1,The Johnny Winter Story (GRT) 1LP 600円
コロンビアと破格の金額で契約した直後、どっと便乗リリースされたのが下積み時代の録音をまとめたアルバムでした、それは我が国でもリリースされていて件のコロンビアからのファースト・アルバムがCBSソニーからリリースされたのとほぼ同時期に「100万ドルのブルース・ギタリスト」の名のもとにリリースされていたのを記憶しています。東芝から出たImperial盤「The Progressive Blues Experiment」、日本コロンビアから出たBuddah盤「First Winter」とか。
今回入手した本盤もそんな一枚、録音に関するクレジットは一切ないのですが、聴けば結構広い時期にまたがっている気もします、面白かったのが数曲あるルイジアナ~ニューオリンズ系のユルユル・ブルース、こんなのを聴くとこの人の根っこが知れるというか、やっぱり根っからのブルースマンだなぁと。
Side A
1.Ease my heart
2.Thats what love does
3.Crying in my heart
4.The guy you left behind
5.Shed So Many Tears
6.Creepy
7.Gangster of love
Side B
1,Road runner
2.Leave my woman alone
3.I can't believe you want to leave
4.Broke and lonely
5.Oh my darling
6.By the light of the silvery moon
7.Five after four A.M.
2,Let It Out/The Hombres (Verve Forecast) 1LP 600円
67年に"Let It Out (Let It All Hang Out)"をスマッシュヒットさせて知られるメンフィスの4人組。その曲はゼムの"Gloria"のパターンをモロにいただいたノベルティっぽい曲。でその"Gloria"まで全く同じパターンで演っちゃているのだから何とも確信犯。
以前どこかでこのアルバムはガレージ/サイケの文脈で紹介されていたのを記憶していて買ってみたものですがどうやらチトそのアテは外れたようで。
The Hombres - Let It Out (Let It All Hang Out)
the hombres - gloria
the hombres - am i high
3,Marc Time/Mark Ellington (Talkng Elephant) 1CD 600円
どこでどーなったのか? このマーク・エリントンなるシンガー/ソングライターは米国人で彼の地の音楽に魅せられ英国に渡り現地のミュージシャンと共に5枚のアルバムを制作した......と。が じつは生まれも育ちもれっきとした英国人だったらしい。この人の一番知られる72年のセカンドアルバム「Rains」を取り上げた時もその通説を何ら疑うことなく英国に渡った米国人と書いていました。
とまぁ、それはともかく、音を聴けば米国人が"英国に渡って現地ミュージシャンと共に制作した音楽"そのもの。75年の5枚目になる本盤もそれは微塵の変化もなく、バックを付けるのもフェアポートにフォザリンゲイの一派、アンディ・ロバーツにこのテのセッションには必須B.J.コールと英に描いたようなメンツ。
1. Wild About My Lovin'
2. The Answer Is You
3. Stealin'
4. Streets Of Baltimore
5. Ad Man
6. I Miss The Mississippi And You
7. Shady Lies
8. Borrowing Time
9. Close The Door
10. You Just Can't Believe What You See
11. Anyday Woman
Marc Ellington
Andy Roberts
Jerry Donahue
Pat Donaldson
Gerry Conway
Dave Mattacks
Ian Whiteman
B.J.Cole
Simon Nichol
Richard Thompson
Linda Thompson
Steve Ashley
Produced by Sandy Roberton
Marc Ellington - Ad Man
コロンビアと破格の金額で契約した直後、どっと便乗リリースされたのが下積み時代の録音をまとめたアルバムでした、それは我が国でもリリースされていて件のコロンビアからのファースト・アルバムがCBSソニーからリリースされたのとほぼ同時期に「100万ドルのブルース・ギタリスト」の名のもとにリリースされていたのを記憶しています。東芝から出たImperial盤「The Progressive Blues Experiment」、日本コロンビアから出たBuddah盤「First Winter」とか。
今回入手した本盤もそんな一枚、録音に関するクレジットは一切ないのですが、聴けば結構広い時期にまたがっている気もします、面白かったのが数曲あるルイジアナ~ニューオリンズ系のユルユル・ブルース、こんなのを聴くとこの人の根っこが知れるというか、やっぱり根っからのブルースマンだなぁと。
Side A
1.Ease my heart
2.Thats what love does
3.Crying in my heart
4.The guy you left behind
5.Shed So Many Tears
6.Creepy
7.Gangster of love
Side B
1,Road runner
2.Leave my woman alone
3.I can't believe you want to leave
4.Broke and lonely
5.Oh my darling
6.By the light of the silvery moon
7.Five after four A.M.
