Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Firesign Theatre

2009年06月14日 | ノンジャンル
1,In The Next World, You're On Your Own/The Firesign Theatre (Columbia) 1LP 380円
60年代後半からColumbiaで大量のアルバムを出しているコメディアン4人組、ファイヤーサイン・シアターの75年盤。数々のSEを挿入してストーリー仕立てでのコメディ盤(スネークマン・ショーみたいなものと云えば判りやすいですかね)なので昔からよく目にしてはいたものの手は出ませんでした。

が 本盤とレコファンBeam店のエサ箱で遭遇したときは思わず「ウォ!」と声がでました。ジャケットをウィリアム・スタウト(William Stout)が手掛けているのです。こんな盤があったとはツユ知らず、大喜びで帰ってきました。

アナログ時代から何故かBootlegのアルバムを多数手掛けていてその手のファンにはお馴染のイラストレーター。Trademark of Quality(TMOQ)レーベルのブタマークからビートルズ、ストーンズ、フー、ヤードバーズ等々そのコミカルなイラストは大好きでした。Rhino Recordsがその初期に使っていたサイのレーベル・ロゴもスタウト氏によるものでした。

本盤も如何にもスタウト氏らしい作りで、イラストだけでなくアルバム・クレジットからColumbiaのロゴ、レコード番号、更にジャケットの背文字まですべて特徴のある氏の手書き文字で書かれていて、ジャケットの何処にも写植の文字は使われていません。ということで持ってるだけで嬉しい一枚でした。

と、私は門外漢ゆえレコード・ジャケットのイラストレーター/デザイナーとしてしか知らないのですが、実はコミックやアルバムジャケット、映画のコンセプトデザインや絵コンテなど活動範囲は多岐にわたるアートの巨匠といわれる人で、「メン・イン・ブラック」のクリーチャーデザインや「ジュラシック・パーク」の恐竜デザインも氏の手になるものだそうです。

FST



TMOQレーベルに残されたスタウト氏が手掛けたものを何枚か。
Tales of The Who

egg

moreegg

spicy

Stones

このブログでもストーンズものをこちらで取り上げたことがありました。

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