Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

シーモンの涙

2007年05月22日 | 60's,70's Rock
1,Fables/England Dan & John Ford Coley (A&M) 1LP 100円
イングランド・ダンとジョン・コーリィ、76年のビッグ・ヒット"I'd Really Love to See You Tonight~秋風の恋"が忘れられませんね、今でも秋になるとどこかで耳にするほど日本人好みの曲のようです、この邦題がなんとも秀逸、このタイトルがついていなかったらここまでエバー・グリーン曲になったかどうか、とそんな曲でもあります。
が 私、このデュオといったら72年の"シーモンの涙"なんですね。なんでも本国ではまったく当たらず日本だけのヒットだったそうです。売れぬままA&MからBig Treeに移籍し上記"秋風の恋"が大ヒット、いかにもA&M好みのグループなだけに皮肉なものですね。

で 本盤はその"シーモンの涙"をフューチャーした72年のセカンド。その曲に限らずピアノのイントロからドラマチックに盛り上がるジム・ゴードンのドラムスが最高にかっこいい"What I'm Doing"とか聴きものあり。探せばどっかに埋もれているはずのLPでしたがつい聴きたくなって買っちゃいました。

流石に"シーモンの涙"は無いようですが、"秋風の恋"の映像はありました。こちらでしっとりと浸ってくださいませ。



2,Earth Music/The Young Bloods (RCA) 1LP 100円
"Get Together"がある限り永遠のヤング・ブラッズ。ジェシ・コリン・ヤング、ジェリー・コービット、バナナ、ジョー・バウアーという鉄壁の布陣。いやもう大好きで。
本盤はその67年のセカンド。タツロー氏が率いたシュガー・ベイヴはこのアルバムに入っている"Sugar Babe"にちなんで名付けられたのは有名な話。この曲に限らず"Euphria" "Dreamer's Dream" "I Can Tell"等々名曲揃い。ストリングス・アレンジとプロデュースはかのフェリックス・パッパラルディ。
購入したのはEdselからの再発盤。80年代中頃だったでしょうか、RCA盤が入手困難のなかこのEdsel盤の登場は感謝感激したのを思い出します。

往時の素晴らしい映像がありました、こちらで。

Earth Music


3,Thrills/The Lost Gonzo Band (MCA) 1LP 100円
このなんとも不気味なジャケット、昔から目にしていたものの無視していた一枚。ジャケをみたらあらら知らなかった、その後ソロ・アルバムもだしているGary P Nunnがいたバンドだったんですね。
カントリー風味がかなり濃いサウンドですが、さすがのテキサス・バンド、充分ロックしていてなかなか臭いバンドです。

リユニオンしているようでオフィシャル・サイトがありました。こちらで。

Lost Gonzo

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
> The Lost Gonzo Band (通りすがり)
2007-05-23 21:45:40
Jerry Jeff Walker のバックを演ってましたね。
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Re:The Lost Gonzo Band (Jahking@管理人)
2007-05-24 22:05:00
Jerry Jeff Walkerとは地元オースチンでの音楽仲間だったようですね。
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