1,Singles & Rarities Vol.1/Graham Bond (Rock-In-Beat) 1CD-R 525円
グラハム・ボンドの1963-64年の音源を集めた編集盤。
このCDを出しているRock in Beatなるレーベル、かつてデイヴ・クラーク・ファイブの米Epic盤を2in1にして大量に出したり、リヴァプール・ファイブとかウェイン・フォンタナとかを出していたチト怪しいドイツの会社。2000年頃だったでしょうか、これらに帯と日本語解説を付けてウルトラ・ヴァイヴが日本仕様盤も出していました。
2004年のクレジットがある本盤は何故かCD-R仕様。レーベル面もちゃんと作ってあります。中古購入だったのでひょっとしてプレスCDのコピー盤かと思ったら、某Net通販屋さんのリストにCD-R仕様ってあったのでこれが本仕様のようです(因みに三千円を超える値がついていました)、ますます怪しいレーベルですね。
で 中身ですが、63年のEMIのオーディション音源でスタート、以後同年のダフィー・パワーのバックを受け持ったときのパーロフォン音源7曲。クレジットは無いのですがこの時のボンド・バンドのメンバーはジョン・マクローリンのギター、ジャック・ブルースのベース、ジンジャー・ベイカーのドラムスだったはず。
続いて、70年頃に米WBから「Solid Bond」のタイトルで出た初期音源を集めた2枚組LPが初出でフランスのBYGからも出ていた同じく63年のグラハム・ボンド・オーガニゼイション名義のKlooks Kleekでのライヴ音源3曲、ここではジンジャー・ベイカーに変わって後にコロシアムを結成するジョン・ハイズマンが参加。
加えてErnest Ranglin&G.Bs名義のBlack Swanレーベルから出た45'sとEPから4曲。ジャマイカ人にしてSka誕生に大きく関わるギタリスト、アーネスト・ラングリンにボンドのハモンド、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーの布陣。
と 以上全15曲、ダフィー・パワーとのものはそのダフィの熱いボーカルと相俟って真っ黒なR&B、ライヴ音源はボンドがアルト・サックスをも吹きまくるフォービートのジャズ、ギタリスト、アーネスト・ラングリンとのものはかなりジャズ寄りのR&Bインスト。
ということで、ディック・ヘクストール・スミスを加えたオーガニゼイション名義「The Sound of 65」で65年にアルバム・デビューする以前の録音を集めたものが本CDということになります。ブルース、R&B、ジャズを吸収し独自の展開を見せるブリティッシュ・ビートのエポックメイキングと云えるそのアルバム誕生以前の修作時代の熱い音楽が満載。私、このあたりのサウンドは正にツボで嬉しい編集盤でした。
Graham Bond - what'd a say
2,same/Rock Workshop (Angel Air) 1CD 300円
何故かこんなのが300円バーゲン箱放り込まれていたのですかさず救済。
1970年リリース、原盤は英CBS。そんなことから年季の入ったファンはご存知でしょうが、当時CBSソニーから日本盤も出ておりました。如何にもジャズ畑の人間が作ったロック・バンドというイメージのバンド名(そう思うのは私だけ?)と雨後のタケノコの如く出てくるブラスロック・バンドに魅力を覚えず、当時は無視した記憶のあるバンド。
ということで、本盤はギタリストのレイ・ラッセルが率いた13人編成のブラス入りバンド、ボーカルは後にソロでブレークするアレックス・ハーヴェイ、ホーン陣にはハリー・ベケット、ボブ・ダウンズ等のツワモノ揃い。
サウンドの要はやはりレイ・ラッセルの炸裂ギター。ヘッドアレンンジのみで突っ走るバンドと相俟ってバンド全体のエネルギー放出量は相当なもの。
今更云うのもナンですが、こんなのだったら勝手に毛嫌いせず当時聴いてれば愛聴盤になっていたかも。
尚、本Angel Air盤は別ヴァージョン4曲と2曲の未発表曲入り。
