Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

冷たい舗道のブルース

2016年06月24日 | 45's
最近仕入れた和物ワンコイン・シングルをいろいろと。


1,冷たい舗道のブルース b/w 愛したい愛したい/高城丈二 (Polydor) 45's
高城 丈二自らが主演した1965年4月8日から同年9月30日までNETテレビで放送されていたドラマ「アスファルトジャングル」のオープニングテーマ曲。ハードボイルドです。





2,ドゥ・ユー・ノウ b/w Seven Nights/フランツ・フリーデル (Fairy Records) 45's
フランツ・フリーデルの名を見つけてとっさに浮かんだのが「シャボン玉ホリデー」。記憶は定かではありませんが、あの頃の歌謡番組に結構出演していたのは確か。
今回入手したシングルはFairy Recordsなるところ(自主制作?)から1973年にリリースされたもので、両面曲ともに66年に日本コロンビアからリリースしたものの再録セルフカバー。両曲ともブルコメの小田啓義の作曲、A面の作詞(英詞)は湯川れい子。初めて聴きましたがパターン曲ではあるもののこれは良い曲ですね、歌も上手いし何度も聴いてしまいました。

フランツ


ブルー・コメッツがバックを務めた66年のオリジナル・ヴァージョン
ドゥ・ユー・ノウ フランツ・フリーデル(’66)







3,本牧メルヘン b/w 夜の終わりに/鹿内孝 (キャニオン) 45's
ロカビリー歌手のイメージもあるこの人、1959年ブルコメを立ち上げたのはこの人だったそう。
で このシングルは1972年 作詞:阿久悠/作曲:井上忠夫/編曲:川口真という制作陣の手になるものでそこそこヒットしたのでは。

本牧



本牧メルヘン 鹿内 孝('72)








4,ロダンの肖像 bw/w 恋愛専科/弘田三枝子 (Columbia) 45'S
70年8月発売のスマッシュヒット。ロダンの彫刻のように石になって愛されたいの♪ って凄い歌詞、作ったのはなかにし礼先生、曲は川口真。

弘田

弘田


ロダンの肖像 弘田三枝子(1970年)








5,荒野のまごころ b/w 別れの眉月/橋幸夫 (Victor) 45's
橋幸夫と美空ひばりが初共演した松竹映画「花と喧嘩」(1969年公開)の主題歌だそう。
しかしテンガロンハットの似合わないことといったら....。

橋幸夫


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6 コメント

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Unknown (uni)
2016-06-24 10:17:05
本牧メルヘンのジャケにいっじゅっ10票!!!
まだまだこういうのに弱い(笑)
モデルは誰なんでしょうね?
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Re:Unknown (jahking)
2016-06-24 10:42:31
もちろん違うのですが、とっさにカルメンマキを思い起こしました。
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Unknown (funkytop)
2016-06-24 12:39:52
マリナによせて これはブルコメにもあった記憶が!人形の家がヒットしたのでその続編路線でしょうか?ヒット出るまでR&B唄っていましたけど。本牧メルヘンのジャケットは覚えていないけど曲は思い出しました。鹿内さんも既にこの頃は役者の仕事がメインになっていたような記憶が。
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Re: (Jahking@管理人)
2016-06-24 19:51:50
"マリナによせて"は確かブルコメ版はインストだったと思います。
"人形の家"は69年のヒットですので翌年の"ロダンの肖像"は路線上といえるものだと思います。
鹿内タカシだとロカビリー、鹿内孝だと俳優、そんなイメージでしたね、私も。
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Unknown (Gravenites)
2016-06-29 04:29:48
鹿内タカシさんはバックのブルー・コメッツの先生みたいなもので、メンバーは大分鍛えられたそうです。バックコーラスや演奏で少しでも外れた音を出していると、すぐにわかり、叱責されたとか。井上大輔さんのフルートは鹿内さんから最初譲り受け、あとで自分で買ったそうです。1990年代前半に渋谷のNHKのジャズ・ラジオ公開スタジオでの司会を毎週土曜にやっていました。聴衆に拍手は小刻みにあまり長くならないように指示せていました。

日本のアレサ・フランクリンとも一部言われた弘田三枝さんは、ニューポートにも確か出たし、ジャズ(ソウル寄り)歌手としては一時人気実力ともトップでしたね。今でも月一回銀座のスィングに出ているはずです。ただギタリストの杉本喜代志さんを恋のもつれから刺す事件があったのは残念でした。
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Re: (Jahking@管理人)
2016-06-29 08:55:18
>Graさん
いつもいろいろと詳細ご教授有難うございます。

弘田三枝子さんが杉本喜代志さんの妻に刺された事件。先に富樫 雅彦さんが妻にやはりナイフでさされたという事件があったことと相俟って、ジャズメンというのはおっかないなぁ、と結構鮮明に記憶しております。

http://matome.naver.jp/odai/2138984261143904801/2140673037070327103
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