1,Meditations:Live at DUG/Mal Waldron (ビクター音産) 1LP 600円
70年代の初頭~半ばにかけて日本で一番人気のあったピアニストはこのマル・ウォルドロンだったのではあるまいか。
マルが生み出すあの陰鬱なサウンドの響きががことのほか日本人の情感/琴線に引っかかったようで「Left Alone」に「All Alone」あたりはジャズファンならずとも一家に一枚の人気盤でしたね。
ということで、本盤は1972年、3回目の来日時の7月11日に新宿のジャズクラブDUGでの録られたソロ・ライヴ録音盤。
Side A
1.All Alone
2,The Blues Suite
Side B
1,茶色の瞳
2,竜安寺の石庭
3,Summer Time
4,Left Alone
日本の何処へいっても演らされるのが"Left Alone" "All Alone"、内心はもう辟易していたのでしょうが、そんなことは微塵も出さず淡々と弾きこなしていった.....ここで聴けるその2曲はそんなことが伺えるような演奏に聴こえます(こちらが先のアルバムを聴きすぎているからでしょう)。聴きものは20分を超えるマルらしい詩的表現のブルースが聴ける"The Blues Suite"でしょう。"竜安寺の石庭"もまさにマルの世界。
Mal Waldron "All Alone" Piano Solo
2,Lullaby/Mal Waldron (Horo) 1LP 500円
70年代の日本において、ジャズのピアノ・ソロといえばキース・ジャレットかマル・ウォルドロンが思い浮かんだのではないでしょうか。それほど、マルはソロ・ピアノ録音を残しています。
本盤は上記来日録音盤に先立つこと3か月、同72年の4月1日にイタリアはローマで録られたソロ・ピアノ集。原盤は伊Horoレーベルから出た「Jazz A Confronto」で、入手盤は79年なってRVCからジャケットを変えて出された日本盤。
Side A
1,Tew Nune
2,Picchy's Waltz
3,Breakin' Through
Side B
1,Canto Ritrovato
2,Lullaby
3,Appia Antica
で こちらは日本向けの企画盤の趣が感じられるリラックスした上記盤と違い、持ち味である孤独感であるとか寂寥感を湛えたキリっとした演奏に聴こえます。
70年代の初頭~半ばにかけて日本で一番人気のあったピアニストはこのマル・ウォルドロンだったのではあるまいか。
マルが生み出すあの陰鬱なサウンドの響きががことのほか日本人の情感/琴線に引っかかったようで「Left Alone」に「All Alone」あたりはジャズファンならずとも一家に一枚の人気盤でしたね。
ということで、本盤は1972年、3回目の来日時の7月11日に新宿のジャズクラブDUGでの録られたソロ・ライヴ録音盤。
Side A
1.All Alone
2,The Blues Suite
Side B
1,茶色の瞳
2,竜安寺の石庭
3,Summer Time
4,Left Alone
日本の何処へいっても演らされるのが"Left Alone" "All Alone"、内心はもう辟易していたのでしょうが、そんなことは微塵も出さず淡々と弾きこなしていった.....ここで聴けるその2曲はそんなことが伺えるような演奏に聴こえます(こちらが先のアルバムを聴きすぎているからでしょう)。聴きものは20分を超えるマルらしい詩的表現のブルースが聴ける"The Blues Suite"でしょう。"竜安寺の石庭"もまさにマルの世界。
Mal Waldron "All Alone" Piano Solo
2,Lullaby/Mal Waldron (Horo) 1LP 500円
70年代の日本において、ジャズのピアノ・ソロといえばキース・ジャレットかマル・ウォルドロンが思い浮かんだのではないでしょうか。それほど、マルはソロ・ピアノ録音を残しています。
本盤は上記来日録音盤に先立つこと3か月、同72年の4月1日にイタリアはローマで録られたソロ・ピアノ集。原盤は伊Horoレーベルから出た「Jazz A Confronto」で、入手盤は79年なってRVCからジャケットを変えて出された日本盤。
Side A
1,Tew Nune
2,Picchy's Waltz
3,Breakin' Through
Side B
1,Canto Ritrovato
2,Lullaby
3,Appia Antica
で こちらは日本向けの企画盤の趣が感じられるリラックスした上記盤と違い、持ち味である孤独感であるとか寂寥感を湛えたキリっとした演奏に聴こえます。
個人的に一番好きなのは『quest』、1~4。
しかし、一番最初に聴いて好きになったドルフィーのファイヴスポット。特にAggression の緊張感あふれるソロが大好きです。
「Quest」は私はドルフィーにばかり耳が行ってしまうアルバムですが1曲目の"Status Seeking"がいいですね。
ドルフィーの「at Five Spot」はジャズのライヴ・アルバムの中で一番好きなのがこれ。調律のずれたオンボロピアノを弾くマル、最高ですね。