1,Sweet and Soulful Sounds/Bobby Timmons (Riverside) 1LP 350円
ジャズという音楽のダイナミズムを初めて教えてくれた一枚がアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの「サンジェルマンのメッセンジャーズ第2集」、もう半世紀近くも前のお話ですが。そこで演奏されていたのがファンキー・ジャズの代表曲として余りに名高い"モーニン"に"ブルース・マーチ"。そこでピアノを弾いていたのがこのボビー・ティモンズ、ブロックコードを駆使し徐々に盛り上げていく白熱のプレイに文句なくやられました。
というファンキーの権化ともいうべきピアニストがその4年後の1962年に録音したファンキーブームは終わったんだぜとばかりにリリカルに端正にピアノを弾いたのが本盤。
日本人なら皆大好き"帰ってくれて嬉しいわ"期待通りの演奏でニンマリです。
入手盤は60年代初めに日本ビクターからリリースされたペラジャケ日本盤、邦題「ソウルフル・ボビー・ティモンズ」。
Side A
A1 The Sweetest Sounds
A2 Turn Left
A3 God Bless The Child
A4 You'd Be So Nice To Come Home To
Side B
B1 Another Live One
B2 Alone Together
B3 Spring Can Really Hang You Up The Most
B4 Why Was I Born?
Bobby Timmons - piano
Sam Jones - bass
Roy McCurdy - drums
You'd Be so Nice to Come Home To (Remastered 2015)
Spring Can Really Hang You up the Most
The Sweetest Sounds (Remastered 2015)
2,Easy Does It/Bobby Timmons (Riverside) 1CD 400円
上掲盤の前年1961年録音盤、ファンキーさは残しながらも知的で端正なところも垣間見せる好盤。サム・ジョーンズのランニングベースがグイグイきてそれに乗せられたか普段は大人しい堅実なイメージのあるジミー・コブが珍しくも叩きまくるところがもう一つの聴きもの。最後に入っているガレスピーのバップナンバー"Groovin' High"なんかもうフィリー・ジョー・ジョーンズかアーサー・テイラーの如し。
1 Easy Does It 4:48
2 Old Devil Moon 4:34
3 A Little Busy 5:50
4 Ghost Of A Chance 4:50
5 Pretty Memory 4:29
6 If You Could See Me Now 6:27
7 I Thought About You 4:56
8 Groovin' High
Bobby Timmons - piano
Sam Jones - bass
Jimmy Cobb - drums
Easy Does It (Remastered 2015)
I Don't Stand a Ghost of a Chance with You (Remastered 2015)
Groovin' High
3,But Not for Me - Ahmad Jamal Trio at the Pershing (Argo) 1CD 100円
正直なところ昔からほとんど聴いたことのないピアニスト、一番よく見かけたので1958年のライヴ盤である本盤が代表作なのでしょう。マイルスが影響云々と枕詞のように出てくる人ですが、確かにこの独特の「間」がそうなのかな。
A1 But Not For Me
A2 Surrey With The Fringe On Top
A3 Moonlight In Vermont
A4 Music, Music, Music
A5 No Greater Love
Side B
B1 Poinciana
B2 Wood'yn You
B3 What's New
Recorded live at The Pershing Lounge, January 16, 1958.
Ahmad Jamal Trio at the Pershing - But Not for Me
Poinciana (Live At The Pershing, Chicago, 1958)
Surrey With The Fringe On The Top (Live At The Pershing, Chicago, 1958)
ジャズという音楽のダイナミズムを初めて教えてくれた一枚がアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの「サンジェルマンのメッセンジャーズ第2集」、もう半世紀近くも前のお話ですが。そこで演奏されていたのがファンキー・ジャズの代表曲として余りに名高い"モーニン"に"ブルース・マーチ"。そこでピアノを弾いていたのがこのボビー・ティモンズ、ブロックコードを駆使し徐々に盛り上げていく白熱のプレイに文句なくやられました。
というファンキーの権化ともいうべきピアニストがその4年後の1962年に録音したファンキーブームは終わったんだぜとばかりにリリカルに端正にピアノを弾いたのが本盤。
日本人なら皆大好き"帰ってくれて嬉しいわ"期待通りの演奏でニンマリです。
入手盤は60年代初めに日本ビクターからリリースされたペラジャケ日本盤、邦題「ソウルフル・ボビー・ティモンズ」。
Side A
A1 The Sweetest Sounds
A2 Turn Left
A3 God Bless The Child
A4 You'd Be So Nice To Come Home To
Side B
B1 Another Live One
B2 Alone Together
B3 Spring Can Really Hang You Up The Most
B4 Why Was I Born?
