thursday - Molly
Sweet Thursday - Gilbert Street (1969)
Sweet Thursday - Dealer
英国の屈強スタジオミュージシャンが集ったバンド、1969年の唯一作。
録音も英国ながらディープ・パープルの初期作でもお馴染み米Tetragrammatonレーベルからリリースされたもの。そのTetragrammatonは本盤リリースして間もなく倒産、一時期はレア盤として結構名の知れたものでした、が、別レーベルから再発盤が出たりカンターフィット盤が出回ったりして耳にするのはそう困難では無かったアルバム。今ではCD化もされているはず。私が初めて入手したのも再発盤、オリジナルプレスであろうと思われるTetragrammaton盤に安価で遭遇、思わずまた手が出ました。
派手さのまったくない渋い楽曲とアレンジ、ジョン・マークがこの後組み一時期ニッキー・ホプキンスも入ったマーク=アーモンド、そして本盤の前にニッキー・ホプキンスが参加していたクイックシルバー・メッセンジャー・サービス、を思い起こさせるサウンドも。本盤を聴くとニッキーのピアノ、ジョン・マークのガットギターが如何にオリジナルなものか思い知れるという逆説的な思いも。アラン・ディヴィスとジョン・マークのボーカルもどこかディランを思わせる実に味のあるもの。久し振りに聴きましたが、思わず「やっぱりいいねぇ」と思わず呟く好盤。ただ、何度も聴くとその良さがジワジワというスルメ盤でしょう、やっぱり。
Alun Davies: Acoustic and electric guitars, vocals
Jon Mark: Acoustic and electric guitars, vocals
Nicky Hopkins: Keyboards, organ, piano
Brian Odgers: Bass, woodwinds, flute
Harvey Burns: Drums, percussion
Sweet Thursday - Jenny (1969)
SWEET THURSDAY "laugh at him" 1969
Sweet Thursday - Molly
Sweet Thursday - Gilbert Street (1969)
Sweet Thursday - Dealer
この頃のニッキ―ホプキンスはクイックシルバーにも在籍していたはずなので、これ一枚だけの為の企画だったんでしょうか?Brian Odgersだけ裏ジャケだし、Harvey Burnsに至っては裏にすら写っていないし。
Tetragrammaton倒産後は73年再発ということで、時代が違った為に人気がなかったのかな?
当時人気のスタジオミュージシャンが意気投合したバンドで、スタジオでの活動以外ギグ等は行われなかったって以前聞いたことがあります、真偽のほどは不明ですが。だとすると一枚だけの企画盤ということになりますね。
ニッキーはQSMSでの好演盤「Shady Grove」も同年の録音で「What About Me」まで参加していたので、本盤は一時帰国して録音したのでしょうね。
以上を考えると何か不思議なアルバムですね。
彼、なぜか英国ジャズのジョン・サーマンとジョン・マクラフリンのアルバムでもベースを弾いているんですね。
ところでこのアルバム、オリジナルはまったく違うジャケットで、このジャケット写真のものが出るまで、ベラもうな価格で取引されていたそうです。
バンド名はスタインベックの小説タイトルから取ったらしいですね。
ロンドンでもそんな体験をされているのですね、あらためて敬服です。でもオジャースってダニー・マッカロックに似ているような気がしてならないのです、昔から(だからどーした、ですが)。
オリジナルは違うジャケットってことだと初版はTetragrammatonではないということでしょうか、73年に米Columbia傘下のGreat Western Gramophoneからでているもののもデザインは一緒ですし。イギリスでは私家版で出ていたとか? 気になりますね。
>しみへんさん
確かに裏にいますが、モロに光が当たっていて居ないも同じですね(笑)
米国がテトラグラマトンから〈T‐112〉
でリリース。とのコトなので、この英国盤のことなのでしょうかね?
https://www.discogs.com/ja/Sweet-Thursday-1-Sweet-Thursday/release/4071493
でも仰る通りでドイツ盤ってのはどうなのでしょうね、リリースデイトもアンノウンだし。
しみへんさん、色々有難うございます。結局よくわからないですね。