2,Let It Out/The Hombres (Verve Forecast) 1LP 600円
67年に"Let It Out (Let It All Hang Out)"をスマッシュヒットさせて知られるメンフィスの4人組。その曲はゼムの"Gloria"のパターンをモロにいただいたノベルティっぽい曲。でその"Gloria"まで全く同じパターンで演っちゃているのだから何とも確信犯。
以前どこかでこのアルバムはガレージ/サイケの文脈で紹介されていたのを記憶していて買ってみたものですがどうやらチトそのアテは外れたようで。
The Hombres - Let It Out (Let It All Hang Out)
the hombres - gloria
the hombres - am i high
3,Marc Time/Mark Ellington (Talkng Elephant) 1CD 600円
どこでどーなったのか? このマーク・エリントンなるシンガー/ソングライターは米国人で彼の地の音楽に魅せられ英国に渡り現地のミュージシャンと共に5枚のアルバムを制作した......と。が じつは生まれも育ちもれっきとした英国人だったらしい。この人の一番知られる72年のセカンドアルバム「Rains」を取り上げた時もその通説を何ら疑うことなく英国に渡った米国人と書いていました。
とまぁ、それはともかく、音を聴けば米国人が"英国に渡って現地ミュージシャンと共に制作した音楽"そのもの。75年の5枚目になる本盤もそれは微塵の変化もなく、バックを付けるのもフェアポートにフォザリンゲイの一派、アンディ・ロバーツにこのテのセッションには必須B.J.コールと英に描いたようなメンツ。
1. Wild About My Lovin'
2. The Answer Is You
3. Stealin'
4. Streets Of Baltimore
5. Ad Man
6. I Miss The Mississippi And You
7. Shady Lies
8. Borrowing Time
9. Close The Door
10. You Just Can't Believe What You See
11. Anyday Woman
Marc Ellington
Andy Roberts
Jerry Donahue
Pat Donaldson
Gerry Conway
Dave Mattacks
Ian Whiteman
B.J.Cole
Simon Nichol
Richard Thompson
Linda Thompson
Steve Ashley
Produced by Sandy Roberton
Marc Ellington - Ad Man
私も今の今まで「アメリカ人」と信じていました。風貌からそういうのをわざと狙ってたんでしょうか。
M.ブルームフィールドにも同じ様なことが言えると思いますが、ウインターも青空レーベル以降のものも含め、ブルーズ・シンガー、ギタリストとしての総体がもっと語られても良いですよね。
マーク・エリントンが生粋の英国人というのがハッキリしたのは、今世紀初頭、VInyl Japanの中谷氏がCD発売契約の際、本人とのインタビューの内でその旨語らせてからだと思います。
因に現在エリントン氏は伝統文化保存のための政府機関重役だそうで(’5~6年当時)、音楽活動まではなかなか時間が無い、とのことです。
ぶっ飛んだのはやはりアンドとのライブでしょうか?
今でも愛聴盤ですね。
デビュー作からしてサザン・コンフォートとかビッグ・ジム・サリバン、セカンドはサンディ・デニーを含むフェアポート一派、確かにいきなり豪華ですよね、レーベル側からにお仕着せとはとても思えず、何らかのつながりがあってのことなのでしょうね。大して売れたとも思えない(失礼!)にも関わらず5枚ものアルバムを残している.......これにも驚くわけですが、それも豪華バック人にしても所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンだったのかも。
>t-izuさん
「ブルースの幻触」って凄いタイトルですねぇ、一見かっこいいのですがチト意味不明(笑) 白人でありながらここまでブルースが体に沁みこんでいる人もそうはいないかなというのがこういった下積み時代の録音を聴くとよくわかります、もうまるで自然体でブルースを演っているのですね。ただ、あまりにギターが上手くて派手なものだからブレークしてからはそのあたりが見えなくなっていた時期もありますね。
マーク・エリントンの真相はそういうことで判明したのですか、真偽のほどは? と実は思っていたのですが、本人とのインタビューならもう問答無用ですね。情報有難うございます。
>uniさん
その後も凄いライヴ盤を連発しますが、一番衝撃を受けたのははやっぱあのライヴですね、ブルース云々関係なく完璧にぶっ飛ばされたライヴ盤でした。今も昔もFirebirdが一番似合うギタリストですね。