早いもので今年2022年ももうすぐ終わり、除夜の鐘の音ももうすぐそこ。
そこで、鐘と云えば、云えば1か月くらい前にこんなのを買ったなぁと取り出したのがこのウィンチェスターの鐘でお馴染み、ニュー・ボードヴィル・バンドのファーストアルバム。
その"ウィンチェスターの鐘"はイギリス産1966年の大ヒット、名義となっているザ・ニュー・ボードビル・バンドはジェフ・ステーヴンスのソロ・プロジェクトで架空バンド、ヒットしたお陰で急遽メンバーをかき集めて一応体裁を整えた、という、60年代にはありがちなパターン、あのグラスルーツもP.F.スローンのソロから始まったという同様パターンでした。
このジェフ・ステーヴンスはハーマンズ・ハーミッツやカーペンターズがヒットさせた"There’s a Kind of Hush~見つめあう恋”の作者でこのアルバムに入っているものがオリジナルヴァージョン。ということで、ボードヴィル調の曲が並ぶ中、こんなポップな曲も入っていてなかなか楽しめました。
このジェフさん、ほかにもホリーズの"ごめんねスザンヌ"とかトニー・マコーレイやジョン・カーターと組んで如何にもの英国ポップを制作していた忘れられない人ですね。
入手盤は日本ビクターからの国内盤、如何にもボードヴィル調イラストを使ったUS盤ジャケットのほうがお馴染みかもしれませんね。
こちら、そのシングル
The New Vaudeville Band "Winchester Cathedral, Whispering & Shirl" on The Ed Sullivan Show
The New Vaudeville Band "Winchester Cathedral"
The New Vaudeville Band - Ther's A Kind Of Hush
New Vaudeville Band - Lili Marlene
The New Vaudeville Band - A Nightingale Sang In Berkeley Square (1966)
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