1,Aries/Danny Woods (Invictus) 1LP 100円
チェアメン・オブ・ザ・ボードでジェラルド・ジョンスンと共にリードをとっていたダニー・ウッズの1972年Invictusに残されたソロ・アルバム。 これを初めて聴いたのは80年頃だったでしょうか、ヴィヴィッド・サウンドがチェアマン、バリノ・ブラザース、グラス・ハウス、エイス・デイ等々Invictus/Hot Waxのカタログをまとめて出したときに一緒に出たものにて。(戯言ながら、この時のリリース、一部がカラーヴィニール盤で出ていましたね、これが妙に印象に残っています。)
そののちP-VineがLP/CD化したり、昨年12月にはソリッから最新のマスタリングのCDがまたまた出たようです。ということで、今更私なんぞがゴチャゴチャとか云うまでもないノーザン・ソウルの傑作アルバムですね。
で 今回購入盤はリアルタイム1972~73年に東芝音工が出していた国内盤。いやはや、こんな知名度ゼロであろう渋~いアルバムが当時日本で出ていたとは驚きです。邦題は「牡羊座/ダニー・ウッズ」、充実のライナーはもちろん桜井ユタカ氏。ちなみにコレ、元々600円の価格が付いていたのですが見向きもされなかったようで、700円以下全品100円というDUお得意の見切り物セールで購入しました。
A面をアップ、B面をスロー~ミディアムでまとめて全曲素晴らしいのですが、中でもオーティスの"愛しすぎて~I've Been Loving You Too Long"、すっかりインヴィクタス・サウンドに変えられ語りも入れた7分間が至福。続く誰もが知るメロディのアイルランド民謡"Danny Boy"も意外な選曲ながらちょっと高めでキレイな声を持つダニーにはぴったりでこれも一発で耳に残ります。
Side A
1 Everybody's Got A Song To Sing
2 Let Me Ride
3 Roller Coaster
4 Try On My Love For Size
5 It Didn't Take Long
6 Working On A Building of Love
Side B
1 Funny How Time Slips Away
2 Two Can Be As Lonely As One
3 I've Been Loving You Too Long
4 Danny Boy
DANNY WOODS - Two Can Be As Lonely As One - 1972
チェアメン・オブ・ザ・ボードでジェラルド・ジョンスンと共にリードをとっていたダニー・ウッズの1972年Invictusに残されたソロ・アルバム。 これを初めて聴いたのは80年頃だったでしょうか、ヴィヴィッド・サウンドがチェアマン、バリノ・ブラザース、グラス・ハウス、エイス・デイ等々Invictus/Hot Waxのカタログをまとめて出したときに一緒に出たものにて。(戯言ながら、この時のリリース、一部がカラーヴィニール盤で出ていましたね、これが妙に印象に残っています。)
そののちP-VineがLP/CD化したり、昨年12月にはソリッから最新のマスタリングのCDがまたまた出たようです。ということで、今更私なんぞがゴチャゴチャとか云うまでもないノーザン・ソウルの傑作アルバムですね。
で 今回購入盤はリアルタイム1972~73年に東芝音工が出していた国内盤。いやはや、こんな知名度ゼロであろう渋~いアルバムが当時日本で出ていたとは驚きです。邦題は「牡羊座/ダニー・ウッズ」、充実のライナーはもちろん桜井ユタカ氏。ちなみにコレ、元々600円の価格が付いていたのですが見向きもされなかったようで、700円以下全品100円というDUお得意の見切り物セールで購入しました。
A面をアップ、B面をスロー~ミディアムでまとめて全曲素晴らしいのですが、中でもオーティスの"愛しすぎて~I've Been Loving You Too Long"、すっかりインヴィクタス・サウンドに変えられ語りも入れた7分間が至福。続く誰もが知るメロディのアイルランド民謡"Danny Boy"も意外な選曲ながらちょっと高めでキレイな声を持つダニーにはぴったりでこれも一発で耳に残ります。
Side A
1 Everybody's Got A Song To Sing
2 Let Me Ride
3 Roller Coaster
4 Try On My Love For Size
5 It Didn't Take Long
6 Working On A Building of Love
Side B
1 Funny How Time Slips Away
2 Two Can Be As Lonely As One
3 I've Been Loving You Too Long
4 Danny Boy
DANNY WOODS - Two Can Be As Lonely As One - 1972
soulレーベルで私が一番好きなのは、atlanticでもstaxでもhiでもmotownでもgoldwaxでもなく、
実はこのhot wax/invictusなのです。(勿論他も大好きですが、順位として、です)
確かglass houseも東芝盤出ていたと思いますが、100poof,honey cone,チェアメン辺りはどうだったでしょうか?
