
1,same/John Brim & Little Hudson (P-Vine Special) 1LP 650円
1980年、P-Vineがジュエル、コブラ、チーフ、JOB等の音源を使って極めて良質な編集盤をリリースしてた頃の一枚。ジョン・ブリムとリトル・ハドソンがシカゴのJOBレーベルに1952-1954年に残した音源集。
ジョン・ブリムは大方のブルースファンがそうであるように初めて耳にしたのはエルモア・ジェイムズとのカップリングアルバム「Whose Muddy Shoes」にて。そちらはロバート・ジュニア・ロックウッド、エディ・テイラー、リトル・ウォルター、ウィリー・ディクソン、フレッド・ビロウ等々のシカゴブルース・オールスターズを伴ってのChess/Parrot録音。これぞ50's Chicago Bluesという"Tough Times"とか"Ice Cream Man"は何度聴いたことか。
で 本盤に入っているJOB録音はそのChess録音の数年前に当たり、サニーランド・スリムのピアノにベースが付いて派手さはまったく無いのですがドロリとこぼれ落ちるような実に味わい深い歌声が響きます。
SP1枚、2曲しか発売されなかったというギタリストのリトル・ハドソン、シティブルースっぽい2曲目はともかく1曲目の"Rough Treatment"はボーカルとギターは絶品、これ1曲で語り継がれるのも納得
Side A
A1 –John Brim/ Young And Wild
A2 –John Brim/ I Love My Baby (Take 1)
A3 –John Brim/ I Woke Up This Morning
A4 –Grace Brim/ Chattanooga Tennessee
A5 –John Brim/ Humming Blues
A6 –John Brim/ Hard Pill To Swallow
A7 –John Brim/ Drinkin' Woman
A6 –John Brim/ Man Around My Door
Side B
B1 –Little Hudson/ Rough Treatment
B2 –Little Hudson/ I'm Looking For A Woman
B3 –Little Hudson/ Things Going So Tough With Me
B4 –Little Hudson/ Don't Hung Around
B5 –Little Hudson/ Shake It Baby
B6 –John Brim/ Don't Leave Me
B7 –John Brim/ Moonlight Blues
Young and Wild
John Brim and His Trio Drinking Woman J O B 1011
John Brim Trio Trouble In The Morning J O B 110A
Little Hudson Rough Treatment (1953)
Little Hudson - I'm Looking For A Woman
2,Just Walk in the Rain/The Prisonaires (P-Vine Special) 1LP 650円
で こちらのP-Vine盤はサム・フィリップスのSun Recordsの権利を獲得して様々の編集盤をリリースしていた1987年リリースの一枚。これは初めての入手盤。
その名の通り本物の服役囚で組まれたボーカルグループ、プリズネアーズの1953年と54年録音を集めたもの。タイトルとなっている"Just Walk in the Rain"は白人シンガーのジョニー・レイがビッグヒットさせ日本でも"雨に歩けば"のタイトルで有名なあの曲、これがプリズネアーズのオリジナルだったそう。
聴かせるリードに分厚いハーモニーでオリオールズ、ドミノス、カージナルスといった所謂バードグループスタイルのアップとバラード、ブルースからゴスペルまでたっぷり18曲、聴き応え充分。
Side A
01 Baby Please
02 Just Walking In The Rain
03 My God Is Real
04 Softly And Tenderly
05 I Know
06 No More Tears
07 Don't Say Tomorrow
08 What Do You Do Next
09 I Wish
Side B
01 That Chick's Too Young To Fry
02 Lucille, I Want You
03 If I Were A King
04 Surleen
05 All Alone And Lonely
06 Rockin' House
07 Two Strangers
08 Frank Clement
09 There Is Love In You

The Prisonaires - Just Walkin' in the Rain
The Prisonaires - Baby Please
PRISONAIRES- NO MORE TEARS
The Prisonaires - I Know
1980年、P-Vineがジュエル、コブラ、チーフ、JOB等の音源を使って極めて良質な編集盤をリリースしてた頃の一枚。ジョン・ブリムとリトル・ハドソンがシカゴのJOBレーベルに1952-1954年に残した音源集。
