Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Nicholas Greenwood

2009年08月09日 | 60's,70's Rock
1,Cold Cuts/Nicholas Greenwood (Kingdom) 1CD-R 630円
日本でも大ヒットしたあの"Fire"のThe Crazy World of Arthur Brownでベースを弾いていたニコラス・グリーンウッドが1972年に制作した唯一のアルバム。The Crazy World of Arthur Brownでキーボードを弾いていたヴィンセント・クレインはアトミック・ルースターを結成してそのサウンドを引き継ぎますが、もう一つの分派がこのアルバムと云えそうです。

ヘヴィなオルガンを主体にしたサウンドは容易にThe Crazy World of Arthur Brownを想起させますが、アーサー・ブラウンが居なくなくなって怪しいおどろおどろしさは無くなりフルートからブラス/ストリングスまでを加えたサウンドは実に真っ当なヘヴィ・プログレというあの頃のオルガン入り英国ロックのファンなら飛びつくこと間違いないサウンド。


今ではAkarmaがCD化していますが、入手盤はそれ以前に出回っていたどこぞのマニアが作ったと思しき手作り感満点の紙ジャケ仕様のCD-R盤。

Nicholas Greenwood / bass, vocals, effects
Bunk Gardner / woodwinds
Dick Henningham / organ
Eric Peachey / drums
Bryn Howarth / Guitar
Chris Pritchard / guitae
The Tear Drops / harmony vocals.
オルガン、ドラムスにニコラス、そしてスティーヴ・ヒレッジを加えると同時期に活動していたKahnになります。


Akarma盤のジャケコピー、肉が積み重なって椅子に座っているという何ともグロテスクなデザインがこれだと良く判ります。
Cold Cuts

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