Bobby Timmons - piano
Sam Jones - bass
Roy McCurdy - drums
You'd Be so Nice to Come Home To (Remastered 2015)
Spring Can Really Hang You up the Most
The Sweetest Sounds (Remastered 2015)
2,Easy Does It/Bobby Timmons (Riverside) 1CD 400円
上掲盤の前年1961年録音盤、ファンキーさは残しながらも知的で端正なところも垣間見せる好盤。サム・ジョーンズのランニングベースがグイグイきてそれに乗せられたか普段は大人しい堅実なイメージのあるジミー・コブが珍しくも叩きまくるところがもう一つの聴きもの。最後に入っているガレスピーのバップナンバー"Groovin' High"なんかもうフィリー・ジョー・ジョーンズかアーサー・テイラーの如し。
1 Easy Does It 4:48
2 Old Devil Moon 4:34
3 A Little Busy 5:50
4 Ghost Of A Chance 4:50
5 Pretty Memory 4:29
6 If You Could See Me Now 6:27
7 I Thought About You 4:56
8 Groovin' High
Bobby Timmons - piano
Sam Jones - bass
Jimmy Cobb - drums
Easy Does It (Remastered 2015)
I Don't Stand a Ghost of a Chance with You (Remastered 2015)
Groovin' High
3,But Not for Me - Ahmad Jamal Trio at the Pershing (Argo) 1CD 100円
正直なところ昔からほとんど聴いたことのないピアニスト、一番よく見かけたので1958年のライヴ盤である本盤が代表作なのでしょう。マイルスが影響云々と枕詞のように出てくる人ですが、確かにこの独特の「間」がそうなのかな。
A1 But Not For Me
A2 Surrey With The Fringe On Top
A3 Moonlight In Vermont
A4 Music, Music, Music
A5 No Greater Love
Side B
B1 Poinciana
B2 Wood'yn You
B3 What's New
Recorded live at The Pershing Lounge, January 16, 1958.
Ahmad Jamal Trio at the Pershing - But Not for Me
Poinciana (Live At The Pershing, Chicago, 1958)
Surrey With The Fringe On The Top (Live At The Pershing, Chicago, 1958)
私は『at the Penthouse』ジャケの印象から、黄昏時のメランコリー、などと呟きつつ休日の夕方にたまに聴くことがあります。
相当前ですが「at the Penthouse」は持ってました。オーケストラをバックにしたムーディーなものだったくらいしか覚えていませんが、夕暮れのシカゴ(Argoレーベルだから勝手にそう思っています)のジャケが印象的でした。
今回の演奏者で、Ahmad Jamal, Jimmy Cobb. Roy McCurdyは健在なのは信じられないです。2年前Roy McCurdyをFreddy Hubbardのトリビュート・セッションで見ました。
>Ahmad Jamal, Jimmy Cobb. Roy McCurdyは健在....
そうなのですね、皆さん軽く80オーバーですよね、意外にもジャズメンは長寿で元気な方が多いのですね。先月リー・コニッツが92歳で亡くなりましたが、その数年前の映像をBSで観てびっくりしたのを思い出します、たしかに衰えてはいるのですが、出てくる音はコニッツそのもでした。
エバンスの「探求」(explorations)を入手したときはうれしかったです。「デビー」もたまに出てくるんですが、1,2ヶ月まえにオークションで1万円ちかくになってしまって、なんぼなんでもそれはないやろ、とスルーしました。こういうのはそういう価格では買わないことにしてるんです(別に他の方が買われるのは自由ですが)。
このSRシリーズは同じ日本ビクターのペラ、top rankとくらべると音も比較的クリアーだし、ジャケやレーベルのつくりも丁寧で好感が持てます。
しかし、jahkingさんとこういうペラジャケのことを語れるのはホント、楽しいですよ。
で、入手したSR7037は確かにmade and sold by fontana.......の表記があります。このFntanaなのですが、以前こちらで取り上げたケリー盤
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/56ec33787c4e175758261b221817a6af
に至ってはRiverside表記は何も無くFontanaのロゴがばっちり入って「フォンタナ・コンサート・ギャラ」シリーズの一枚ということになっています(ただ、ライナーからすると日本初イシューではないようです、SRで出たのが初版でしょうか)。Fontanaって親はオランダのPhilipsで当時日本ビクターはRiversideとの直接契約ができなくてPhlips~Fontana経由で出していたのですね。Top Rankもしかりでペラジャケ時代の日本盤って実に
面白いですね。
しかし、「デビー」が1万円近くって絶句ですね。日本コロンビアが何枚か出したマイルスのデフジャケとかだったらまぁ3千円位までなら分からないではないですが(と云っても私には手が出ませんが)。
積極的にペラジャケを集めているわけではありませんが、今後も3桁で惹かれるものであれば買っていこうと思うとります。
このSFONシリーズについては、まだお話したいことがいろいろあるんですが、家人にもう寝るように言われてまして、またの機会に、ということで失礼します。
で 話は戻るのですが、ゴソゴソやっていたらSRシリーズのモンク「ブリリアント・コーナーズ」(SR-7007)が出てきました、が、これのクレジットはMade and Sold Under Rights of Interdisc S.A.となっていて何処にもFontanaは出て来ません、はて、これは? SRシリーズの途中からFontanaが介入してくるのでしょうか? 深いなぁ。
シュミットさん、ご存知でしたら合わせてご教授いただければと思います。
私はCBSソニーが立ち上がった直後に再発した
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/516a4fad710e09b88dc32b77afeab841
こちらが思い出深いです。