Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Rick Roberts

2010年05月22日 | 60's,70's Rock
1,Windmills/Rick Roberts (A&M) 1LP 100円
F.F.B.~ファイアーフォールで御馴染みリック・ロバーツの1972年ファースト・ソロ・アルバムです。

いやー、このアルバム聴くのは何年振りだろう、20年は経っているような。
当時はこの手の典型的な70年代ウエストコースト・サウンドをまだ日常的に聴いていたので、このアルバムに突出した印象は残っていないというのが正直なところ。

数年前に買ってこちらで取り上げたベスト盤もF.F.B.時代の名曲"Colorado"しか聴かずほかは殆んど聴かず仕舞い。

して本盤、久し振りに聴いてみればこの手のサウンドを久し振りに聴いたということも相俟って、これがいいのなんので琴線に響き捲くり。その"Colorado"を作った人だけにソングライティングの才能はいわずもがなで先ずは耳を惹くいい曲満載。

基本はリー・スクラーのベースにドン・ヘンリーのドラムス。このリズム隊にアル・パーキンスのペダル・スティール、バイロン・バーラインのフィドルが絡み、時にジャクソン・ブラウンやデヴィッド・クロスビー、ドン・ヘンリー、ランディー・マイズナーにバーニー・リードンのコーラスが付き、時にマーク・ベノの泥臭さ満点のギターが乗って、時にリズム隊がマナサスからのダラス・テイラー、クリス・ヒルマン、ジョー・ララ組に変わり.....という曲毎に様変わりするバック・サウンドも聴きもの。

そんなバックに爽やかなで優しい歌声が乗ってあの頃のウエストコースト・サウンドが凝縮されている一枚ですね。新緑が美しい今の季節にピッタリ(なんちゃって!)。

翌年に出た「She Is a Song 」との2in1CDが出ていたようですが残念ながら廃盤の様子、気長に探すことにしましょう。

Windmills

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