Railroad Folk Song - Smoky Mountain Ballads

1,The Railroad in Folk Song/V.A. (RCA) 1LP 315円
邦題「レイルロード・フォーク・ソングの古典」66年に日本ビクターからでたRCA Vintage Seriesの一枚です。
幌馬車、運河船から、汽車、トラックまで輸送機関に開拓者たちは深い愛着を持ちました、なかでも彼等の心を大きく捉えたのは"アイアン・ホース"といわれた汽車でした。彼等にとって汽車は開拓精神のシンボルであり逃亡、自由、救いへの道だったのです。そんなところから多くのトレイン・ソング、レイルロード・ソングが生まれたのです。こんな伝統は今でも受け継がれていて多くのポップ・ヒットも生まれています。

と　柄にも無く知ったかぶりをしてしまいましたが、本盤は1926～40年に録音されたそんなレイルロード・フォーク・ソングを16曲集めたものです。
門外漢ゆえ内容のコメントは出来ませんが、何とも不思議な郷愁感にかられたことだけは云っておきます。


2,Smoky Mountain Ballads/V.A. (RCA) 315円
上記と同じシリーズの戦前のサザン・マウンテン・ミュージック集です。
米国南東部、アパラチア地方（ヴァージニア、ウェスト・ヴァージニア、ケンタッキー、テネシー、ノース・キャロライナ、サウス・キャロライナにまたがる地帯）の山岳地帯において、アメリカに移住してきたイングランド系、アイルランド系やスコットランド系移民の音楽に、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人達の音楽などが融合して生まれた音楽をマウンテン・ミュージックと呼び、ブルーグラスの原型として知られています。ブルーグラスなる名称はこのLPにも入ってるビル・モンローが創造・命名したものだそうです。

本盤は1930年代に膨大に残されたそんなマウンテン・ミュージックの音源を1941年にRCAがあのアラン・ロマックスの父ジョン・ロマックスに編集を依頼して作ったSPアルバムを基にしたLPアルバムです。

ということで、クラレンス・ホワイト在籍したケンタッキー・カーネルズの「Apalachian Swing」の先祖の音が聴けるということで買ってみた次第です。





3,24 of Hank Williams Greatest Hits (Polydor) 1CD 100円
実は最近そのBootを入手したこともあってグラム・パーソンズを聴き直しています。そんなこともあってカントリー系音楽に少しだけ馴染んでいまして、このハンク・ウィリアムスもベスト盤はLPしか持っていなかったのでベスト盤CDについ手が出ました。といっても相変わらずここで書いたコメント以上のものは出てこないのですが(苦笑)