Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

ベスト盤をいろいろと

2009年06月01日 | 60's,70's Rock
1,The Best of Billy J.Kramer & The Dakotas (EMI) 1LP 100円
かのブライアン・エスプタインがビートルズ、ジェリー&ペイスメーカーズに続いてマネージメントしたグループ。そのお陰でレノン/マッカートニーの楽曲を次々に与えられてヒットを飛ばしたことでも知られているはず。

思えばこのグループをまともに聴いたことって無かったような。ビートルズの楽曲絡みで聴いていたくらいでしょうか。このアイドル然としたビートグループらしくない優等生な容貌も敬遠の要因だったかも。

で 本盤は英EMIが1984年にリリースした18曲入りのベスト盤。デビュー・シングルの両面"Do You Want To Know A Secret? b/w I'll Be On My Way"のほかレノン/マッカートニーの楽曲6曲から英国では未発売だったという"When You Walk in the Room"からビリーJ.がダコタスから離れた後のトニー・マッコウレイ作"San Diego"等々、ほぼ全キャリアを押さえているようです。

楽曲に恵まれて世に出たんだなというのが第一印象。いや、いい曲を演ってます、確かに。ただビリーJ.の歌は個性/色気が無いのですね、致命的に。ヘタにレノン/マッカートニーの曲を歌ってたりするものですからどうしてもビートルズと比べてしまう訳ですがその差は歴然。その容貌だけで売れる時代も終わり65年に出したバート・バカラックとハル・デイヴィッド作の"Trains And Boats And Planes"を最後にチャートからも見放されることとなりますが、それも必然だったのでしょう。
ただ、ビリーJ.氏は今も現役でがんばっておられるようですが。

Billy J. Kramer & the Dakotas




2,The Very Best of Jan & Dean Vol.2 (UA) 1LP 100円
当時傘下にあったLiberty音源を使って1975年にUAが出したJ&Dのベスト盤の第2集。
たった10曲しか入っていないし珍しい曲があるわけも無いという今となっては完璧無価値のLP。ただ安いとついつい手が出てしまうJ&D。
お馴染の曲ばかりですがいざ聴けばやっぱり良くて....。オフィシャル・サイトによるとジャケット・デザインはディーンが手掛けているようです。


1. We Go Together
2. Linda
3. New Girl In School
4. The Anaheim, Azusa & Cucamonga Sewing Circle, Book Review & Timing Association
5. Sidewalk Surfin'
6. (Here They Come) From All Over The World
7. You Really Know How To Hurt A Guy
8. I Found A Girl
9. Batman
10. Popsicle

J&D

"Anaheim, Azusa" - Encomium In Memoriam Vol. 1: Jan Berry of Jan & Dean




3,The Decca Years/Rick Nelson (MCA) 1LP 105円
63年~67年の7曲に69年~72年のストーン・キャニオン・バンドを率いてカントリー・ロックを演っていた頃の3曲を入れた82年発売のよく判らない編集意図の10曲入りLP。
シールドが100円、ですがこれも今となっては.....のブツですね。

1. Garden Party
2. Fools Rush In
3. String Along
4. There's Nothing I Can Say
5. For You
6. The Very Thought Of You
7. For Your Sweet Love
8. I'm Called Lonely
9. I'm Talking About You
10. She Belongs To Me

Rick

Ricky Nelson - Garden Party 1972


Fools Rush In - Ricky Nelson



コメント    この記事についてブログを書く
« 麻生京子 | トップ | The Blues Project - Tommy F... »

コメントを投稿