Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Roy Brown - Victoria Spivey

2021年04月17日 | Blues,R&B,Gospel
1,Sataurday Night/Roy Brown (Mr.R&B) 1LP 550円
1947年の"Good Rocking Tonight"や1950年の"Hard Luck Blues"で知られるジャンプR&Bシンガー、ロイ・ブラウン。この2曲が典型のようにもう正にジャンプR&Bという50年代初めまでのKing/Deluxe録音に次ぐ1953年から1959年に録音されたディヴ・バーソロミューのバンドが付いたニューオリンズでのImperial録音を主に収めたアルバム。リリースしたのはスェーデンの信頼のブルース/R&BリイッシューレーベルのMr.R&B Records。

曲はほぼ録音順に並んでいてA面頭の4曲が1952-53年のKing録音でそのあとから1956-57年のImperial録音、ジャンプ風味が消えてややまろやかなN.O.R&B風味が味わえます。ただ、ゴスペルに根差した強靭な唱法はややソフトになった感も。ロカビリーシンガー、バディ・ノックスの大ヒット"Party Doll"まで歌っているのには驚きました、それもヒットしたその年に。

どーでもいーことなのですが、ジャケット写真は丁度Blueswayでアルバム「Hard Times」を録音した1970年代のものでしょうか、もう、私にはジェイムズ・コットンにしか見えなくて(笑)

Side A
A1 Mr. Hound Dog's In Town
A2 Caldonia's Wedding Day
A3 Midnight Lover Man
A4 Bootleggin' Baby
A5 Everybody
A6 Party Doll
A7 The Tick Of The Clock
A8 Saturday Nite
Side B
B1 We're Goin' Rockin' Tonight
B2 Let The Four Winds Blow
B3 I'm Stickin' With You
B4 Ain't Gonna Do It
B5 I Love You, I Need You
B6 Slow Down Little Eva
B7 I'm Ready To Play
B8 Rinky Dinky Doo
B9 Good Looking And Foxy Too


Roy Brown



Roy Brown Mr Hound Dog's in town KING



Midnight Lover Man (12-18-52)




1957 Roy Brown - Party Doll




roy brown saturday nite




Roy Brown - Ain't Gonna Do It




Roy Brown - Slow Down Little Eva.




We're Goin' Rockin' Tonight




1st RECORDING OF: Good Rockin’ Tonight - Roy Brown (1947)




Roy Brown Hard Luck Blues








1,The Victoria Spivey Recorded Legacy of The Blues/Victoria Spivey (Spivey) 1LP 1,150円
ビクトリア・スパイビー、彼女が主宰したSpivey Recordsの諸作は大好きで見つけると買っていました、このブログでも過去7枚取り上げております。

ということで1960年以降はレーベルオーナーとして活動をしていくわけですが、本業は勿論シンガー、1926年にOkehに録音した"Black Snake Blues"でデビュー、そのOkehの後1931年から1937年の間にVocalion とDeccaにロニー・ジョンソンを主なパートナーにキング・オリバー、ルイ・アームストロング、エディ・ラング、タンパ・レッド、ジョージア・トム・ドーシー等々と共に多数の録音を残しています。

本盤はそのSpivey Recordsの「History Legacy Series」でリリースした1927-1937年の未発表録音集。

Victoria Spivey


spivey



VICTORIA SPIVEY Detoroit Moan - Telephoning The Blues




Victoria Spivey & Clarence Williams' Blue Five - Organ Grinder Blues




Victoria Spivey& Lonnie Johnson - New Black Snake Blues (pts 1&2)

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2 コメント

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Roy Brown (tーizu)
2021-04-21 05:41:31
しっかり聴いたのが70年代半ばに出た黒猫ジャケのGusto(KING)盤くらいだったので、今回紹介されたImperial期はあれまぁ、といった感じです(笑)。
どちらに軍配を上げるかと言えば、聴き馴染んだそしてよりパンチのあるKING時代でしょうが、Imperial時代もNO産R&Bが好物の私にとって悪かろうはずがありません。
他に何かないかと探して出てきたのが、英KENT が出していたDave BartholomewのSongbook集。ブラウンはこの時期のものが一曲収録されていました。他のアーティスト同様バーソロミュウ・マジックによりすっかりNO産です。
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Re:Roy Brown (Jahking@管理人)
2021-04-21 08:55:26
思えばあの頃ロイ・ブラウンが簡単に聴けたのはその黒猫Gusto/King盤とBluesway盤しかなかったような記憶です。Gusto盤でエデイ・ヴィンソン、ワイノニー・ハリスとともに「これがジャンプブルースかい」とかブツブツ云いながら聴いていたのが懐かしいです。

バーソロミュウ・バンドが付いて更にリー・アレンのテナーがブカブカやってくれればN.O.ファンはもう至福のイチコロですものね。
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