Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jerry Cole

2009年08月18日 | 50's 60's Oldies
1,Surf Age/Jerry Cole (Surf) 1CD 840円
60年代西海岸のセッション・ギター界のスーパー・スター、ジェリー・コールは自己名義でもCapitolから3枚のアルバムを残しています。本盤はその3枚を曲順もそのままに丸ごと1枚のCDに収めたものです。

リリースしているSurf a Devision of Thunder Wave Corporationはドイツのレーベルで90年代半ばにスーパー・ストックスとかサーフ系のレア盤ばかりを復刻していました。但し、いずれも盤起こしの権利無視復刻ではありました。


「Outer Limits」Capitpl T-2044
1 Outer Limits
2 The Strut
3 Wipe Out
4 Colour Blues
5 Pipeline
6 Sukiyaki
7 Midnight Surfer
8 Pokey
9 Papa-Oom-Mow-Mow
10 Point Panic
11 Tequila

「Surf Age」Capitol T-2112
12 Surf Age
13 Martian Surf
14 Night Rumble
15 Rosarita Surf
16 Movin' Surf
17 Power Surf
18 Bronze Surfer
19 Deep Surf
20 Ride-Um!
21 Jerry's Jump
22 One Color Blues
23 Racing Waves

「Hot Rod Dance Party」Capitol T-2061
24 Night Rumble
25 Border Run
26 Hot Rod Queen
27 Stinger
28 Roadster Run
29 T.Roadster Run
30 Driving Little Deuce
31 Night Drag

一枚目の「Outer Limits」はサックスを加える程度の編成で選曲を見ても分かるとおり有名曲のカバーが殆んどでストレートなギター・インスト。
二枚目、三枚目となるとブラスも加えてアレンジも凝ったものとなっていて、ジャック・ニッチェの「Lonely Surfer」を思わせる曲もあったりします。このCD、曲名以外の一切のクレジットが無い不親切盤なのですが、多分いずれもオリジナル曲だと思います。氏がギターを弾いていたThe Hornetsの諸作と似ていますね、ドラムスも多分同じハル・ブレインだと思いますし。

実を云えばサーフ系のギター・インストは如何にも腕っこきのスタジオ・ミュージシャンが演りました的なカチッとしたものよりガレージ・バンド系のルーズなもの(サーファリスとかアストロノウツ、シャンテイズ、初期ビーチ・ボーイズ等々)のほうが好みだったりするので1枚目の「Outer Limits」に一番惹かれましたが、コール氏のギターはさすがに聴かせてくれるのとなかなか楽曲がいいので2枚目3枚目もOKです。

Jerry Cole - Surf Age


Jerry Cole-Power Surf 1962



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