Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Gordon Waller

2010年05月23日 | 60's,70's Rock
1,...and Gordon/Gordon Waller (ABC) 1LP 1,400円
かつて本盤の英Vertigo盤を持っていて、DUに処分に出したら9,000円もの値が付いて驚いたのはもうウン10年も前のお話。確かそれは数寄屋橋か都立大前のハンターで700円くらいで買ったものでした。以後は数年前に知人に米盤をCD-Rに焼いてもらって久し振りに聴いておりました。

そんなこんなの思い出盤なのですが、先日、米ABC盤に遭遇。この1,400円という価格が今ではどうなのかしばし考慮の末購入。かつては米盤でもそこそこの値を付けていた盤ではあったのですが今ではどんなもんでしょ? 微妙な値段ですね。

で 本盤、アルバム・タイトルの「.....and Gordon」のandの手前には「Peter」が入るわけですが......。独立宣言という意味合いなのでしょう。渡米してテッド・クーパーとトーマス・ジェファーソン・ケイのプロデュースでニューヨークでレコーディングされたもの。

先ずは一曲目"The Saddest Song"、ペダル・スティールにフィドルを加えたカントリータッチの浮遊サウンドに美しいメロディ、沁みます、実に。B面に入ると途端にスワンピーに泥臭くなって極めつけは2曲目のラウドン・ウェインライト作"Be Careful, There's a Baby in the House"。ボトル・ネックがうねりゴードンも渋くシャウト。地味ながらSSW系を好むファンには絶好の一枚ですね。何故にCD化されないのでしょうか?

相棒のピーター・アッシャーはプロデューサーとして大成功するわけですが、こちらのゴードン氏はシンガーとしての姿勢を崩さず活動を継続してきたようです。オフィシャル・サイトをみると近年「ピーターとゴードン」もリユニオンを果たしたようで。

Gordon


Peter and Gordon Reunion Live " A World Without Love"



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3 コメント

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Unknown (Gravenites)
2010-05-24 01:49:07
また偶然が続きますが、このアルバム、大分前に買って一ヶ月前に聞いていたら傷がついていたので何処かに処分しようと思っていた矢先でした。これを買った理由はそのジャケットの写真のユニークさだけで、このゴードンがあのP&Gの人とは露知らず。確かに地味なスワンプのにおいのするアルバムです。
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Gordon Waller (Jahking@管理人)
2010-05-24 21:33:37
実は私も買ったときにはP&Gのあの人とは思いも寄りませんでした。
最初に買ったVertigo盤はこの廃墟の講堂(?)での写真は裏面で更に米盤の写真とはテイクが違う(ゴードンが立っている)ものでした。更に曲順も違っていて、米盤のようにA面がシンプル路線、B面がスワンプ~ファンキー路線とハッキリ分かれてはいないものでした。
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わしも同じ (ラビ・スー)
2010-12-21 11:05:23
あのピーターの片割れだったとは、
これもその頃、手頃な値だったから買ったです。
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