1,アートロックの夜明け/フリー・スピリッツ (ABC) 1LP 1,955円
こちらでCDを、こちらでLPを、さらに2012年に発掘された1967年のライヴ録音盤をこちらでは取り上げているラリー・コリエルがソロギタリストとして売り出す以前に結成していたFree Spiritsの唯一のアルバムです。
内容については先に書いた記事から引用しておくと。
全12曲、いずれもコリエルが作者に名を連ねリード・ボーカルもとる2分台から3分台のコンパクトな曲が並びます。
サックスが飛び回るサイケ風ポップ、シタールを入れた似非インド風、コリエルのギターが爆発する変態ブルース、ジャズ・ロック風ポップ、バッファロー・スプリングフィールドを想起する曲まで時代を反映した混沌とした内容で正に異形のフュージョン・ミュージック。クレジットを見ると興味深く、プロデュースはボブ・シール、エンジニアはルディー・ヴァン・ゲルダー、つまりジャズ・フィールドからのアプローチだったことが分かります。
と、こんな盤なのですが、今般、探し続けたキングレコードから1969年にリリースされた日本盤を私的適正価格でついに見つけました。帯こそありませんがジャケットも盤もとても40年以上の前のものとは思えぬ好状態。
ポイントはそのオリジナルとは全く違う日本独自のジャケット、当時流行りのショッキングピンクの刷り色を使った如何にもの日本デザイン、珍しくもジャケット表面の左下に「F.YOSHISHIBA」なるデザイナーさんのクレジットが入っています。こちらで取り上げた同じくキングから出ていた「ジャズギターの新星」も同じデザイナーさんによるものでしょうね。
「アートロックの夜明け」と題されたこのアルバム、当時は何とも大仰なタイトルだこと!と思いましたが今思うとこのタイトルもあながち外れではないなぁと思いつつ、これでやっとこのアルバムと決着をつけた思いです(笑)
The Free Spirits - I'm gonna be free
Cosmic Daddy Dancer - The Free Spirits
THE FREE SPIRITS - Tattoo man
こちらでCDを、こちらでLPを、さらに2012年に発掘された1967年のライヴ録音盤をこちらでは取り上げているラリー・コリエルがソロギタリストとして売り出す以前に結成していたFree Spiritsの唯一のアルバムです。
内容については先に書いた記事から引用しておくと。
全12曲、いずれもコリエルが作者に名を連ねリード・ボーカルもとる2分台から3分台のコンパクトな曲が並びます。
サックスが飛び回るサイケ風ポップ、シタールを入れた似非インド風、コリエルのギターが爆発する変態ブルース、ジャズ・ロック風ポップ、バッファロー・スプリングフィールドを想起する曲まで時代を反映した混沌とした内容で正に異形のフュージョン・ミュージック。クレジットを見ると興味深く、プロデュースはボブ・シール、エンジニアはルディー・ヴァン・ゲルダー、つまりジャズ・フィールドからのアプローチだったことが分かります。
と、こんな盤なのですが、今般、探し続けたキングレコードから1969年にリリースされた日本盤を私的適正価格でついに見つけました。帯こそありませんがジャケットも盤もとても40年以上の前のものとは思えぬ好状態。
ポイントはそのオリジナルとは全く違う日本独自のジャケット、当時流行りのショッキングピンクの刷り色を使った如何にもの日本デザイン、珍しくもジャケット表面の左下に「F.YOSHISHIBA」なるデザイナーさんのクレジットが入っています。こちらで取り上げた同じくキングから出ていた「ジャズギターの新星」も同じデザイナーさんによるものでしょうね。
「アートロックの夜明け」と題されたこのアルバム、当時は何とも大仰なタイトルだこと!と思いましたが今思うとこのタイトルもあながち外れではないなぁと思いつつ、これでやっとこのアルバムと決着をつけた思いです(笑)
The Free Spirits - I'm gonna be free
Cosmic Daddy Dancer - The Free Spirits
THE FREE SPIRITS - Tattoo man
内容は知らなくても......(笑)
米国オリジナルのジャケットもすばらしいですが、この日本盤には到底及びません。さらにあのパワー・ハウスやジェリー・ハーン(アラブ・インでしたっけ?)の日本盤のジャケットをはるかに凌ぎます。
久々にこのジャケットを目にしたのですが、思わず見入ってしまいました。
もちろん、中身はサイケ・ジャズと呼べそうな曲と演奏が入っていますが、コリエル参加の一連のゲィリー・パートンのアルバムより、もっとロックしています。
コーティングされたペラジャケに生えるデザインだなぁと勝手に思っています。日本グラモフォンが出した同じくショッキングピンクを使たビージーズのファーストアルバムを思い起こします。
>Graさん
悲願30年というところでしょうか(笑) 最初に見たときには何とも思わなかったのですが、ある日から突然欲しくなりまして....。
もう一つウン十年も狙っている日本盤は日本ビクターが出したヤングブラッズのアメリカ国旗を使ったジャケットのもの(たぶん、ファーストアルバム)。これは確かGraさんお持ちのはず、mixiにアップされていたと記憶。ウン十年前に見て以来拝んだことがありません。
私的には意外でした、このところのあそこはおしなべて高いという印象だったので。
たまに私も渋谷DUに行きますけど、時々安いのもありますね、USのサイケ・ハード辺りでも。UKだと途端に値段が跳ね上がるんですが。あ~久しぶりに渋谷Dに行ってみようかな。いやぁ~羨ましいです。
DUが主導したと思しき(?)UK&Euro盤の高騰は何なのでしょうね。もう私にはまったく関係のない世界になっています(苦笑)
一度DUの店員さんに聴いたことがあります。なぜここ2~3年でこんなにUK盤が高くなったのかと。すると
「海外での高騰で仕入れが難しく、また円安で外国人バイヤーがどんどん買ってしまうため値段が海外並みに上がってしまった」
とのことです。確かにebayなんかで見ても似たような値段になってますしね。まぁ自分は管理人さんと同じ道を行こうと思いますが(笑)。
これからも楽しみにしています。
あっ、リポートありがとうございます。
そもそも論ですが、なぜにUK盤が人気あるのでしょうね、米盤がオリジナルなのにそのUK初版が数倍もするって私のような国内盤と米盤で育った人間にはピンときません、まぁ、対岸の出来事なのでどーでもいーのですが(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
何度もコメントごめんなさい。いや、全く同感ですね。USバンドの米盤だと安いのにUK盤だと値段が跳ね上がるのはどうして?これって国内のことだけかと思っていたら、ebayでも同じでした。どうもUKプレスが世界で一番高いみたいです。音楽雑誌なんかでは「UK盤は音が良い」ということになってますが、別に自分はそんな風には思いませんが。でもUK盤ジャケットのラミネートはそそりますが(笑)。