
1,24/増尾好秋 (CBS Sony) 1LP 500円
1969年の「バルセロナの風」に次ぐ1970年のセカンド・アルバム。
ファーストがそのタイトル通り爽やかな風を運んでくるようなスタンダード中心の爽快なジャズギター・アルバムでしたが、このセカンドは氏の容貌も含めて一転、1曲目の"Uptight"からして世に吹くクロスオーバーの波にどっぷりのなかなか強烈なものに。容易に想起するのはライフタイムのマクラフリンだったりラリー・コリエル。以下聴き進むと、ボサロック風味の曲にハードバピッシュ曲、ホーンをバックに付けたブルースだったりと色々あったりはしますが、強烈な"Uptight"を1曲目に持ってきた心意気、本当にやりたいのはこんなのだったのでしょう、多分。ウン十年振りに聴きましたが、今聴いても充分面白いものでした。特に耳に残ったのが日野元彦さんの切れ味鋭いドラムス、感服です、ここでも。
Side A
1. Uptight
2. Shirley
3. 24
Side B
1. Corvallis
2. Dirty Mashy Toe
3. Round Trip:Coming
4. Soft Sadness
Guitar – Yoshiaki Masuo
Bass – Yoshio Suzuki
Drums – Motohiko Hino, Hiro Tsunoda
Flute – Sadao Watanabe
Trombone – Takashi Imai
Trumpet – Takehito Fujioka



Yoshiaki Masuo - Uptight
Dirty Mashy Toe / Yoshiaki Masuo
1969年の「バルセロナの風」に次ぐ1970年のセカンド・アルバム。
ファーストがそのタイトル通り爽やかな風を運んでくるようなスタンダード中心の爽快なジャズギター・アルバムでしたが、このセカンドは氏の容貌も含めて一転、1曲目の"Uptight"からして世に吹くクロスオーバーの波にどっぷりのなかなか強烈なものに。容易に想起するのはライフタイムのマクラフリンだったりラリー・コリエル。以下聴き進むと、ボサロック風味の曲にハードバピッシュ曲、ホーンをバックに付けたブルースだったりと色々あったりはしますが、強烈な"Uptight"を1曲目に持ってきた心意気、本当にやりたいのはこんなのだったのでしょう、多分。ウン十年振りに聴きましたが、今聴いても充分面白いものでした。特に耳に残ったのが日野元彦さんの切れ味鋭いドラムス、感服です、ここでも。
Side A
1. Uptight
2. Shirley
3. 24
Side B
1. Corvallis
2. Dirty Mashy Toe
3. Round Trip:Coming
4. Soft Sadness
Guitar – Yoshiaki Masuo
Bass – Yoshio Suzuki
Drums – Motohiko Hino, Hiro Tsunoda
Flute – Sadao Watanabe
Trombone – Takashi Imai
Trumpet – Takehito Fujioka



Yoshiaki Masuo - Uptight
Dirty Mashy Toe / Yoshiaki Masuo
今回のは渡辺貞夫クインテットが彼をバック・アップする形ですね。角田ヒロのドラム参加が興味を引きます。ゴールデン・カップスを一時辞めたエディ藩さんが加わったのもこの頃でしょう。
増尾さんは米国へ移住してアルバムを多発しますが、まだ日本にいた頃のこの時代のものが一番聞きたいです。
この後のリーダー作がモロにフュージョンになってしまうので食指が伸びないというのは私だけではないようで、いずれも安いですね。
ちょっと検索をしてみたら現在来日ツアー中で、3日には吉祥寺サムタイムで演ったようです。なんと現在70歳ですって! 驚きました。