Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Man 1973

2019年06月26日 | 60's,70's Rock
1,Back in to the Future/Man (UA) 2LP 550円
68年から活動するウエールズのバンド、マン。メンバー変遷はあれど今も活動をしていると聞きます。
私にとってマンと云って思い出すのは、ブリンズレイ・シュワルツ、ホウクウィンド等と共に参加した72年ロンドンのラウンドハウスで行われたチャリティコンサートでのライヴを収めた「Greasy Truckers Party」。ここで聴ける今で云うジャムバンドの如き2本のギターが組んず解れつ目くるめく長尺演奏、当時東芝から出ていたこの2枚組LPをほぼオンタイムに聴いて酔いしれたものです。

アメリカ西海岸のグレートフル・デッド、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サービスが演っていたような長尺演奏を得意としているこのバンド(クイックシルヴァーのジョン・シポリナが参加した盤もありました~やはり通ずるものがあったのでしょうね)、このスタジオとライヴ録音を交えた73年盤でも遺憾なく発揮、キーボードを加えたスタジオ録音ではプレグレの趣も。何処か優しい憂いと湿り気を持ったサウンドはやっぱり英国らしいもの。

Side A
A1 A Night In Dad's Bag
A2 Just For You
A3 Back Into The Future
A4 Don't Go Away
Side B
B1 Ain't Their Fight
B2 Never Say Nups To Nepalese
Side C
C1 Sospan Fach
Choir – The Gwalia Male Choir
C2 C'mon
Choir – The Gwalia Male Choir
Side D
D1 Jam Up Jelly Tight

Tracks: A & B-side: Produced at Rockfield, Olympic and Chipping Norton studios, May and July 1973
Tracks: C & D-side: Recorded live at the Roundhouse, London, June 24th 1973 by Vic Maile on the Pye Mobile.

今回初めて知りましたが、大量にボートラを入れた3枚組のCDが出ているようです。


MAN


Back into the Future



Jam up Jelly Tight

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3 コメント

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Unknown (uni)
2019-06-26 09:41:38
シェイクスピアでもない良いジャケットですね。
あの裸のマン Revelationも良いですが(笑)
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Unknown (へなちょこ)
2019-06-26 10:22:14
「万物流転」でしたね。ゆるい波に揺られた小舟でどこまでも流されていくような長尺ジャムにとろけながら、「あー万物流転やー!」って変に納得してました。3CDも聞きごたえありました。でもマンバンドは、ライブの数が多すぎて...
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Re:Man (Jahking@管理人)
2019-06-26 20:20:46
>uniさん
この見開きジャケットの内側はこの建物が廃墟になっているのです、タイトルに引っ掛けたのか意味深です。「Revelation」は久しく聴いていませんがPyeレーベルらしいUKサイケポップ風味だった記憶が。

>へなちょこさん
「万物流転」そうでしたね、東芝盤、覚えています。
Discogsを見てびっくり! 確かにライヴ盤ばっかりですね。
https://www.discogs.com/ja/artist/86936-Man

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