JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

9月のポニースクール第1回

2013-09-02 | ポニースクール
9/1(日)のポニースクールの報告です。


この日の参加者は久々の2桁、11人でした。
ひよちゃん、こはくくん、まゆちゃん、さくらちゃん、みもりちゃん(初参加)、こうきくん、ともかちゃん(初参加)、のどかちゃん(初参加)、みのりちゃん(初参加)、みうちゃん(初参加)、はなちゃん(初参加)です。
このうち連日参加組が4人、夏休み蔵王JASAファームキャンプ参加組が5人(ひよちゃん、こうきくん、ともかちゃん、のどかちゃん、みのりちゃん)です。
こうやって同じ子に何度も繰り返し会えることを、本当にうれしく思います。

まずポニーたちの馬房掃除をした後は、この日のプログラムの準備に移りました。
この日は「流しそうめん!」です。
調理班と竹細工班に分かれました。


こちらは調理班。
薬味を刻んでいるところですかね。
こはく君の後ろにいるのは、この日インターン(ファームボランティア)としてポニースクールのお手伝いに来てくれたちびすけです。
ありがとう!
本当に助かりました。


こちらは竹細工班。
そうめんを流す竹の節を抜いたり、薬味皿やめんつゆを入れる器を竹で作りました。
慣れないのこぎり作業。
みんな悪戦苦闘していました
時間があれば、以前やったように箸も自分たちで作りたかったですね。


途中からは調理班も合流して、手伝ってくれました。
さすがは男の子!
こうきくん、がんばってくれました。




着々と準備ができていきます。
思いの外、水もスムーズに流れました。

というわけで…Let's 流しそうめん!
まずはJASAシェルターのボランティアさんたちに食べてもらいます。




やっぱり流しそうめんはテンションがあがりますね。
大人たちもおおはしゃぎでした。
メニューとして、他にはナスの揚げびたしやカボチャの天ぷらなんかもありました。


働く子ども。


竹の支えとして働く子ども。

さぁ、今度は子どもたちが食べる番だぞー!


上流でそうめんを取り尽くしてしまうので…


おあずけ状態。


上手に取れた!


こはくくんは、なぜにはしごの上で食べているのかね。
キミは流す係では?


…。
まぁとにかく、みんな本当に楽しそうでした。
大人も子どもも。
竹はいろんなものを作ることができますね。
今までも水鉄砲
今後も竹とんぼや竹馬作りなんかも企画中です。
乞うご期待!

後片付けを済ませたら、午後からはポニー乗馬の時間です。


手入れをして、馬装を済ませたら、ポニーに乗るぞー!
まずは飛び乗りから。
















大人からみれば小さなパトランだって、子どもからみれば大きなポニー。
ましてクロゴマはとっても大きなポニー。
初めてポニーに乗る子もいましたが、みんな果敢にポニーに飛びついていました。
自力では難しくても、途中であきらめない心。
とっても大切だと思います。
みんな、がんばれー!

両方のポニーで飛び乗りに挑戦した後は、手綱操作にチャレンジです。












のどかちゃん&みのりちゃんのお兄ちゃん、つかさくんも緊急参戦!
(つかさくんも夏休み蔵王JASAファームキャンプに参加してくれた子の一人です。)


自分の思った通りにポニーを歩かせ、右に曲がり、左に曲がり、止める。
そう簡単なことではありません。
力任せにやれば、ポニーがいうことを聞いてくれるというわけではありません。
ポニーの気持ちを考え、そしてポニーに気持ちを伝える。
技術だけではなく、相手を思いやる心も育てなければ、手綱操作は上達しないのです。


乗り終わった後は、ありがとうの気持ちを込めてポニーの手入れをします。
暑い中、がんばってくれましたからね。

というわけで、この日のポニースクールはこれまで。

上は5年生から下は1年生までいましたが、元々知り合いだったかどうかは関係なく、あちこちでお互い協力し合ったり、教えあったりという光景が見られました。
初対面同士で、なかなか打ち解けるというところまではいっていない子もいましたが、それでもお互い声をかけ合ったり、応援したり。
ちょっとした言い争いがあったり、仲直りがあったり。
学校以外でも、ポニーや遊びを介して、子どもたちにそんなことができる環境を提供できる場になれれば、と我々JASAは考えています。
これからの参加も、首を長ーくしてお待ちしております!!


本文中に載せきれなかった写真はこちらからどうぞ。



それから。
この日もファームボランティアとして市川さんにお手伝いいただきました。
いつもいつもありがとうございます!
本当に助かっています!!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヘルメット (lil)
2013-09-04 06:32:13
ヘルメットをつけずに乗せるのは問題です。
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lil様へ (原田 晃)
2013-09-05 14:51:18
lil様
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。

ヘルメットの件、ご指摘ありがとうございます。
ご指摘通り、乗馬時の安全管理としてヘルメットの着用は必須だと思います。スタッフ間できちんと共有いたします。

ただし、JASAファームの現状としまして、ポニースクールでの軽乗及びポニーライド(引き馬乗馬)等におきましては、基本ヘルメットをかぶらないで行います。

軽乗は、馬への飛び乗りから始まり、馬上でのアクロバティックな動き、運動を行います。むしろ、落馬の危険があると言えます。が、激しい運動をするので、ヘルメットをかぶることでの視界不良や動きの不便さを考慮して、あえて非着用としています。
おそらく、軽乗を行っている多くの施設(国内外)も同様に考えているのではないかと思われます。

また引き馬乗馬に関しては、スタッフが引手を持ち、慣れた馬で行うことを前提としており、また一般のお客様(乳幼児~全世代)に気軽に乗馬を体験していただき、馬とのふれあいを楽しんでもらいたいため、ヘルメットをかぶらずに乗馬をしていただいております。

さらに、JASAファームでは年齢、性別のほかにも、ハンデのあるなしも問わずに、馬とのふれあいを楽しんでいただいております。
ハンデのある方の中には、ヘルメットをかぶれない(正確にはかぶりたくないかもしれませんが)方がいらっしゃいます。付添の方(保護者、指導員など)との相談の上、本人にとって、今何が一番大切なのかを考え、非着用での乗馬を行うこともあります。ご理解くださいますよう、お願いいたします。

何度も申し上げますが、安全は何においても優先すべき事項だと承知しております。
ですので、かぶる必要がないというわけではございません。相手が生き物である以上、また閉ざされた空間で乗馬をしているわけではないので、いつ何が起きるかわかりません。細心の注意を払い、まずは事故が起きないように、馬、周囲の環境をはじめ、スタッフの意識の改善により、できうる限りの安全管理(リスクマネジメント)を行います、

この夏に開催したキャンプの写真をご覧になっていただけばわかっていただけると思いますが、手綱操作の練習をする子ども達にはヘルメットをかぶらせております。
イギリス在住の方からのあたたかいご支援により、ヘルメットの数も増え、サイズも豊富になり、順番待ちの子どもが、ヘルメットをかぶって待っていられる=交代時の時間のロスが短くなる=ようになりました。



我々の言葉足らず、表現の下手な部分で、皆様には不安や不快を与えてしまうことがあるのかもしれません。
lil様の今回のご指摘は、大変ありがたく思います。
今後とも何かございましたら、ご指導いただけたらと存じます。
どうもありがとうございました。

JASAファーム 原田 あたろう 晃
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