Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Ventures 1979

2013年07月20日 | The Ventures
1,Ventures Original Four/the Ventures (East World/東芝EMI) 1LP 100円
ベンチャーズがLibertyレーベルを離れて契約したのが東芝EMI-イースト・ワールド・レーベル。1979年にリリースされた本盤はその移籍第1弾。
「ベンチャーズ・オリジナル・フォー」のタイトル通りボブ・ボーグル、ドン・ウィルソン、ノーキー・エドワーズ、メル・テイラーの鉄壁の4人が揃って制作したオリジナル・アルバムで、移籍を機に心機一転往年の十八番ナンバーを再度やっつけてみましたというセルフカバー企画。
ウリは初めて吹き込んだというアストロノウツの"太陽の彼方に"とスプートニクスの"空の終列車"、この2曲のみベンチャーズ+石坂敬一のプロデュース(他はすべてベンチャーズ単独)、ということ相当にアレンジに手が入っていて新生ベンチャーズをアピールしたい意欲を感ずるものとなっていて、後者ではあの"Kyoto Doll"でお馴染みのエレキ・シタールまで登場します。
そのほかのセルフ・カバー曲はその2曲とは打って変わってオリジナルに則った演奏で肩すかし。"朝日の当たる家"の間奏ギターソロが大幅に異なった展開になっているのが耳についたくらいでほかはキーボードの音色に至るまでほぼオリジナル通り。ただ、使用ギターが恐らくモズライトではなく微妙な違いは勿論あります。ジャケットではダンエレクトロとリッケンバッカーを持っていますが本当にレコーデディングでこれを使ったのかどうか。
録音場所についてのクレジットはないのですが、少なくとも先に挙げた2曲"太陽の彼方に"と"空の終列車"は1979年9月12日東芝EMIの第1スタジオでの録音とライナーにあります。

Side A
1.Movin' 太陽の彼方に
2.Diamond Head
3.Walk Don't Run
4.House of the Rising Sun
5.Sloaghuter on 10TH AVENUE 10番街の殺人
6.Wipe Out
Side B
1.LE DERNER TRAIN DE L'ESCAPE 空の終列車'80
2.Pipeline
3.The Cruel Sea
4.CARAVAN
5.Driving Guitar
6.CALIFORNIA DREAMIN'

Ventures

Ventures


Le Dernier Train De L'espace '80 - The Ventures ザ・ベンチャーズ 空の終列車80

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Chris Youlden - Family | トップ | The Black Vial »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uni)
2013-07-21 08:03:11
シタールもベースも歪んでとっても攻めの録音ですね。
ギターはやっぱりノーキーですね。
返信する
東芝EMI (Jahking@管理人)
2013-07-21 20:57:13
実際のところこれがどこまで新生ベンチャーズをアピールできたのかどうかわかりませんが、東芝としては直接契約しての第一弾ですから、相当「力」を入れたのでしょうね。
返信する

コメントを投稿