失礼しました。齢を重ねると、さほどない知識もあやふやになってきましたもので。
こんな中danny woodsが国内発売されたのも、日本で大人気のオーティスのカバーのおかげ、だと読んでおりますが、どうでしょうか。
8th dayは良く考えたら、東芝音工から出ていました、確か。
もう一回よく考えるとglass houseもやはり出ていたような気がしてきました。自分の記憶の悪さに嫌になります。
Soulレーベルで一番好きなのは? しみへんさんが挙げておらるレーベルに一番お世話になったのは確かなのですが、敢えて云えばJewel系列、Sound Stage 7、Seventy 7、あたりの南部のちょっと甘口のレーベルの音が好きだったりします。
ダニー・ウッズの日本発売は下記に載ってる帯をみてももう時代の勢いだったのでは? それに桜井さんのプッシュも。
http://blog-ocha-soul.diskunion.net/Entry/3578/
あとローラ・リーの『ウィメンズ・ラヴ・ライツ』(日暮、88点)『光と影』(中村、84点)などレビューされています。ローラ・リーは当時気鋭の女性シンガーということで東芝も結構プッシュしていたような。因に『光と影』は桜井氏が'72ベスト10に選んでます。
同号今月のレコードにて鈴木啓志氏が『グラス・ハウス・セカンド』に83点を献上しています。この辺になると記憶がほとんど有りませんが、セカンドとなってるんですから一枚目も出てたんでしょうね。
改めて眺めると当時のNMM誌、点数辛いですね(笑)
これも定かでない記憶ですが、エイス・デイの閻魔ジャケを桜井氏がドラマティックスの1stジャケなどと共に嫌っていたような気がします。
色々と情報ありがとうございます。
私もその頃のNMMはもう夢中で読んでいたのでムクムクと記憶が蘇ってきます。
当時のこの辺りの採点が辛いのは(私がそうだったからなのですが)70年代の初めの頃って60年代のサザンソウルが至上という感覚がまだまだはびこっていて、都会的な新しい感覚を持ったソウル・ミュージックはいま一つ認められなかった(認めたくなかった)ということではないでしょうか(特にNMM誌では)。
たとえば、ローラ・リーにしてもHot Waxの諸作よりも当時日本ビクターから出ていたフェイム録音のChess盤「ラヴ・モア・ザン・プライド 」のほうが断然好評価だった記憶があります。ワナパイ、日本ビクター、キング等から出ていたサザン系シングルを使ったコンピも軒並み超がつく好評価でした(事実、今聴いても悶絶ものではありますが)。
閻魔ジャケしかりドラマティックスのファーストの目玉ジャケ、怪獣ジャケの「A Dramatic Experience」しかり黒人の感覚って何なのだろう? って思った記憶があります。
確かに私もそうでした(笑)。それと仰られるように'72年という年は、サザン・ソウルのシングル・コンピの当たり年でしたね。当時さんざん聴きまくった『ソウル・ディープVol.1』『ソウル・オン・シカゴ・サウンドVol.2』、他に結局現物さえ見られなかった『R&B・ベスト・コレクション第一集』『ブルース&ソウル・ルイジアナ第一集』『スタックス・ゴールデン・ヒッツ(メンフィスの香り)Vol.2』などなど。このあたり機会が有りましたらジャケ写などアップして頂ければ幸いです。
レコ棚をゴソゴソやってみました、その当時のもので今持っているは下記です。
「ブルース・アンド・ソウル・ルイジアナ」(Jewell系・キング)
「R&Bベスト・コレクションVol.1」(Hi系・キング)
「ソウル・オン・シカゴ・サウンドVol.2」(Chess系・ビクター)
「ソウル・ディープVol.1-3」(Atlantic系・ワナパイ)
もう少し前に出たものですが聴き狂っていたもの
「ソウル・パレードVol.3」(Atlantic系・日本グラモフォン)
「リズム・アンド・ブルース・ベストアルバムVol.3」(Sound Stage7系・テイチク)
75年リリースですがメチャやられたもの
「メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクションVol.1-4」(Hi系・キング) Vol.3はドン・ブライアントの単独盤でしたね(これのみCD化に伴い処分しました)。
*この中で引っ掛かるものがあればリクエストください、折を見てジャケット/収録曲等アップさせていただきます。
**************
この手のコンピの先駆け盤として名高い69年にキングが出した「This is SOUL/熱い想い/R&Bソウル・バラード集」はついぞ一度も遭遇せず、未だ密かに追っかけております。
お言葉に甘えて、
『ブルース&ソウル・ルイジアナ』
『R&Bベスト・コレクションVol.1』
の2枚、機会が有りましたらお願いします。
ドン・ブライアントのアナログ盤は未だ持ってます。
「メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクションVol.1-4」は当時結構売れたようですね、特にVol.1とドン・ブライアントは中古で今でも結構見掛けます。