Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

アメリカのブルー・コメッツと五つの赤い風船

2017年02月02日 | 和物
1.アメリカのブルー・コメッツ/ジャッキー吉川とブルーコメッツ (日本コロンビア) 1LP 864円
一昨年にこちらで取り上げた「ヨーロッパのブルー・コメッツ」に次ぐ1968年12月にリリースされた海外の想い出集第2弾、アメリカ編です。フラワー・ムーヴメントにヒッピーを歌った"フラワー・タウン" "ヒッピーは旅行く"やサイケデリック・ムーブメントを歌った"ラヴ~ライト・ショウ"が1967-68年という時代を反映した素材ものですが、英米とのその解釈の違いが興味深いというか面白いところです。
"ブルー・シャトウ"と "越天楽"はエド・サリバン・ショーに出演時に演った曲でしたね。

Side A
1.メイン・テーマ:空のかなたに
2.サンゴの指輪
3.フラワー・タウン
4.形見のくし
5.ルート66
6.ニューヨークの子守歌
Side B
7.ブルー・シャトウ(English version)
8.越天楽
9.カーネギー・ホールの青い鳥
10.ヒッピーは旅行く
11.ラヴ~ライト・ショウ
12.フィナーレ:空のかなたに

BC


BC


ブルーコメッツ、エドサリバンショーに出演




The Blue Comets - Gagaku (Ed Sullivan Show 1967)








2,五つの赤い風船 In U.S.A. (Victor) 1LP 100円
で こちらは、旅行記ではなく1972年発売のL.A.録音盤。
A面が現地のミュージシャンとのスタジオ録音で、ギターがディーン・パークス、キーボードがドン・ランディ、スティールがレッド・ローズ、ベースがジョー・オズボーン、ドラムスがエド・グリーンという今にして思うとL.A.オールスターズ(はて、当時はどこまで知られていたのだろう?)によるバックアップで元々のレパートリーを再録音したもの。元を知らないので(すみません!)、何とも....ですが、レッド・ローズのスティールがアメリカンだなぁとは。
B面はメンバーだけでのL.A.のエムバシイ・オーデトリアムなる小屋でのライヴ録音。これまた、何とも...。

Side A
1. 母の生まれた街
2. もしもボクの背中に羽根が生えていたら
3. まぼろしのつばさと共に
4. ぼくは広野に
5. てるてる坊主
6. これがボクらの道なのか
Side B
7. ふる里の言葉は
8. 貝殻節
9. おとぎ話を聞きたい
10. 同じ穴のなんとかさ
11. 風が何かを


Fusen

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6 コメント

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Unknown (uni)
2017-02-02 19:08:02
ブルコメは唯一アメリカでも通用するバンド
が売りだったんですかね?
坂本九に続けでしょうね(笑)

5つのは
>これまた、何とも...。 の次が気になります(笑)
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Re:Unknown (jahking)
2017-02-02 20:15:10
>これまた、何とも...。 の次が気になります

いや、実はこのグループほとんど聴いていない&聴いても苦手でして。
じゃ、買うなって話ですが、ジョー・オズボーン、エド・グリーンが参加だって知って手が出たわけです。が、まぁ、聴けば誰がバックやっても風船は風船にしか聴こえなかった、と そういうわけです(苦笑)
ブルコメのUSAに便乗してつい載せてしまいました。
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Blue Comets (Gravenites)
2017-02-03 05:40:41
米国現地の彼等だけの写真だけを見ると、米国出張に来て、仕事の合間を縫って、週末にグループで観光地巡りをしているようなイメージですね。

確かメンバーの語りが入っていると思いますが、これもそれぞれぞれの個性が出ていて面白い。メンバーによっては訛っていたりして。(語りはヨーロッパでしたっけね?)

しかしもう1000円以下で手に入るとは!?ジャケット・イラストがきれいなので今持っているCDよりLPで欲しいです。
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Re:Blue Comets (Jahking@管理人)
2017-02-03 08:58:29
ジャケットに綴じこまれた9ページもの観光写真集を見るとN.Y.にサンフランシスコにL.A.周辺の旅行だったようですね、主目的はN.Y.でのエド・サイヴァン・ショーへの出演で、ブルー・シャトウ等の大ヒットの御褒美旅行も兼ねていたとか邪推していますがどうなんでしょうか。(じゃ、ヨーロッパ旅行は? との疑問は残りますが)

コンセプト・アルバムを作る目的での渡欧、渡米、だったったとも考えられますが、いずれにしてもあの時代にほぼ1年間に2度の海外旅行、豪華ですね、やっぱり、「ブルー・シャトウの恩恵」ですよね、詰まるところ。
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赤い風船 (funkytop)
2017-02-03 12:58:58
当時コンサート聴きに行きました。当たり前ですがポンタと大村憲司がいたとは知りませんでした。5人グループなのに何故7人ステージに乗っているんだろう?ぐらいしかサポートという事が珍しかったくらいでしたから。演奏は上手かったと記憶しています。
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Re:赤い風船 (jahking)
2017-02-03 13:38:49
このグループについては前述の通りですので、ポンタさんや大村さんがサポートしていたことすら知らない体たらく者です。
この二人がサポートしていたってことは当時(73年ころ?)にしてはステージではけっこう進んだことをやっていたのでしょうね。
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