ジョン・ブリムは大方のブルースファンがそうであるように初めて耳にしたのはエルモア・ジェイムズとのカップリングアルバム「Whose Muddy Shoes」にて。そちらはロバート・ジュニア・ロックウッド、エディ・テイラー、リトル・ウォルター、ウィリー・ディクソン、フレッド・ビロウ等々のシカゴブルース・オールスターズを伴ってのChess/Parrot録音。これぞ50's Chicago Bluesという"Tough Times"とか"Ice Cream Man"は何度聴いたことか。
で 本盤に入っているJOB録音はそのChess録音の数年前に当たり、サニーランド・スリムのピアノにベースが付いて派手さはまったく無いのですがドロリとこぼれ落ちるような実に味わい深い歌声が響きます。
SP1枚、2曲しか発売されなかったというギタリストのリトル・ハドソン、シティブルースっぽい2曲目はともかく1曲目の"Rough Treatment"はボーカルとギターは絶品、これ1曲で語り継がれるのも納得
Side A
A1 –John Brim/ Young And Wild
A2 –John Brim/ I Love My Baby (Take 1)
A3 –John Brim/ I Woke Up This Morning
A4 –Grace Brim/ Chattanooga Tennessee
A5 –John Brim/ Humming Blues
A6 –John Brim/ Hard Pill To Swallow
A7 –John Brim/ Drinkin' Woman
A6 –John Brim/ Man Around My Door
Side B
B1 –Little Hudson/ Rough Treatment
B2 –Little Hudson/ I'm Looking For A Woman
B3 –Little Hudson/ Things Going So Tough With Me
B4 –Little Hudson/ Don't Hung Around
B5 –Little Hudson/ Shake It Baby
B6 –John Brim/ Don't Leave Me
B7 –John Brim/ Moonlight Blues
Young and Wild
John Brim and His Trio Drinking Woman J O B 1011
John Brim Trio Trouble In The Morning J O B 110A
Little Hudson Rough Treatment (1953)
Little Hudson - I'm Looking For A Woman
2,Just Walk in the Rain/The Prisonaires (P-Vine Special) 1LP 650円
で こちらのP-Vine盤はサム・フィリップスのSun Recordsの権利を獲得して様々の編集盤をリリースしていた1987年リリースの一枚。これは初めての入手盤。
その名の通り本物の服役囚で組まれたボーカルグループ、プリズネアーズの1953年と54年録音を集めたもの。タイトルとなっている"Just Walk in the Rain"は白人シンガーのジョニー・レイがビッグヒットさせ日本でも"雨に歩けば"のタイトルで有名なあの曲、これがプリズネアーズのオリジナルだったそう。
聴かせるリードに分厚いハーモニーでオリオールズ、ドミノス、カージナルスといった所謂バードグループスタイルのアップとバラード、ブルースからゴスペルまでたっぷり18曲、聴き応え充分。
Side A
01 Baby Please
02 Just Walking In The Rain
03 My God Is Real
04 Softly And Tenderly
05 I Know
06 No More Tears
07 Don't Say Tomorrow
08 What Do You Do Next
09 I Wish
Side B
01 That Chick's Too Young To Fry
02 Lucille, I Want You
03 If I Were A King
04 Surleen
05 All Alone And Lonely
06 Rockin' House
07 Two Strangers
08 Frank Clement
09 There Is Love In You

The Prisonaires - Just Walkin' in the Rain
The Prisonaires - Baby Please
PRISONAIRES- NO MORE TEARS
The Prisonaires - I Know
その後の2枚は面影なしの仰る通りガッカリ盤、名ばかりの罪な2枚でした(笑)
しばらく経っての3枚目(白いスーツを着た色っぽい黒人女性たちがジャケ)はすっかりディスコ調でガッカリしたのを思い出します。その後メンバーをリストラしたらしいアルバムも見かけましたが、これはスルーしちゃいました。
エスコーツですが、あの一枚目の如何にもの鉄格子ジャケットに、イメージにそぐわない素晴らしい中身の音楽、更に2枚もスタジオ収録アルバムを出してしまうって、囚人ってホントかいな?と猜疑心を抱かざるを得ないのは正直なところ、が、それはこっちの感覚であって、事はアメリカですからどうなんでしょ。根拠はまったくありませんが刑期は短か買ったのでは? そう云えば、その後80年代にも90年代にもアルバムを出していましたがあれは出所後? 別メンバー? どうなのでしょう。
音楽活動で刑務所外に出ることもそれなりに有ったのでしょうが、後ろ三人の死亡事由を見るとアメリカの刑務所ってどうなってるんだろうと思いますね。
以下余談 『3 Down 4 To Go』(大好きです)なるタイトルでアルバムを出したEscortsのメンバーの刑期は短かったんですかね。