The Instant & Minit Story

1,The Instant & Minit Story/V.A (Charly) 3CD 1,726円
Minit Recordsは、1959年、ジョー・バナシャクとラリー・マッキンリーによって設立されたニューオーリンズのレコード・レーベル、50年代のニューオリーンズのブルース、R&BというとImperialを想起しますが、こちらは60年代のソウル・ミュージックにつながる総本山的レーベル。Ernie K. Doe、 Aaron Neville、 Irma Thomas、 Benny Spellman、Jessie HillそしてInstantのChris Kennerあたりが初期のスターですね。因みにこのレーベル、後にImperialに買収されます。

そんなInstant/Minitレーベルから89曲をピックアップした編集盤。
収録曲はこちらで。

Disc One 「Hits by The Minit」
レーベル最大ヒットのErnie K. Doeの"Mother in Law"から、Jessie Hill"Ooh Poo Pah Doo"、Benny Spellman"Fortune Teller"(ストーンズだ！)、等々ヒット曲満載サイド。

Disc Two 「In a Instant」
InstantとMinitでアーティストをどのように振り分けていたのかわかりませんが、両レーベルにまたがるアーティストは多数。Instantでも最大ヒットはChiris Kennerの"Land of 1000 Dances"　そうウィルソン・ピケットで知られる"ダンス天国"。Ernie K. Doeの"Certain Girl"(ヤードバーズだ！)、Eddie Bo、Irma Thomas、Barbara George"Something You got"等々Instantレーベルでのヒット曲を網羅。

Disc Three「From The Vaults」
3枚目は未発表曲を含むレア45's集。めちゃかっこいいChiris Kenner"Mini Skirts and Soul"、素晴らしいDoo-WopものThe Humdingers"Skinny McGinny"、ダウンホーム・ハープ・ブルースのPolka Dot Slim"Ain't Hungry,Ain't Broke"ほかファンク、甘いバラード、ガール・グループ物、とバラエティに富んでいて私には一番楽しめたサイド。