グラハム・ボンドの1963-64年の音源を集めた編集盤。
このCDを出しているRock in Beatなるレーベル、かつてデイヴ・クラーク・ファイブの米Epic盤を2in1にして大量に出したり、リヴァプール・ファイブとかウェイン・フォンタナとかを出していたチト怪しいドイツの会社。2000年頃だったでしょうか、これらに帯と日本語解説を付けてウルトラ・ヴァイヴが日本仕様盤も出していました。
2004年のクレジットがある本盤は何故かCD-R仕様。レーベル面もちゃんと作ってあります。中古購入だったのでひょっとしてプレスCDのコピー盤かと思ったら、某Net通販屋さんのリストにCD-R仕様ってあったのでこれが本仕様のようです(因みに三千円を超える値がついていました)、ますます怪しいレーベルですね。
で 中身ですが、63年のEMIのオーディション音源でスタート、以後同年のダフィー・パワーのバックを受け持ったときのパーロフォン音源7曲。クレジットは無いのですがこの時のボンド・バンドのメンバーはジョン・マクローリンのギター、ジャック・ブルースのベース、ジンジャー・ベイカーのドラムスだったはず。
続いて、70年頃に米WBから「Solid Bond」のタイトルで出た初期音源を集めた2枚組LPが初出でフランスのBYGからも出ていた同じく63年のグラハム・ボンド・オーガニゼイション名義のKlooks Kleekでのライヴ音源3曲、ここではジンジャー・ベイカーに変わって後にコロシアムを結成するジョン・ハイズマンが参加。
加えてErnest Ranglin&G.Bs名義のBlack Swanレーベルから出た45'sとEPから4曲。ジャマイカ人にしてSka誕生に大きく関わるギタリスト、アーネスト・ラングリンにボンドのハモンド、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーの布陣。
と 以上全15曲、ダフィー・パワーとのものはそのダフィの熱いボーカルと相俟って真っ黒なR&B、ライヴ音源はボンドがアルト・サックスをも吹きまくるフォービートのジャズ、ギタリスト、アーネスト・ラングリンとのものはかなりジャズ寄りのR&Bインスト。
ということで、ディック・ヘクストール・スミスを加えたオーガニゼイション名義「The Sound of 65」で65年にアルバム・デビューする以前の録音を集めたものが本CDということになります。ブルース、R&B、ジャズを吸収し独自の展開を見せるブリティッシュ・ビートのエポックメイキングと云えるそのアルバム誕生以前の修作時代の熱い音楽が満載。私、このあたりのサウンドは正にツボで嬉しい編集盤でした。
Graham Bond - what'd a say
2,same/Rock Workshop (Angel Air) 1CD 300円
何故かこんなのが300円バーゲン箱放り込まれていたのですかさず救済。
1970年リリース、原盤は英CBS。そんなことから年季の入ったファンはご存知でしょうが、当時CBSソニーから日本盤も出ておりました。如何にもジャズ畑の人間が作ったロック・バンドというイメージのバンド名(そう思うのは私だけ?)と雨後のタケノコの如く出てくるブラスロック・バンドに魅力を覚えず、当時は無視した記憶のあるバンド。
ということで、本盤はギタリストのレイ・ラッセルが率いた13人編成のブラス入りバンド、ボーカルは後にソロでブレークするアレックス・ハーヴェイ、ホーン陣にはハリー・ベケット、ボブ・ダウンズ等のツワモノ揃い。
サウンドの要はやはりレイ・ラッセルの炸裂ギター。ヘッドアレンンジのみで突っ走るバンドと相俟ってバンド全体のエネルギー放出量は相当なもの。
今更云うのもナンですが、こんなのだったら勝手に毛嫌いせず当時聴いてれば愛聴盤になっていたかも。
尚、本Angel Air盤は別ヴァージョン4曲と2曲の未発表曲入り。
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