Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Kentucky Colonels & The Other Things.

2006年09月10日 | Country,Bluegrass,Folk Song
クラレンス・ホワイトを擁したケンタッキー・カーネルズ3枚とカントリーものをLPで仕入れました。

1,Apalachian Swing/Kentucky Colonels (UA-World Pacific) 1LP 400円
ブルーグラス・インストルメンタルの世界に今でも燦然と輝く名盤という64年10月発売のカーネルズの代表作。本盤によってブルーグラスの花形楽器はバンジョーからギターに移った由。まぁ、それほどクラレンス・ホワイトのギター・プレイは凄いということでしょう。氏のギター、色気たっぷりでエレガントな趣さえあるのですがよく聴くと結構ロックっぽかったりしてこのあたりが個性なんでしょうね。
オリジナルはWP盤、これはジャケを変えUAレーベルで71年に再発された日本盤です。最近WP盤仕様で紙ジャケCDで復刻されましたね。

2,1965-1966/Kentucky Colonels(Rounder) LP 400円
カーネルズが在名していた3~4年の間に発表されたアルバムは僅かに2枚だそうで、解散後続々と発掘音源がLP化されていったようです、これもそうした後期の音源です。クラレンスの兄ローランドが持っていたテープが元になっているとのこと。77年発売です。

Kenta1

3,Livin' in the Past/Kentucky Colonels(Briar) 1LP 400円
これも発掘音源で64年~65年の様々な会場でのライヴ録音されたものをまとめたもの。73年に亡くなったクラレンスの追悼盤として75年に出たものだそう。冒頭では64年録音のジェリー・ガルシアによるバンド紹介が聴けます。

kenta3

バーズ脱退後73年のMuleskinnerのライヴ映像はこちら

バーズ時代の"Chestnut Mare"の映像はこちら

4,Live/The Good Brothers(Solid Gold) 2LP 100円
70年代初めにColumbiaからJames & The Good Brothers名義でアルバムを出していたことで知られるカナダのグッド3兄弟バンドの80年に出たライヴ2枚組。
何の屈託もないカントリー・ロック。楽しめました。"Mr.Tumblin'Man" ジャガー、リチャーズの"Dead Flowers"まで演っています。

goodbrothers

5,Badland Serenade/Dakota Sid(Lost Dog) 1LP 300円
ダコタ・シドなる人が組んだ3人組he Badland Serenadersの79年盤。この名前にこのジャケットですから、出てくる音も予想通りのカントリー・ロック。

dakota


関係は無いのですがお美しいエミールー嬢の"Rose Of Cimarron"の映像がありました。カントリー繋がりということで。

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2 コメント

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> Livin' in the Past/Kentucky Colonels (通りすがり)
2006-09-10 20:45:50
同じタイトルのものを持っていますが、内容は同じでしょうか ?

こちらは、例のごとく、TRIO RECORD (PA-8107(M)) で、

ジャケットは、写真と同じものだと思われますが、

全体が、薄いあずき色で、上半身だけが写っています。

Jerry Garcia の紹介に始まり、Shady Grove で終わる、

全 20 曲 (Garcia の紹介を 1 曲として) です。

解説は、島田耕氏です。
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Re:Livin' in the Past (Jahking@管理人)
2006-09-11 22:14:00
私が購入したのはBriar/Sierraからの米盤ですが、中身はまったく同じものだと思います。この米盤は見開きジャケットで内側には様々な写真がコラージュされていて楽しめます。



上記には鈴木カツさんの本を参照して75年発売と書きましたが、本盤をよくみたら1975/1979とのクレジットがありました。よって、お持ちのTrio盤がオリジナル仕様でこのSierra盤は再発ものかもしれません。

まぁ、中身は同じだしオリジがどーしたって盤でもないのですけど(苦笑)

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