Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jay & The Americans

2009年10月27日 | 60's,70's Rock
1,Come A Little Bit Closer:The Best of Jay & The Americans (Liberty) 1CD 630円
ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーに見出されて1961年にデビューしたイタリア系白人5人組のコーラスグループ。本盤は69年までの全キャリアを追った28曲入りのベリーベスト盤。

その初期作品はN.Y.出身のイタログループですので当然White Doo-Wop風味、ですがカンツォーネ風味が漂うところが面白いところ。その後もこのイタリア・カンツォーネ風味が彼等の持ち味になって行きます。

その典型曲にしてこのグループの決定的な曲はマントヴァーニのカバー"Cara Mia"。名アレンジにして名唱。次に耳が行くのはお馴染み"Hushabye"に"This Magic Moment"そしてボイス&ハート作の"Come A Little Bit Closer"あたり。

このグループについては完全に後追いで聴いているので60年代当時日本での人気はどうだったのでしょう? 私が初めて聴いたのは友人が中古で買った"Cara Mia"の日本盤シングル、衝撃といっていいほど一発で気にいった曲でした。ですが、当時はもう既に入手は簡単には出来ず、この曲を入手したのはこの曲の入ったアルバム「Blockbusters」が日本でリリースされた80年ごろだったかと思います。

元々ジェイ・トレーナーなる人がリード・ボーカルだったのでジェイとアメリカンズと名乗ったのですが、そのジェイさんは62年には脱退。後任のリード・ボーカルに無理やりジェイの芸名をくっ付けてこのバンド名を継続させたんだそうな。いや、知りませんでした、その後任のジェイ・ブラックのワンマングループだと勝手に思っていました。


Jay & The Americans - Cara Mia


Jay & The Americans - Come A Little Bit Closer


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2 コメント

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> Come A Little Bit Closer:The Best of Jay & The Americans ( (通りすがり)
2009-10-27 22:24:44
Kenny Vance ファンとしては押さえておきたいグループなのですが、
私も持っているのは、ご紹介のアルバムのみ。
後期には、Walter Becker と Donald Fagen が絡んでくるらしいので、
Steely Dan のファンにも要注目かも。
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Kenny Vance (Jahking@管理人)
2009-10-28 08:55:58
そうか、そうか、あの「Vance32」のケニーはこのグループ出身でしたよね、完璧に忘れていました(恥!)。その「32」、今見たら紙ジャケCD化されていたのですね、手放して久しいのですが何か急に聴きたくなってきました。
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