Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

寺内タケシとブルー・ジーンズ 1965

2019年12月19日 | 寺内タケシ
1,ベスト・オブ・ブルージンズ/寺内タケシとブルージンズ (東芝音工) 1LP 2,088円
1965年に東芝からリリースされたブルージーンズ、当時はキングからLPもシングルも多数リリースされているのですが契約はどうなっていたのでしょう。前年には「これぞサーフィン」、同年には「太陽の下のブルージーンズ」、日野皓正のトランペットをフューチャーした「トランペット・イン・ブルージーンズ」なんてアルバムも出ていますね。単発契約ということでしょうか。

もう半世紀も前の話ですが、私が初めて買った(買ってもらった)寺内さんがケイブンシャから出ていたソノシートの2枚組、そこに入っていた"ブルージーンNo.1"が大好きでもうそればかり聴いていました、が、いつの間にかそのソノシートは何処へ。後年キングから出ている同曲を聴いてちょっと違うような....、ということで、この東芝の"ブルージーンNo.1"は、はて。と、以前から機になっていたこの東芝盤(ジャケットの写真もケイブンシャ盤と似ているし)、そんなこともあって定価1,500円を上回る価格でしたが、思わず抱えてしまいました。

で、いざ聴いてみると、本盤、ベストとうたっていていますがそれまでの録音の集大成ということではなく当時のベストの姿という意なのでしょう。イントロに"バンブル・ビー・ツイスト"を使った"さくら・さくら"や"荒城の月"が面目躍如のアレンジ、加瀬さんのオリジナル"ブルー・ジーンNo.1" "ギター・オブ・ファイヤー"とともにベスト。で、その"ブルー・ジーンNo.1"、うーん、ケイブンシャのソノシートで聴いたものとはやはり違うような気もしますが、まぁ、どーでもいいかと。


ちなみに入手盤ジャケットには消えかけてはいますが加瀬邦彦さんとベースの石橋志郎さんの自筆サインがはいっています。

Side A
1.青い渚をぶっとばせ
2.アパッチ
3.ブルー・ジーンNo.1
4.恋のダイアモンド・リング
5.荒城の月
6.アイ・ゴー・トゥ・ピーセズ
Side B
1.サクラ・サクラ
2.夢のマリーナ号
3.マイ・ラブ
4.ブルドック
5.ギター・オブ・ファイヤー
6.悲しき願い



で、本盤のタイトルですが上記「ブルージンズ」表記は誤植ではありません、実際こう表記されているのです、ライナーの文中もすべてこれ。ジーンズという言葉がまだ一般的ではなかったのかな。
BlueGs



ギター・オブ・ファイアー/寺内タケシとブルージーンズ




寺内タケシ サクラサクラ(1期TBJ Ver.)





キング盤ですが、貼っておきます。
寺内タケシとブルー・ジーンズTerry & Blue Jeans/ブルー・ジーンNO.1 Blue Jean NO.1 (1965年)



コメント (4)    この記事についてブログを書く
« Heavy Cruiser - Neil Merryw... | トップ | ふたりだけのクリスマス »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uni)
2019-12-20 07:06:21
https://www.youtube.com/watch?v=Wgy3vhMF0tc
ベンチャーズ贔屓だったけれど
こうして実際見ると凄く上手いよねぇ。
返信する
Re:寺内タケシ (Jahking@管理人)
2019-12-20 08:59:59
今回入手盤のような初期の演奏を聴いてもエレキ1本弾き倒しだけでなく、エレキギターを使って何ができるかを常に考えていた人なんだなぁと改めて思います。
返信する
Unknown (funkytop)
2019-12-21 11:52:52
当時のソノシートはそれ用に録音されたモノとブルーコメッツ関連で聞いた事がありますので、皆さんその都度録音されていたのでしょうね。
返信する
Re:ブルー・ジーンNO.1 (Jahking@管理人)
2019-12-21 19:04:31
有難うございます、どうやら寺さんのもソノシート独自音源のようです。あれに入っていた"ブルー・ジーンNO.1" と "君が好きだから"を聴いてみたいものです。
返信する

コメントを投稿